10月20日(金)は、JTBパブリッシング発行の月刊誌「ノジュール」(https://www.nodule.jp )12月号の取材で、まずは15時ばあから、司牡丹の酒蔵の取材やったがやき。
ちなみに「ノジュール」は、旅・食・文化に関心がある50代60代中心の約5万人が年間定期購読されゆうっちゅう、書店らあじゃあ手に入らん月刊誌で、ワシの提案する土佐の高知のネタらあをこぢゃんと気に入っていただき、度々取材に来てくださりゆうがよ。
株式会社JTBパブリッシング・ライフスタイルメディア編集部「ノジュール」の廣井編集長さん、株式会社スケープスの山口さんと入江さん、株式会社フジドリームエアラインズの天野さんっちゅう4名の皆さんを、まずは司牡丹の玄関の酒林、続いて江戸時代末期建築の白壁の一号蔵にご案内し、いろいろ写真を撮っていただいたがやき。
ほんで、「酒蔵の道」を通り、朝ドラ「らんまん」の撮影場所の焼酎蔵の前を通り、仕込み蔵にご案内さいてもうたがよ。
こちらにて、浅野杜氏がモロミのチェックをしゆうシーンらあを撮影してもうたがやき。
続いては、牧野富太郎博士の実家の酒蔵「岸屋」やった場所、「マキノ蒸留所」にご案内さいてもうたがよ。
こちらの蒸留器にて、高知県初のクラフトジン、「マキノジン」が蒸留されゆうがやき。
お次は、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、運転手の入江さん以外の皆さんにゃあ、4品試飲していただいたがよ。
日本一の清流・仁淀川を彷彿とさせる「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、春らんまんをイメージさせる「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、華やかかつ風格ある深みの「司牡丹・酒槽搾り・純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)、海外でも大人気の「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)っちゅう、4アイテムやったがやき。
皆さん、いろいろ試飲していただき、「やっぱし旨いっ!」っちゅうて、絶賛いただいたがよ。
その後は、ちくとインタビューらあもあって、司牡丹の酒蔵取材は終了し、17時前にゃあワシも車に乗せてもうて、高知市内に向こうたがやき。
続いては、18時半から「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、「おきゃく」シーンの取材撮影のスペシャル司牡丹の会が開催されたがよ。
「ノジュール」12月号は、各地で日常的に愛され、その地の文化となっちゅう食について、旅ルボルタージュでの特集を予定しちょって、高知の食の魅力として「おきゃく文化」「なかま文化」をキーワードに、土佐の高知らしい郷土食を取り上げたいっちゅうことやったき、取材が入るっちゅうことを前提として集客さいてもうて、11名の皆さんにご参加いただいたがやき。
ちなみに今回は、取材がメインやし、宴会中に撮影らあでいろいろお願いすることもあるし、「ノジュール」側からもちくと予算が出るっちゅうことやき、参加費は格安の3000円にさいてもうたがよ。
さて、土佐らしい「おきゃく」っちゅうたら、そりゃあ皿鉢料理やっちゅうことで、「十刻」の大将坂本さんに、無理を言うて3枚の皿鉢をお願いしちょったがやき。
11名の参加者プラス、取材陣の4名とワシで16名になるき、皿鉢は1枚約5名やきにやっぱ3枚は必要っちゅうことながよ。
まずは参加者の皆さんにゃあ、生ビールを飲んでいただきもってご歓談いただきゆう間に、18時半ばあにゃあ皿鉢が到着!
まずは「生(刺身)・皿鉢」の登場で、よう見たら、何と通常は皿鉢にゃあ出さんばあの、鮮度抜群獲れだちピッチピチの刺身がズラリやって、ワシゃあビックリしたがやき。
昼獲れの鰹を即さばいた「グビ鰹」を筆頭に、希少な「モンズマガツオ」、絶品「活〆チヌ(クロダイ)」、カンパチの幼魚「ネイリ」、刺身としてトップクラスの美味しさと言われる「ベイケン(カイワリ)」っちゅう、オールスタークラスの刺身だらけっ!
こ、こんなスゴい魚種の皿鉢らあ、見たことないっ!
通常、皿鉢に盛るにゃあ時間がかかるき、鮮度がウリのこれらあの魚種は、普通は皿鉢にゃあ盛らんと、単品で出されるもんながよ。
それをギリギリまでさばかんと、わずか15分ばあの間にさばいて皿鉢に盛って出してきてくれたっちゅうことで、ワシゃあ感動してしもうたがやき!
大将の坂本さん、七種店長さん、まっことありがとうございますぜよ!
そんなスゴい「生・皿鉢」に加え、「寿司・組み物の皿鉢」が2枚(同じもの)登場!
こちらにも、「カマス姿寿司」、「土佐巻き」、「はらんぼ塩焼き」、「ブリ子煮付け」、「チャンバラ貝」、「マイゴ」、「大丸」……等々、絶品土佐料理が勢揃いながよ!
「ノジュール」撮影の皆さんも、この鮮度で出してくださったお店の矜恃に応えて、パパッと撮影を終わらいて、ワシらあの方に回してくださったがやき。
ほいたらまずは正式な乾杯やっちゅうことで、今回ご参加いただいた皆さんへの御礼として、佐川町永野埴生ノ川地区にて永田農法で育てられた最上級の山田錦のみを100%使用した、精米歩合35%の純米大吟醸酒を究極の「袋吊り搾り」したっちゅう、司牡丹最高峰のラグジュアリー酒、「座(THE)司牡丹」<720ml:22000円>を、皆さんに1杯ずつワシが注いで回らいてもうたがよ。
撮影スタッフの皆さんらあにも注いで、さあみんなあで威勢よう「かんぱ〜い!」ながやき。
その天にも昇るかのように華やかで繊細な香りと、風格すら感じさせる深うて柔らかな味わいに、皆さん「めちゃくちゃ・お・い・し・いっっ!!」っちゅうて大感激やったがよ。
さあ、そっから後は、せっかくの鮮度で用意してくださった「生・皿鉢」やき、早ういただかにゃあいかんっちゅうことで、皆さん一気に取り分けまくりになって、みるみるうちに「生・皿鉢」がスカスカになっていったがやき。
お酒も「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)と「裏司牡丹・ひやおろし」(純米酒)の一升瓶がドカンと登場し、みんなあでこれらあの酒をガンガン注ぎまくり、酌み交わしまくり、飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがよ。
とにかく、「生・皿鉢」の刺身が、どれもこれもうますぎるもんやき、お酒が進むこと進むこと!
ワシらあの宴席風景も、当然撮影されまくりやって、「チャンバラ貝」を取り出すテクニックらあも、撮影されたがやき。
ガンガン飲んでドンドン食べてゴンゴン語り合いまくり、大盛り上がりに盛り上がりまくり、お酒もジャンジャン追加しまくったがよ。
スタートから1時間ばあ経った頃にゃあ、皆さん立派な酔うたんぼになっちょったき、ボチボチこのへんでっちゅうことで、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」の出番ながやき。
ワシから、その遊び方をちくと紹介さいてもうて、早速みんなあで「ベロベロの神様の唄」を歌いもってコマを回し、手拍子をして盛り上がったがよ。
「ベロベロの〜 神様は〜 正直な神様よ〜 おささの方へとおもむきゃれ ソレおもむきゃれ……」
天狗杯が上東さんにあたり、爆笑の大盛り上がり!
ほいたら上東さんが、飲み終えた後に「ごちそうさま」を言い忘れたもんやき、「ごちそうさまが、聞こえない!ソレもう一杯!ソレもう一杯!」っちゅうて、天狗杯でもう一杯飲まされ、大爆笑になったがやき。
どうやら、いきなりベロベロの神様が降臨してくださったようながよ!
その後も、お題を「スケベ」やら「ドスケベ」やらに変えたりしもって、「ベロベロの神様の唄」を歌いまくり、大盛り上がりの渦に巻き込まれまくりやったがよ。
「ベロベロの〜 神様は〜 正直な神様よ〜 スケベの方へとおもむきゃれ ソレおもむきゃれ……」
撮影スタッフの入江さんにも当たり、大爆笑の大盛り上がりに盛り上がったがやき。
途中で興に乗って、「よさこい節」の歌を歌いだいた方もおられ、全員の手拍子でさらに盛り上がったがよ。
こぢゃんと盛り上がった後半の20時ばあにゃあ、地域商社こうちさんの方々が、「はし拳」を始められたがやき。
先日の10月6日に開催された「第55回・土佐はし拳全日本選手権大会」に出場いただいちょったっちゅうことで、そこで負けてから「はし拳魂」に火がついたようで、そん時に配られた「はし」を常に鞄にしのばいて持ち歩きゆうっちゅうがよ。
「はし拳」のルールが分からん方にゃあ、分かる方が教えもって、さあ「はし拳大会・十刻場所」の開催ながやき!
「いらっしゃい!」「三本!」「五本よ!」「よっしゃ、いただき!三本じゃ!」……
ちゅう具合に、あちらこちらで「はし拳」の対戦が始まり、さらにお酒がドンドン減っていったがよ。
終盤にゃあ、手が空いた大将の坂本さんにもお越しいただき、ワイワイの宴席の中でインタビュー取材が行われたがやき。
21時半ばあにゃあ、「座(THE)司牡丹」720mlが1本に加え、「船中八策・ひやおろし」が2本、「裏司牡丹・ひやおろし」が2本、「船中八策・きもと」が1本、さらに「土佐司牡丹」も1本と、一升瓶が6本、カラになっちょったがよ。
こうして22時前にゃあ、皆さんベロベロの神様となって、大団円のお開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、「ノジュール」撮影隊の皆さん、そして素晴らしい「皿鉢」を出してくださった「十刻」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社