「人生に命を賭けてないがやき。ほんじゃき、とかくただの傍観者になってしまうがぜよ。」(岡本太郎)
1970年の大阪万博のシンボル、「太陽の塔」の作者として有名な芸術家、岡本太郎(1911〜1996)さんの言の葉ながよ。
自分の人生やに、どういてかただの傍観者のように振る舞う人が、世の中にゃあ少のうないがやき。
実は、自分の人生において起こるこたぁ全て、「自分事」のはずながよ。
けんどそれを、「こりゃあ自分にゃあ関係ない!」とか、「そりゃあ自分の責任やない!」とかっちゅうて何じゃち回避して、「他人事」にしてしまいたがる人が少のうないき、結局ただの傍観者みたいな振る舞いになってしまうがやき。
けんど、それじゃあいつまで経ったち、自分の人生を生きちゅうことにゃあならんっちゅうことに、気づかにゃあいかんがよ。
岡本太郎さんの、「人生に命を賭ける」っちゅう表現は、大げさに聞こえるかもしれんけんど、ほいたら自分の人生に命を賭けいで、いったい他の何に命を賭けるっちゅうがぜよ?
自分ならではの人生を自分らしゅうに精一杯生き切るっちゅうんが、命を賭けるっちゅうことであり、そういう人が増えていきゃあ、ただの傍観者は減っていき、世の中はまっとまっと、ドンドンえい方向に展開していくはずながぜよ。