「感謝の心が高まりゃあ高まるばあそれに正比例して幸福感が高まっていくがぜよ。」(松下幸之助)
「経営の神様」の異名を持つパナソニックの創業者であり、実業家・発明家・著述家の、松下幸之助(1894〜1989)さんの言の葉ながやき。
現代は、資本主義社会が行き詰まり、さらにコロナ禍がそれに拍車をかけ、世の中にゃあ悪意や不幸が蔓延しちゅうように見えるもんやき、人生に幸福感を感じられん人が増えゆうようながよ。
けんど実は「幸福感」っちゅうもんは、環境や他人のせいじゃあのうて、自分自身の問題ながやき。
たとえ、どればあツラいもんに見える環境におったとしたち、本人が幸福感さえ持っちょりゃあ、その人は幸福やっちゅうことながよ。
ほいたら、どうすりゃあ幸福感を感じることができるがかっちゅうたら、そりゃあ「感謝の心」やっちゅうて、かの松下幸之助さんは喝破するがやき。
どればあ悪意や不幸に満ちあふれちゅう世の中やったとしたち、日々の生活の中にゃあ、少のうたち1日1回以上は必ず、感謝しとうなるような出来事があるはずながよ。
そんな感謝しとうなるような出来事を、日々の生活の中から、まず見つけ出そうとするっちゅうことを、習慣づけにゃあいかんがやき。
ほんで、それが見つかりゃあ、それに対して、まっことありがたいことやっちゅうて、心から感謝することを習慣づけるがよ。
ほいたら、日々の生活の中で、感謝しとうなるような出来事が増えていくことになるがやき。
ほいたら、心から感謝する回数も、当然増えていくがよ。
ほいたら、それに正比例して、幸福感も高まっていくっちゅうことながぜよ。