「100人に食べ物を与えることができいじゃち、1人やったら出来るじゃろ?」(マザー・テレサ)
カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者、さらにカトリック教会の聖人にも列せられちゅう、マザー・テレサ(1910〜1997)さんの言の葉ながよ。
このマザー・テレサさんの言の葉は、こぢゃんと単純なことを言いゆうように聞こえるかもしれんけんど、実はこぢゃんと大切なことをワシらあに教えてくれゆうがやき。
100個の商品を売るこたぁできいじゃち、1個の商品やったら売ることができるじゃろ?
100人の部下を育てあげるこたぁできいじゃち、1人の部下やったら育てあげることができるじゃろ?
100件のアイデアを出すことはできいじゃち、1件のアイデアやったら出せるじゃろ?
100人のお客様を悦ばせることはできいじゃち、1人のお客様を悦ばせるこたぁできるじゃろ?
……ちゅう具合に、いろいろ自分の身の回りで、このテレサさんの言の葉を当てはめて考えてみりゃあ、こぢゃんと大切なことに気づくことができるがよ。
そりゃあ何かっちゅうたら、人間は数字の大きさに萎縮してしもうて、一歩も動けんなってしまうことがあるけんど、どんな分野やっても、どればあ数字が大きゅうたち、そのスタートはたった1個、たった1人、たった1件からやっちゅうんが真実やっちゅうことながやき。
数字の大きさらあに騙されちゃあいかん、どんなことやちまずはたった1個、たった1人、たった1件でえいき、とにかくそのたった一歩を、行動に移してみることながぜよ!