「反省するこたぁ反省するがやき。けんど一度寝えたら忘れるがぜよ。」(古田敦也)
ヤクルトスワローズで名捕手として一時代を築いた元プロ野球選手で、監督・野球解説者・スポーツキャスター・タレントの、古田敦也(1965〜)さんの言の葉ながよ。
反省するこたぁ、当然大切ながやき。
自分のその日の仕事はどればあのレベルやったか、ベストを尽くすこたぁできたがか、他にまっとえいやり方はなかったがか、あの失敗の理由は何やったがか……ちゅう反省がなけりゃあ、次の飛躍も進歩もないなってしまうがよ。
けんど、あんまり反省に力点を起きすぎてしもうたら、そりゃあ自己卑下につながってしまいがちながやき。
何でワシゃあまたこんな失敗をしてしもうたがやろうとか、ベストを尽くしたつもりやったにダメやったとか…… 反省に力点を起きすぎりゃあ、そっから、ワシゃあ何ちゅう運のない人間ながやろうっちゅう具合に、自己卑下に向こうてしまいがちながよ。
そうなってしまやあ、自信もないなる、モチベーションも低うなる、やる気もでんなる……それが原因でますます結果もでんなるっちゅう、悪循環に陥ってしまうがやき。
ほんじゃき、反省するこたぁ反省したら、その反省で出た答えだっけはシッカリ覚えちょいて、反省した内容らあについちゃあ、一晩寝えたら忘れてしまうばあが、ボッチリやっちゅうことながぜよ。