8月22日(火)は15時過ぎばあに、東京大学の学生さんと慶應義塾大学の学生さんらあ総勢21名の皆さんが司牡丹酒造にお越しになり、酒蔵見学&ワシの講演やったがやき。
三翠園の中澤社長さんから依頼の案件で、8月20日〜26日の1週間の日程の「東京大学体験活動プログラム」の一環として、この日に司牡丹の酒蔵見学とワシの講演が組み込まれたっちゅうことながよ。
15時過ぎばあに皆さんがお越しになり、引率の「オラガ総研株式会社」牧野知弘社長さん(全国渡り鳥生活倶楽部株式会社代表取締役)にご挨拶さいてもうたがやき。
時間が押しちゅうもんやき、早速酒蔵見学にご案内さいてもうたがよ。
まずは玄関の酒林、約180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁の一号蔵内にズラリと並ぶ貯蔵タンクらあをご案内さいてもうたがやき。
ほんで、「酒蔵の道」を歩きもって、「焼酎蔵」や、朝ドラ「らんまん」の撮影に使われた辺りを、ワシの解説付きでご案内さいてもうたがよ。
続いては、「平成蔵」の前に用意しちょった「酒造設備パネル」を使うて、「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹室」「酒母室」らあを、解説さいてもうたがやき。
お次は、牧野富太郎博士の実家の酒蔵跡地、「牧野蔵」にご案内さいてもうて、こちらに設置されちゅう蒸留器にもご案内し、いろいろ説明さいてもうたがよ。
続いては、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にご案内し、いろいろ試飲していただいたがやき。
数名の未成年者の学生さんにゃあ申し訳なかったけんど、成人しちゅう学生の皆さんらあは、こぢゃんと大悦びで次々と試飲されよったがよ。
さてお次は、16時過ぎばあから、司牡丹の食堂に移動して、ワシの講演ながやき。
9月7日(木)の東京での別件の講演のために準備しちょったパワーポイントの資料がボッチリやったき、こちらの資料を配布さいてもうて、約1時間弱、講演さいてもうたがよ。
タイトルは、「食・酒・人・宴で土佐の未来を創る!」(〜食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!宴が楽しい!〜)っちゅうがながやき。
まずは「司牡丹のSTORY」として、「司牡丹の歴史と由来」、「日本を創った偉人たちと司牡丹」、「司牡丹の水」、「司牡丹の米」、「司牡丹の技」、「司牡丹の心」らあについて、お話さいてもうたがよ。
続いては、「土佐の風土の食のSTORY」で、鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の「山の幸」「川の幸」「海の幸」らあについて紹介さいてもうて、さらに「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」らあについても紹介さいてもうたがやき。
お次は、「土佐酒のSTORY」で、「なんで今、土佐酒が一番面白いがか?」の理由を、「風土・地域性・食文化と密接につながった辛口酒が頑としてベースにある!」ことや、「分析結果等を共有し全体のレベルの高さ日本一!入賞率・金賞率日本一!」等々、10の理由を挙げさいてもうて、解説さいてもうたがよ。
続いては、「土佐『人』のSTORY」についてで、見ず知らずの人にも悦んで奢る、太陽のように底抜けに明るい県民性についてや、土佐ならではの伝統的おもてなし文化「なかま文化」についてらあを、解説さいてもうたがやき。
お次は、「土佐の宴のSTORY」で、日本じゃあ珍しい「外飲み」が大好きな土佐人についてや、土佐ならではの伝統的お座敷文化が今も健在やっちゅうあたりらあを、解説さいてもうたがよ。
続いては、現在設立準備中のNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」についてで、「土佐伝統お座敷文化」の再定義や、「ミッション(使命)」らあについて、説明さいてもうたがやき。
ほんで最後に、「土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日!」っちゅう、土佐の高知の未来の姿について、説明さいてもうたがよ。
講演後も、何名かの学生さんらあから、次々と質問があり、こぢゃんと熱心に聴講していただいたことがヒシヒシと伝わってきて、まっこと嬉しいかぎりやったがやき。
こうして17時過ぎばあにゃあ、皆さんはマイクロバスにて、次の会場に移動されたがよ。
東京大学体験活動プログラムの一環としてお越しいただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社