

リアルとオンラインでのハイブリッド開催やっちゅうことで、ワシゃあ15時前ばあにうかごうたら、リアル会場にゃあ50名ばあの参加者がおられ、主催者の方らあに聞いたところ、オンラインじゃあ700人ばあが視聴されゆうっちゅうことやったがよ。

さて、15時半〜16時半がワシの特別講演の持ち時間で、司会者の方から簡単な紹介があり、パワポを使うてワシが講演さいてもうたがやき。



タイトルは、「食・酒・人・宴で土佐の未来を創る〜食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!宴が楽しい!〜」ながよ。
まずは「司牡丹のSTORY」っちゅうことで、「司牡丹の歴史や由来」、「日本を創った偉人たちと司牡丹」らあについてや、「司牡丹の水のSTORY」、「司牡丹の米のSTORY」、「司牡丹の技のSTORY」、「司牡丹の心のSTORY」らあについて、それぞれ語らいてもうたがやき。


お次は、「土佐の風土の食のSTORY」について、語らいてもうたがよ。

鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の、まずは山の幸にゃあ、<春>イタドリ<夏>リュウキュウ<秋>柚子<冬>葉ニンニクらあがあるがやき。
次に、川の幸にゃあ、<春>川エビ<夏>鮎<秋>ツガニ<冬>川ノリらあがあり、海の幸にゃあ、<春>ドロメ<夏>初鰹<秋>サバ<冬>ウツボらあがあるがよ。
さらに、土佐の高知にゃあ独特の豊かな食文化があり、土佐の酢みかん文化(柚子、ブシュカン、直七らあの香酸柑橘類を酢として多用する文化)と、土佐寿司文化(柚子酢を酢飯に使うた野菜寿司「土佐田舎寿司」等、何でも寿司にすると言われるばあ多様な郷土寿司文化)らあが存在しちゅうっちゅうて、語らいてもうたがやき。
続いては、「土佐酒のSTORY」(〜なぜ今、土佐酒が一番面白いのか?〜)ながよ。
なんで今、土佐酒が一番面白いがかっちゅうたら、まずは「そんな風土・地域性・食文化と密接につながった辛口酒が頑としてベースにある」っちゅうことが根本で、それをデータで証明しもって、まずはお話さいてもうたがやき。

そのベースの上に、「真逆の酒質である超甘口酒(CEL24)も各社から発売されいずれも大人気!」、「バラエティに富む高知酵母と県産米らあを駆使し18蔵ならではの個性が豊か!」、「分析結果等を共有し全体のレベルの高さ日本一!その証明!昨年度全国新酒鑑評会入賞率・金賞率ともに日本一!」、「産官学が連携(土佐酒振興プラットフォーム)し常にブラッシュアップ!米も酵母も、未来品質も!」、「土佐酒として一丸となったブランドコンセプト(TOSA NAKAMA SAKE)が明確!」、「世界初のユニークな取り組み!宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒!」、「『なかま』を広げるツール『酔うちゅう部』も誕生!さらに世界へ!」、「園芸王国である土佐ならではのリキュールもバラエティ豊富!」、「あちらからもこちらからも応援者続出!天も土佐酒を応援?!」(2023年春の朝ドラ「牧野富太郎」!2025年あたりに、「dancyu」植野編集長が発起人となった映画「おきゃく(OKYAKU)」公開予定!)……ちゅう面白いネタがズラリとあるっちゅうことを紹介さいてもうたがよ。



お次は、「土佐『人』のSTORY」で、見ず知らずの人にやち悦んで奢る、太陽のように底抜けに明るい県民性らあについて、語らいてもうたがやき。
続いては、「土佐の宴のSTORY」で、日本じゃあこぢゃんと珍しい「外飲み」が大好きな土佐人についてや、料理も杯も席も「なかま」(シェアの意味)にして、お座視遊びまで飛び出す世界一楽しい宴についてらあを語らいてもうたがよ。


ほんで、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」は、土佐の高知っちゅう地域を有意味化する、極めて有望な独自化戦略になるっちゅうて語らいてもうたがやき。
そのために、年内の設立に向けて今ワシらあが動きゆう、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」についてを語らいてもうたがよ。


ほんで締め括りにゃあ、そう遠うない未来に、土佐にゃあ世界中から人々が集まり、土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日がくるやろうっちゅうて、断言さいてもうたがやき。

だいたいこんなようなお話をさいてもうて、ワシの講演は終了し、ちくと10分ばあ時間があったき、何名かの方々から質問をいただき、それらあにも答えらいてもうたがよ。
皆さん、熱心にご聴講いただき、また拍手喝采をいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、15分ばあの休憩をはさんで、お次の特別講演「クライアント・ベンダ一体となった未知ビジネス領域への挑戦〜金融業界慣行のDX化を目指すプラットフォーム〜」(株式会社東京証券取引所IT開発部トレーディングシステム担当課長谷岡和臣氏)を聴講さいてもうたがやき。

こうして18時前ばあにゃあ、「PMシンポジウム2023」の初日は終了したがよ。
特別非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会の皆さんやスタッフの皆さんらあにご挨拶して、会場を出たがやき。
ほんで、会場に聴講に来てくれちょった、佐川小学校の同級生中村くんと待ち合わせて、有楽町に移動し、「酒蔵レストラン 宝」にて痛飲したがよ。
小学校以来やきに49年ぶり!実に約半世紀ぶりやきに、まっこと懐かしいを通り越して、ハッキリゆうて実は顔を見たち分からんかったがやき。
中村くんは、たまたま今回の講演の案内を見て、ワシが講師になっちゅうっちゅうことで、今回の講演に申し込んでくれちょって、連絡をくれちょったき、飲みに行くことにさいてもうたがよ。
あまりに久しぶりやき、最初はちくとぎこちなかったけんど、「船中八策」(超辛口・純米酒)をガンガン酌み交わし、「穴子蒲焼き」や「厚切り鰹の塩タタキ」らあをいただきゃあ、一気に打ち解け合うて、小学校時代の話題やら朝ドラ「らんまん」の話題やら何やらで、こぢゃんと盛り上がっていったがやき。





中村くん、連絡いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社