ワシゃあ13時ばあに来場し、まずはちくと出品酒のきき酒をさいてもうたがよ。
四国の鑑評会は全国新酒鑑評会たぁ違うて、数年前ばあから秋の開催になっちょって、さらに「吟醸酒の部」と「燗酒の部」の2部門やったがやけんど、今年から「燗酒」が変わって、「冷酒・燗酒の部」っちゅうんに変更になっちゅうがやき。
つまり、精米歩合60%以上の同じ酒を、冷酒は10℃で、燗酒は45℃で審査し、評価の高い方で判定するっちゅうやり方ながよ。
ほんで司牡丹は、「吟醸酒の部」にて、「司牡丹・大吟醸・黒金屋」が優等賞を受賞しちょって、司牡丹の中じゃあちくと甘めやけんど、秋でもヘタレることのうて、我れながら見事な香味のバランスやったがやき。


また「冷酒・燗酒の部」じゃあ、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)が、「冷酒」の方が評価は高かったようなけんど、「冷酒」でも「燗酒」でも優等賞を受賞しちょって、いずれもやっぱし香味のバランスの良さが光っちょったがよ。



さて、各県の酒造組合理事長は来賓席に座らにゃあイカンっちゅうことで、受賞者の皆さんよりか先に会場入りして席についたがやき。

しばらくして、いよいよ受賞者の皆さんが、拍手の中入場されたがよ。
お次は、高松国税局鑑定官室長さんから、審査報告があったがやき。

続いては、いよいよ表彰式ながよ。
神妙な顔つきで座る受賞者の皆さん。
まずは「吟醸酒の部」の優等賞受賞蔵の名前が読み上げられ、11名がズラリと並んだがやき。

ほんで、1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがよ。
司牡丹は「司牡丹・大吟醸・黒金屋」を出品し、見事優等賞を獲得したき、浅野杜氏が賞状を受け取ったがやき。

ちなみにこの酒、「司牡丹・大吟醸・黒金屋」は、春の本年度「全国新酒鑑評会」でも金賞を受賞しちょって、さらに「全米日本酒歓評会2023」においても金賞を受賞しちゅうき、これでトリプル受賞となったがやけんど、昨年も同じトリプル受賞やったきに、何と2年連続のトリプル受賞っちゅう快挙で、そりゃあつまり春も旨い、秋も旨い、アメリカでも旨いっちゅうことを、2年連続で証明したっちゅうことながよ!
浅野杜氏、まっことおめでとうございます!
ただし、この今年の「司牡丹・大吟醸・黒金屋」は、既に残念ながら社内的にゃあ完売しちょって、けんどまだ一部市場にゃあ残っちゅうようなき、ご希望の方は申し訳ございませんけんど、酒屋さんらあでお探しいただけましたら幸いながやき。
ちなみに「吟醸酒の部」は、徳島県が5点出品で優等賞が0点、香川県が5点出品で優等賞が1点、愛媛県が9点出品で優等賞が4点、高知県が10点出品で優等賞が6点っちゅう結果で、高知県がダントツ1位の優等賞受賞率やったがよ。
お次は、「冷酒・燗酒の部」の優等賞受賞蔵の名前が読み上げられ、11名がズラリと並んだがやき。
ほんで、再び1人1人に対して、高松国税局長さんから、賞状が授与されたがよ。
「冷酒・燗酒の部」は、司牡丹は「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)が、見事優等賞を受賞しちゅうがやき。


この「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)は、今年は「Kura Master 2023」においても金賞を受賞し、「SAKE COMPETITION 2023」においちゃあsilver(11位)を受賞し、「全米日本酒歓評会2023」においても金賞を受賞っちゅう、まさに受賞ラッシュの新時代にふさわしい純米酒であり、ウチの浅野杜氏イチオシの酒でもあるきに、是非ともたくさんの皆様にお召し上がりいただきたいもんながよ。
再び浅野杜氏が、賞状を受け取ったがやき。
浅野杜氏またまた、まっことおめでとうございます!
ちなみに「冷酒・燗酒の部」は、徳島県が5点出品で優等賞が1点、香川県が4点出品で優等賞が3点、愛媛県が10点出品で優等賞が1点、高知県が9点出品で優等賞が6点っちゅう結果で、この部門だけで見りゃあ、高知県は優等賞受賞率じゃあ香川県に負けちゅうけんど、「吟醸酒の部」と「冷酒・燗酒の部」の合計じゃあ、19分の12で63%の受賞率やって、優等賞受賞率11年連続四国一の座を守ったがよ。
さて高知県は、昨年は「全国新酒鑑評会」にて金賞受賞率&入賞率日本一を獲得し、今年は「全米日本酒歓評会」にて金賞受賞率日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げ、さらに「四国清酒鑑評会」じゃあ11年連続優等賞受賞率四国一の獲得も成し遂げちゅうがやき、こりゃあつまり全体のレベルの高さ日本一を証明しまくりゆうっちゅうことでもあり、まだまだ快進撃は止まらんがぜよ!
続いては、各受賞蔵の醸造責任者の方々の名前が読み上げられ、代表者の「土佐鶴酒造」さんに賞状が授与されたがやき。


その後は、高松国税局長さんからの式辞があり、ワシらあ来賓の紹介があり、日本酒造組合中央会四国支部の川人支部長さんからの来賓祝辞があったがよ。


ほんでラストに、受賞者代表として、司牡丹酒造の浅野杜氏からの謝辞があり、受賞者の皆さんが退場され、14時半ばあにゃあ令和5年「四国清酒鑑評会表彰式」は、つつがのうお開きとなったがやき。




受賞者の皆さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社