10月13日(金)は、栃木県鹿沼市の「嶋田屋鹿沼本店」さんにて「秋の日本酒会」の「司牡丹の会」が開催されたがやき。
嶋田屋さんは、大正元年創業っちゅう老舗の酒屋さんで、サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんの御用聞きこそが原点やっちゅうて語られる、生粋の酒屋さんながよ。
また、「重い酒」を運ぶだっけが嶋田屋の仕事やのうて、お酒っちゅう商品をきっかけに行われる人間同士の出会い、ふれあい、活かしあいが重要で、そん時「重い酒」が「思い酒」に変わるっちゅうて、アツうに語られるがやき。
また、嶋田屋さんは鹿沼本店の店内に「Sake Cafe」っちゅう角打ちコーナー(椅子あり)も設置されちょって、こちらにてほぼ毎月のように、全国各地の蔵元を招いての日本酒の会を開催されゆうがよ。
ほんでこの度、10月13日(金)18時から、嶋田屋鹿沼本店「Sake Cafe」にて、「司牡丹の会」を開催することが決定したっちゅう流れながやき。
さてまずは、司牡丹の滝澤関東統括部長と16時ばあに宇都宮駅にて待ち合わせて、「Utsunomiya Terrace」2階の「嶋田屋酒店・宮みらい店」さんに、ちくとご挨拶さいてもうたがよ。
ほんで、嶋田社長さんがお迎えに来てくださり、宇都宮から車で鹿沼市に向こうたがやき。
16時半ばあにゃあ、「嶋田屋酒店・鹿沼本店」さんに到着したがよ。
なかなか広うて立派な店舗で、巨大な看板にゃあ、「伝えたい酒がある 伝える想いがある」っちゅうて柱に記載されちゅうがやき。
またお店の裏手にゃあ、問屋並みの広い倉庫があり、マイナス5℃で日本酒を保存管理できる冷蔵庫まで完備しちゅうっちゅうき、まっこと凄いことながよ。
店内に入りゃあ、「司牡丹の会」の案内版が掲示されちょって、「Sake Cafe」コーナーにゃあ既にこの日の参加者15名(プラス滝澤部長とワシで17名)分のお席が用意されちょったがやき。
さらに店内を散策さいてもらやあ、黒板を使うた素晴らしいディスプレーもあり、また冷蔵庫にゃあこの日のイベントに使う司牡丹のお酒がバッチリ冷やされちょって、全国の銘酒や珍味らあもズラリ取り揃えられちょって、まっこと日本酒ファンにとっちゃあタマラン、垂涎のお店ながよ。
ワシが高知から送らいてもうた珍味の「豆腐ジャーキー」「司牡丹・食べる酒粕」や、また「鰹の藁焼きタタキ」に使う「天日塩」と「柚子果汁」や、滝澤部長の用意した「おつまみエノキ」も出されちょったがやき。
17時半ばあから、ボチボチお客様も集まられだいたがよ。
ほんで18時にゃあ、嶋田社長さんの司会進行にて開会し、まずは司牡丹社長のワシからご挨拶さいてもうて、滝澤部長も紹介さいてもうたがやき。
最初のおつまみ、「豆腐ジャーキー」と「おつまみエノキ」が出され、乾杯酒の本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)が出されて、皆さんにワシが注いで回らいてもいて、このお酒で乾杯したがよ。
さあ、そっから後は美味しそうなお料理が次々に出され、皆さん写真を撮りまくりになったがやき。
まずは何ちゅうたち、土佐の高知の鰹一本釣りの町、中土佐町久礼の獲れたての戻り鰹をすんぐに藁焼きして、冷凍せんと生のまんまでクール便にて直送したっちゅう、絶品「戻り鰹の藁焼き塩タタキ」が登場したがよ。
土佐の天日塩と、お好みで柚子果汁をかけていただくっちゅうバージョンながやき。
また、「嶋田屋鹿沼本店」さんのお隣の魚屋さん、「田中屋」さんの「鰹のタタキ」も出されちょったがよ。
さらに、「牛肉と里芋の煮物」、「大葉と梅の春巻」、「船中八策酒粕クリームチーズの酒盗掛け」、「レンコンのキンピラ」、「春雨サラダ」らあが出されたがやき。
ちゅうことで、即座にお次のお酒、お料理に合う「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)が出され、皆さん飲んで食べて語り合うて、盛り上がっていったがよ。
続いては、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)が出され、皆さんガンガン酌み交わされだいたがやき。
しばし盛り上がったあたりで、お次は「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)が出されたがよ。
ワシから、「戻り鰹の藁焼き塩タタキ」にゃあ、この「船中ひやおろし」を是非合わせてやってみてほしいっちゅうて、皆さんに発表さいてもうたがやき。
早速皆さん、ご堪能いただき、アチコチから「絶品!」「こりゃ旨すぎる!」っちゅう声が聞こえてきたがよ。
ワシもいただいたがやけんど、やっぱし「戻り鰹の藁焼き塩タタキ」と「船中ひやおろし」の組み合わせは、秋の最強タッグやとあらためて強う思うたがやき。
ちなみに田中屋さんの「鰹のタタキ」もいただいてみたがやけんど、こちらもかなりの美味しさやって、ちくとビックリしたがよ。
海無し県の栃木県鹿沼市の魚屋「田中屋」さん、恐るべしながやき!
19時ばあのかなり盛り上がってきた頃、本来出品予定やなかった「船中八策」のプレミアムバージョン「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)を、嶋田社長さんが出してくださり、皆さん大悦びやったがよ。
ワシも滝澤部長も、アッチコッチに移動しまくりもって、皆さんにガンガン注いで、ワシもガンガン飲まいてもうたがやき。
続いては、杜氏のポリシーをそのまんま酒名にした、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)が出されたがよ。
これまた皆さんに大好評で、アチコチからおかわりの催促をいただき、注ぎに回らいてもうたがやき。
お次は、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)が登場したき、ワシからは牧野富太郎博士と司牡丹の関係についてや、朝ドラ「らんまん」関連の裏バナシらあをちくと語らいてもうたがよ。
「花と恋して」も、これまた皆さんに大好評やったがやき。
これにて予定しちゅう日本酒は全て出されたっちゅうことで、ここで土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」を投入さいてもうたがよ。
ワシから、その遊び方を紹介さいてもうて、早速みんなあで「ベロベロの神様の唄」を歌いもってコマを回し、手拍子をして盛り上がったがやき。
「ベロベロの〜 神様は〜 正直な神様よ〜 おささの方へとおもむきゃれ ソレおもむきゃれ……」
ひょっとこ杯がお客様の1人にあたり、大爆笑の大盛り上がり!
早速ひょっとこ杯で飲んでいただき拍手喝采となり、続いてのお題は「スケベ」に決まり、再び「ベロベロの神様の唄」ながよ。
「ベロベロの〜 神様は〜 正直な神様よ〜 スケベの方へとおもむきゃれ ソレおもむきゃれ……」
いかにもスケベそうな方(失礼!)に、再びひょっとこ杯が当たり、皆さん大爆笑の中で、飲んでいただいたがやき。
最後のお題は、ドスケベに決まり、皆さん大ウケの中、またまた「ベロベロの神様の唄」で盛り上がったがよ。
「ベロベロの〜 神様は〜 正直な神様よ〜 ドスケベの方へとおもむきゃれ ソレおもむきゃれ……」
やっぱしベロベロの神様が降臨してくださり、ドスケベそうな方(大変失礼!)に天狗杯が当たり、大爆笑の渦になったがやき。
天狗杯を一気にあおっていただき、大盛り上がりの中で「可杯」遊びの実演が終了したがよ。
時間は19時半を過ぎちょって、ここで「炊き込みご飯」と「お漬物」と「シジミの味噌汁」が出され、皆さんホッコリと小休止ながやき。
ほんで、デザート酒として「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)が出されたがよ。
アチコチから「美味し〜い!」っちゅう声が聞こえてきたがやき。
終盤にゃあお楽しみ抽選会があったがよ。
司牡丹の「船中八策」(超辛口・純米酒)や「船中八策・前掛け」や「可杯」らあが当たるっちゅうことで、皆さんイッキにヒートアップながやき。
この抽選会も、普通のジャンケンやなしに、土佐のお座敷遊びの「集合拳」にての抽選会とさいてもうたがよ。
ワシが親になって、「グーをもって集合!」っちゅうて、「ジャンケン……パー抜け!」っちゅうたらパーを出した人らあが抜けていくがやき。
これを何回か繰り返し、残った人が4〜5人ばあになったら、ワシが「ジャンケン……チョキ飲み!」っちゅうて、チョキを出した方がお酒を一気にあおって、抽選賞品が当たるっちゅうことながよ。
予想以上に「集合拳」の抽選会は大盛り上がりに盛り上がり、賞品が当たった方らあは、大悦びでお酒をあおり、ニコニコ満面笑顔で賞品を手にされたがやき。
こうして20時にゃあ、大団円の中締めとなったがよ。
参加された方々は、皆さん満面満開全身笑顔になっちょって、「こんな楽しい宴会は初めて!」、「司牡丹、全部美味しかった!」、「絶対高知に遊びに行きます!」っちゅうて、口々に絶賛してくださり、ワシと滝澤部長は握手攻めに遭うたがやき。
皆さんに御礼を告げ、ワシと滝澤部長は「嶋田屋」さんの社員の方の運転にて宇都宮駅まで送っていただき、新幹線にて東京まで帰ったがよ。
ご参加いただきました皆さん、そして「嶋田屋」さんの皆さん、まっことまっこと、ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社