2023年11月01日

中小企業全国懇話会「第17回全国交流大会」ぜよ!

10月19日(木)は、日本政策金融公庫高知支店・中小企業事業の取引先の集まりである「高知親公会」メンバーの方々らあとともに、東京の「ホテルニューオータニ」にて開催された、中小企業全国懇話会「第17回全国交流大会」に出席さいてもうたがやき。


会場にゃあ、日本政策金融公庫中小企業事業の全国の取引先、87懇話会約11000社から、過去最高の約1100名が参加されちゅうっちゅうき、こりゃまっことスゴいことながよ。


13時半にゃあ総会が開会し、まずは中小企業全国懇話会第16期代表幹事の蒲田代表幹事さんから、開会のご挨拶があったがやき。
写真1  総会会場写真2  総会会場2












写真3  蒲田第16期代表幹事開会挨拶












続いては、株式会社日本政策金融公庫代表取締役専務取締役中小企業事業の米田本部長さんから、お祝辞があったがよ。
写真4 米田本部長祝辞











お次は議長選出で、増本副代表幹事さんが議長に就任されたがやき。
写真5  増本議長議事スタート











続いて議事がスタートし、第16期事業活動、第16期収支決算、第17期事業計画、第17期収支予算らあの、総会・幹事会承認事項の報告が事務局からあり、拍手でもって承認されたがよ。
2023.11.1写真6  議事

お次は、中小企業全国懇話会会則の改定について、事務局より報告があり、拍手でもって承認されたがやき。









続いては、第17期役員選出についてで、役員候補の方々のお名前が読み上げられ、こちらも拍手でもって承認されたがよ。
写真7  第16期役員紹介

お次は、現在の第16期の役員の皆さんがあらためて紹介され、皆さんに対して感謝の拍手が送られたがやき。









続いては、第16期の役員の皆さんが降壇され、第17期役員の皆さんが登壇されたがやけんど、そん中にゃあ我らが高知親公会の田村代表幹事さんもおられたがよ。
写真8 第17期役員登壇写真9  第17期役員に田村高知親公会代表幹事











ほんで、新代表幹事の池永第17期代表幹事さんが、ご挨拶をされたがやき。
写真10  第17期池永代表幹事挨拶











お次は、要望書採択についてで、全国87の懇話会より関係省庁や関係団体らあに提出される要望書についての報告があり、無事拍手でもって採択されたがよ。
写真11  要望書提出

続いては、池永代表幹事さんから米田中小企業事業本部長さんに、要望書が提出されたがやき。


これにて議事は終了し、増本副代表幹事さんは、議長の任を解かれたがよ。






お次は、中小企業事業本部からの感謝状贈呈で、第16期の蒲田代表幹事さんらあに、米田中小企業事業本部長さんから、感謝状が贈呈されたがやき。
写真12  感謝状贈呈











これにてご来賓の皆さんと幹事の皆さんが降壇され、続いては、周年動画の上映があったがよ。
写真13  周年動画

今年は、前身の中小企業金融公庫が設立されてから70年、懇話会が発足してから60年っちゅう節目の年やっちゅうことで、「いつの時代も懇話会の皆さまとともに」っちゅうタイトルの動画が流されたがやき。


いろんな方々のインタビューらあも交えて構成された、20分ばあの動画やったがよ。


阪神淡路大震災やリーマンショック、さらに東日本大震災らあの際の、公庫さんの活動やそれに対するインタビューらあもあったがやき。



たとえ大震災で全てを失うてしもうたち、社長がやる気さえ失うてないがやったら、3.11以前の信用で全面的に支援するっちゅう公庫さんの決断は、あらためて感動的やったがよ。


その後は、事務連絡らあがあり、15時前ばあにゃあ、総会は閉会となったがやき。


引き続き会場を移動し、15時20分からは、講演会ながよ。


帝京大学スポーツ局長・スポーツ医科学センター教授で、帝京大学ラグビー部前監督の岩出雅之氏による、「心理的安全環境がもたらす自律型組織のつくり方〜自ら学び、成長する心のマネジメント〜」っちゅう講演があったがやき。
写真14  講演会写真15  講演会2












司会の方から、講演会は写真撮影や動画撮影は禁止っちゅうアナウンスがあったき、残念ながら講演中の画像はないけんど、企業経営やマネジメントにとって、こぢゃんと学びになった80分の講演やったがよ。


まず岩出氏は、最初っから大学でラグビー部の監督になりたかったがやけんどなれんかって、最初は中学校の教師になって野球部の監督をし、続いては高校の教師になってバスケ部の監督をするっちゅう、そんなある意味不遇の時代があったがやけんど、そんときにマネジメントをしっかり学ぶことができたっちゅうがやき。


ほんでそのお陰で、帝京大学のラグビー部監督に就任してから、2009年から2017年まで9連覇を成し遂げることができたがやっちゅうがよ。


なんで連覇できたがか、なんで帝京大学ラグビー部出身者はラグビーワールドカップ日本代表に多数選ばれるがか、さらになんで多くが主将に選ばれるがかっちゅうたら、「心理的安全環境」を作ったことと、それによって「自律型人材」を育てたことやっちゅうがやき。


まず「心理的安全環境」たぁ、誰もが安心できて、つまりネガティブなプレッシャーがのうて、自分らしい発言や行動ができて、お互いに高め合える環境やっちゅうがよ。


こういう環境を作る目的は、風通しを良好にして人間関係の質を改善し、個々人の集中力をアップさいて、パフォーマンスを向上させることにあるっちゅうがやき。


下級生やち誰やち自由に意見が出せりゃあ、情報交換が増えて、チームの知識量が増え、多様な価値観からのイノベーションも起きやすいっちゅうがよ。


ただし、間違うちゃあいかんがは、「心理的安全環境」を作るっちゅうんは、目標やないっちゅうことで、こりゃああくまでも大切な環境要因のひとつやっちゅうことながやき。


ほんで、そういう環境が整うことにより、「自己中心的」→「他者依存」→「自己主導」→「自己変容」っちゅう具合に、強制やのうて、自らの意志っちゅうよりか無意識的に、階段を一歩一歩上がっていってくれるっちゅうがよ。


また、岩出氏が監督やったとき、チームの理念にしちょったがは、「ダブルゴールを目指そう」やったっちゅうがやき。


こりゃあ、大学4年間でのゴールだけやのうて、さらにその先の未来のゴールも同時に目指そうっちゅうことやっちゅうがよ。


個人個人でいやあ、「飽きる」と「諦める」との戦いながやき、組織として組織力として、どればあ個人個人に関わってあげれるか、組織のみんなあで関わり合うことができるか、組織文化・チームカルチャーを耕すっちゅうんはそういうことであり、帝京大学愛らあてその先にしか生まれてこんっちゅうがやき。


ダブルゴールを目指す個人個人と伴走しもって、「Enjoy & Teamwork」やっちゅうがよ。


「Enjoy」っちゅうんは、「En」は「つくる」っちゅう意味で、「joy」は「悦び」っちゅう意味やき、そりゃあ「楽しむ」っちゅう意味やのうて、苦しいことも厳しいことも含めて、Enjoy(悦びをつくる)しょうっちゅうことやっちゅうがやき。


ちなみに、帝京ラグビー部は、脱体育会系やっちゅうことで、かつての「4年生は神様」っちゅうんと真逆で、部内の雑用らあは4年生がやるっちゅうがよ。


そんな先輩らあの姿を見て、何ちゃあできん自己チューやった1年生も、自ら成長していくっちゅうがやき。


「教育四則」っちゅうんがあって、そりゃあ「乳児は肌を離すな。幼児は肌を離して手を離すな。少年は手を離して目を離すな。青年は目を離して心を離すな。」っちゅうがやけんど、個人個人の「特性」やのうて「状態」を観察して、背景と会話して背景に働きかけていかにゃあイカンっちゅうがよ。


ほんじゃき、場合によっちゃあ青年やち、グッと抱き締めてやらにゃあイカン瞬間もあるっちゅうがやき。


また、今の子供たちはどんどんデリケートになっちょって、とにかく失敗しとうないっちゅう意識が強いっちゅうがよ。


ほんじゃち、「失敗=未成功」やっちゅうことをしっかり伝えること、さらに「失敗」は3つに分類できるっちゅうがやき。


「防ぐことができる失敗」は気づきを得りゃあ防げる、「複雑な失敗」は一つひとつに分解すりゃあ気づきを得ることができる、「知的な失敗」は、迷いを無くしちゃりゃあ力が出せるっちゅうがよ。


最後に岩出氏は、まずは「フィードフォワード」、つまり先を見据えて「これからどうすべきか」を追及し、次に「反省」やのうて「内省」=「リフレクション」(メタ認知の「ふりかえり」)し、続いて「フィードバック」、つまり過去の行動に基づき今後に活かすべき点を見出だすっちゅう順番を伝えてくださったがやき。


ラグビーの試合の前半で負けちょったち、ハーフタイムで反省やのうて、キチッとリフレクションさせることができりゃあ、チームがグッと変わって、後半で一気に逆転できたりするっちゅうがよ。


岩出さん、まっことこぢゃんと学びになるご講演、ありがとうございましたぜよ!


さてその後は、再び会場を移動し、17時10分から懇親会やったがやき。
写真16  懇親会場

1100人もおるきに、当然立食パーティーで、地域ブロックごとにテーブルが設営されちょって、ワシらあは中国・四国ブロックやったがよ。


ここでこの日初めて、高知親公会の皆さんや、公庫高知支店の事業統括さんらあにお会いすることができたがやき。






さて懇親会が開会し、まずは池永第17期代表幹事さんのご挨拶があったがよ。
写真17  池永代表幹事懇親会開会挨拶












続いてはご来賓の代表の方々からのお祝辞があり、お次はたくさんのご来賓のお歴々の方々のご紹介があったがやき。
写真18  ご来賓祝辞写真19  ご来賓紹介











ほんで懇親会開会から30分ばあ経過して、やっと乾杯となり、高知親公会の皆さんらあとビールを注ぎ合うて、乾杯したがよ。
写真20  乾杯

さあそっから後は、さすがは世界一宴が楽しい土佐の高知の皆さんで、それぞれがシュッと動いてお料理を取ってきてくれ、もちろんワシもどっさり取ってきて、立食「おきゃく」の始まり始まりながやき。









さすがは「ホテルニューオータニ」、お料理はどれも美味しかったがやけんど、やっぱし土佐人はあんまり立食は好かんようで、ちくとやっぱし皆さん落ち着かんようやったがよ。
写真21  懇親会風景写真22  懇親会風景2











それでも、飲んで食べて語り合うて、それなりに盛り上がったがやき。


歴代の高知支店の事業統括さんらあもご挨拶に来てくださったりして、盛り上がったがよ。


お酒も、ビール以外にワインや蒸留酒らあもあったき、日本酒はあるかよっちゅうて若い女性スタッフに聞いてみたら、「日本酒??ウィスキーとかですか?」っちゅう答えが帰ってきたときにゃあ、みんなあでのけぞってしもうたがやき。


まっこと現代の若い人らあは、日本酒とウィスキーの区別すらつかんっちゅうことで、かなりショッキングな出来事やったがよ。


けんど、その女性スタッフも後じゃあ、一応「菊正宗」の300ml瓶を持ってきてくれたがやき。


そんなこんなで、しばし飲んで食べて語り合うて盛り上がりよったら、早くも18時半にゃあ中締めとなり、1100人が威勢よう三本〆をして、大団円のお開きとなったがよ。
写真23  懇親会中締め

中小企業全国懇話会の皆さん、日本政策金融公庫の皆さん、そしてご来賓の皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!








さてその後は、ワシらあ高知親公会と公庫高知支店のメンバー7名にて、タクシーで移動し、東京国際フォーラム「酒蔵レストラン 宝」にて、2次会がスタートしたがやき。
写真24  2次会・宝 ポテトサラダ

もちろん、この2次会は、ワシがセッティングさいてもうたもんながよ。










まずは生ビールで乾杯の練習をして、「ポテトサラダ」や「牡蠣の煮物」らあをいただいたがやき。
写真25  牡蠣のゴロゴロ煮












ほんで、当然「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)にて、正式な乾杯をしたがよ。
写真26  船中八策ひやおろし

さあそっから後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うての、土佐の高知らしい「おきゃく」となって、盛り上がったがやき。










「玉子焼き」の美味しさも皆さんに好評やったけんど、岐阜名物の「漬物のステーキ」は、皆さん初体験やったようで、「こりゃうまいっ!」っちゅうて大好評やったがよ。
写真27  玉子焼き写真28  漬物ステーキ













その後も、いろいろいただきもってガンガン酌み交わしまくり、大盛り上がりに盛り上がったがは、当然やったがやき。


高知親公会の皆さん、そして日本政策金融公庫高知支店中小企業事業の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 13:39│Comments(0)