まず、10月2日(月)は16時から、司牡丹酒造(株)令和5酒造年度「蔵入り」の祝宴やったがやき。
蔵人の皆さんが蔵に入って酒造りがスタートするっちゅう「蔵入り」は、司牡丹じゃあ毎年10月1日の「日本酒の日」ながやけんど、今年は日曜やったき2日になり、祝宴は近辺のワシの都合がつく日に開催されよったけんど、今年はそのまんま2日になったがよ。
蔵の会所場に、蔵人と醸造部のみんなあと、社長のワシや専務らあ20人ばあが集まり、その酒造年度の酒造りスタートのおめでたい宴会ながやけんど、コロナ禍で3年連続で中止となっちょって、久々の4年ぶりの開催ながやき。
さて、みんなあが集まり、醸造部の平野くんの進行にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうたがよ。
今年の4月から司牡丹に入社したワシの息子の元希が、この日から蔵に入って半年間酒造りを学ぶきに、皆さん宜しゅうお願いしますっちゅうて、ご挨拶さいてもうたがやき。
ほんで、山岡専務、渡邉部長の挨拶があって、「土佐司牡丹」の燗酒が配られ、魚住部長の発声にて、みんなあで乾杯したがよ。
まずはお刺身をいただきもって、「土佐司牡丹」の燗酒を、周りの方々らあと酌み交わして盛り上がったがやき。
続いてお弁当が配られ、こちらをいただきもって、「土佐司牡丹」燗酒をガンガン酌み交わして、さらに盛り上がったがよ。
かつては、蔵で飲む際にゃあ、よっぽど気合いを入れちょかにゃあイカンばあ皆さん飲みまくりよったけんど、最近の方々はあんまり飲まんし、車で通いよって全く飲めん方らあもおるきに、ちくと寂しいもんながやき。
そうはいうたち、やっぱし古うからおる方々はガンガン酌み交わしまくりよって、大いに盛り上がったがよ。
早めに帰らにゃあいかん方らあもおるっちゅうことで、17時半ばあにゃあ浅野杜氏の中締めにて、一旦お開きとなったがやき。
ちなみにワシゃあその後も、18時過ぎばあまで、残った古うからの皆さんらあと酌み交わしまくり、盛り上がりまくらいてもうたがよ。
醸造部の皆さん、蔵人の皆さん、またこっから3月までの半年間の酒造り、ホンマに宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
さて、その後はワシゃあJRで佐川駅から高知駅に移動し、「かもん亭」さんに向こうたがやき。
こちらにて19時半から、高知県名古屋事務所さんの事業の一環で、名古屋駅近くの円頓寺商店街の皆さんらあが高知に来られちょって、その方々らあとの「土佐酒と高知食材の勉強会」(懇親会)が開催されるっちゅうことで、ワシゃあちくと遅れて参加さいてもうたがよ。
毎年2月から3月にかけて、円頓寺商店街にて「エリアジャック高知フェア」が開催されよって、昨年は59店が参加され、土佐酒も好評やったっちゅうことで、皆さんから酒造りの現場を見て勉強したいっちゅう声が上がったらしゅうて、この日に9名の方々が高知入りされ、「美丈夫」→「安芸しらす食堂」→「安芸虎」→「豊能梅」→「酔鯨」→「とさのさとアグリコレット」っちゅうなかなかハードなコースを巡り、「かもん亭」っちゅう流れやったっちゅうがやき。
ワシが到着したがは、19時40分ばあやって、既に皆さん土佐酒を酌み交わし、土佐の料理を食べられもって、高知県酒造組合技術顧問の上東先生の講義を、真面目に聴かれよったがよ。
そんなくへ、既に足るばあ飲んで立派な酔っぱらいになっちゅうワシが乱入し、いきなりワイワイになって名刺交換したりしてしもうたもんやき、まっこと上東先生にゃあ申し訳ございませんでしたぜよ!
上東先生の講義が終わった後は、名古屋からの皆さん9名と、一般社団法人高知県地産外商公社の山中主任と、高知県名古屋事務所の岡本チーフと同濱田主査と、上東先生とワシとっちゅう14名にて、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。
既に「鰹のタタキ」らあの「かもん亭」さんのメチャクチャ美味しいお料理がズラリと出されちょったがやけんど、ワシゃあ残念ながら既に立派な酔っぱらいやき、あんまりいただけんかったがよ。
けんど、旬のツガニ料理やツガニ汁らあが出されたき、これらあだっけは「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)をいただきもって美味しゅう堪能さいてもうたがやき。
円頓寺商店街の皆さんからは、いろいろ資料もいただいたがやけんど、そん中にゃあ「名古屋円頓寺商店街の奇跡」っちゅう新書本も入っちょって、その商店街復活劇は全国的にも有名になっちゅうらしゅうて、見学者が引きも切らんらしいがよ。
こりゃあ是非ワシも行ってみたいっちゅうことで、来年の「エリアジャック高知フェア」の日程をたずねりゃあ、2024年2月11日(日)の12時〜20時を予定しちゅうっちゅうことやったき、ワシゃあ早速予定表に書き入れさいてもうて、うかがわいていただくことを約束さいてもうたがやき。
さらに「松原ミートのブーダンノワールのサラダ」らあをいただきもって、皆さんと土佐酒をガンガン酌み交わしまくり、盛り上がったがよ。
こうして22時ばあにゃあ、「かもん亭」さんでの懇親会はお開きとなったがやき。
円頓寺商店街の皆さん、まっこと土佐の高知までわざわざお越しいただき、ありがとうございましたぜよ!
ちなみに大半の方々はホテルに帰られたがやけんど、酒豪の方もおられて、地元ならではの場末のスナックに行きたいっちゅうことやったき、高知県名古屋事務所の方々らあと共にスナック「こぶたや」さんにご案内さいてもうて、「マキノジン」のソーダ割をガンガン酌み交わし、カラオケも歌いまきって行き抜けてしもうたがよ。
さて、その翌日の10月3日(火)は、その円頓寺商店街の皆さんらあが、14時ばあから1時間ばあ、司牡丹に酒蔵見学に来られたがやき。
ちなみにこの日の皆さんのコースは、「高知アイス」→「亀泉」→「大正軒」(鰻重ランチ)→「司牡丹」→高知空港…ちゅう、これまたハードスケジュールやったようながよ。
ワシが解説さいてもらいもって、玄関の酒林、江戸時代末期建築の一号蔵、「らんまん」の撮影も行われた「酒蔵の道」、司牡丹の醸造の肝「平成蔵」、元牧野博士の酒蔵やった「牧野蔵」の蒸留器……ちゅう順番にてご案内さいてもうて、最後に「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、試飲していただき、お土産らあも購入していただいたがやき。
こうして15時ばあにゃあ、皆さん空港に向こうて出発されたがよ。
円頓寺商店街の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
続いて、10月6日(金)は朝9時前ばあから、司牡丹酒造令和5酒造年度の「蔵入り」の神事やったがやき。
蔵人の皆さんが蔵に入って酒造りがスタートするっちゅう「蔵入り」は、司牡丹じゃあ実際は毎年10月1日の「日本酒の日」(※今年は日曜のため10月2日)ながやけんど、その神事は近辺の縁起がえい日に開催されゆうがよ。
事務所の神棚や祭壇を準備し、神官さんにお越しいただき、ワシと山岡専務、渡邉部長、魚住部長らあと事務所のみんなあが集まり、司牡丹の本年度の安全醸造と繁栄を祈願し、お祓いしていただいたがやき。
続いては、本年度の酒造りが始まったばっかしの平成蔵へ。
こちらでも、ワシと山岡専務、魚住部長に、浅野杜氏以下、醸造部のみんなあと蔵人のみんなあが集まって、司牡丹の本年度の安全醸造と繁栄を祈願し、お祓いしていただいたがよ。
令和5酒造年度も、こぢゃんと美味しい司牡丹が醸され、お客様にこぢゃんと悦びや癒しをもたらし、「分断」も「疎遠」も「孤立」も、そして「ウイルス」も、世の中から吹き飛ばしてしまえますよう、心からお祈り申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社