2023年11月16日

「旬と日本酒・輝きの会」<戻り鰹と司牡丹を楽しむ会・2023秋>ぜよ!

11月9日(木)は、かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした31名の皆さんと、「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「旬と日本酒・輝きの会」<戻り鰹と司牡丹を楽しむ会・2023秋>が開催されたがやき。
2023.11.16写真1  宝

水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また会の命名者も水口先生やったがよ。

ほんで14年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。


その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは9年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ参照)を開催し、続いて8年前の10月に「戻り鰹と司牡丹の会」(「2015年10月30日」のブログ参照)を開催し、7年前は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2016年6月14日」のブログ参照)、11月に「天寿とハタハタ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2016年11月8日」のブログ参照)を開催し、6年前は5月に「初鰹と司牡丹の会」(「2017年5月18日」のブログ参照)を開催し、10月に「浦霞と三陸塩釜ひがしもの・司牡丹と戻り鰹の会」(「2017年10月10日」のブログ参照)を開催し、5年前は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2018年6月13日」のブログ参照)を開催し、11月に「澤乃井&司牡丹を楽しむ会」を開催し、以来コロナ禍らあの諸事情で開催されてのうて、5年ぶりに今年の4月に「初鰹と司牡丹を楽しむ会・2023春」(「2023年4月21日」のブログ参照)を開催し、今回の開催に至るっちゅう経緯ながよ。


ちなみに2016年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さん(株式会社ジャパンブルーカーボンプロジェクト代表取締役)が会長にご就任されたがやき。


会のメンバーは、ブリヂストンさんやら、資生堂さんやらの有名企業のOBや現役の皆さんっちゅうお歴々や、吉川会長さんのお仲間らあが中心で、酒通・食通の方々だらけやっちゅうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。


さらに今回は、ワシが開祖を務める「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )の入門者の越川さんと、その飲み仲間のお2人も初参加されるっちゅうき、こりゃあベロベロ間違いなしながやき。


まずはワシゃあ16時半ばあに「宝」に入り、お酒や食材や資料らあが届いちゅうからあをチェックさいてもうて、17時ばあにゃあ吉川会長さんご夫妻もお越しになったがよ。


ほんで、皆さんの座席らあを決めて、準備万端ながやき。
2023.11.16写真3  会場全体

17時半過ぎばあから、ぼちぼちお客様がいらっしゃりだいたがよ。


開会時間の18時にゃあワシを含む32名全員が集まり、いよいよ開会ながやき。





まずは吉川会長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真2 吉川会長挨拶

その合間に、ワシゃあ乾杯酒の「司牡丹・Delight Sparkling」(瓶内二次発酵・発泡性純米吟醸酒)を皆さんのグラスに注いで回らいてもうたがやき。









続いてはワシから、かつて水口先生の片腕として長年務められ、この会も最初から事務局を担当してくださり、こぢゃんとお世話になりっぱなしやった澤田さんが、今年6月に亡くなられたっちゅうことで、澤田さんの遺影も用意さいてもうて、今回は澤田さんを偲んでみんなあで献杯とさいていただきたいっちゅうて、お願いさいてもうたがよ。
写真4  澤田さん遺影

奇しくも、水口先生が提唱されよったがが「ディライト・マーケティング」で、このお酒も「Delight Sparkling」やき、まっことこぢゃんと縁を感じるがやき。


ちゅうことで、みんなあで「献杯」をさいてもうたがよ。


澤田さん、まっこと長いことこぢゃんとお世話になりました!心からご冥福をお祈り申し上げます。


★「司牡丹・Delight Sparkling」(瓶内二次発酵・発泡性純米吟醸酒)


あちこちから、「美味しいっ!」「フルーティー!」っちゅう感嘆の声が、漏れ聞こえてきたがやき。


ワシからは、「司牡丹・Delight Sparkling」について、簡単に説明さいてもうたがよ。
写真5  ディライト、スパークリング
ほんで、皆さんお1人おひとりの自己紹介が始まった頃、お次のお酒と料理が出されたがやき。
2023.11.16写真6  自己紹介














★「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)

⚫️先付:「金時芋のポタージュ」

写真7  花と恋してとポタージュ

高知産の金時芋、蜂蜜、出汁、牛乳らあで作られたポタージュは、まっことお腹に優しゅうに沁みこんでいくがよ。


そこに「花と恋して」(純米吟醸酒)をキュッとやりゃあ、このお酒の春爛漫の華やかな香りとまろやかな味わいが、ポタージュの優しさをさらにさらに膨らまいてくれるがやき。


ちくと自己紹介を中断してもうて、ワシから朝ドラ「らんまん」で話題やった牧野富太郎博士関連のお酒やっちゅうて解説をさいてもうたら、皆さんさらに大悦びやったがよ。


★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)

⚫️前菜:「メヒカリの唐揚げ」「四方竹メンマ」「揚げ銀杏」「早生みかんおろし和え」「酒盗のおつまみ」

写真8  二割八割と前菜

お次は、司牡丹の浅野杜氏のポリシーをそのまんま酒名にした、「二割の麹が八割の味を決める」と、前菜の組み合わせながやき。


この新時代の食中酒に、「これまた香りも味も違うのに、やっぱり美味しい!」っちゅう感想の声をいただいたがよ。


さらにいろんな前菜と合わせりゃあ、この酒の懐の広さがよう分かり、酒と食のお互いがお互いの美味しさを引き立て合うて、さらに杯も箸も、皆さん進みまくりになったようながやき。


★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)

⚫️鮮魚:「ワラ焼き戻り鰹の厚切り塩タタキ」

写真9  船中ひやおろしと戻り鰹塩タタキ
さあ続いては、いよいよメインの「ワラ焼き戻り鰹のタタキ」と「船中・ひやおろし」の登場ながよ。


前日の朝獲れたての鮮度抜群の戻り鰹を即さばいてワラ焼きにし、冷凍せんと冷蔵で直送した戻り鰹のタタキを、スダチとニンニクと塩二郎の塩でいただき、うま味たっぷりに熟成した「船中ひやおろし」を合わせりゃあ、またまた、あちこちから「こりゃあうまいっ!」、「最高の組み合わせ!」、「止まらんなる!」っちゅう声があがったがやき。


「こんなにワラの風味がする、美味しい鰹は初めて!」っちゅうて、ワシに報告してくださった方もおられたがよ。


この酒と肴の最強タッグに、皆さん杯も箸も止まらんなって、ガンガンに盛り上がっていったがやき。


★「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)

⚫️焼物:「ハマフエフキダイのアオサ焼き」

写真10  AMAOTOと焼物
お次は、佐川町出身の人気声優・小野大輔さん完全プロデュースの純米酒「AMAOTO」と、土佐の高知から直送の高級魚ハマフエフキダイのアオサ焼きの組み合わせながよ。


アオサノリの風味と山椒の風味がこぢゃんとソソルこの焼き魚に、この酒を合わせりゃあ、この酒の包容力で魚のポテンシャルがさらに引き上げられて、美味しさ倍増やったがやき。






会場全体の盛り上がりも、さらにヒートアップしていったがよ。
2023.11.16写真11  宴席風景












★「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)

⚫️蒸物:「伊勢海老の茶碗蒸し」

写真12  酒槽搾り大吟と茶碗蒸し
続いては、司牡丹最高ランクの純米大吟醸酒の登場に、皆さんさらにヒートアップながやき。


そのあまりに華やかな香りと深い味わい、そして品格の高さに、皆さんから絶賛の声が相次いで、おかわりも続出やったがよ。







さらに、高知直送の伊勢海老と伊勢海老味噌の入った茶碗蒸しの美味しさは悶絶するばあ絶品やって、そこに大吟醸の品格が加わり、もはやこりゃあこの世のもんやないばあの美味しさやって、「すごい!」っちゅうて、ワシに感動を伝えてこられた方までいらっしゃったがやき。
写真13  盛り上がる宴席


当然会場全体は、さらに大盛り上がりとなったがよ。










★「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込み純米酒):ぬる燗(40℃程度)

⚫️お鍋:「黒毛和牛の柚子すき焼き」

写真14  すき焼き写真15  すき焼きグツグツ












写真16  柚子卵をからめて写真17  船中きもと











続いては、珍しい「船中八策・きもと」のぬる燗と肉料理のペアリングながやき。


この料理の黒毛和牛は、四万十ビール牛のサーロイン2枚と山形牛のロース1枚で、すき焼きタレの隠し味に柚子が使われちょって、さらに卵も柚子をエサに混ぜこんだ鶏が生んだ生卵やって、柚子の風味がほのかに香る牛肉のうま味とタレの甘味らあがまっこと絶妙に調和して、うまいことうまいこと!


さらに「船中きもと」のぬる燗と合わせりゃあ、このお酒のやわらかな酸が燗によって膨らみに変わり、料理の美味しさをさらにグンと引き立ててくれるがよ。


皆さんも、一層幸せそうな笑顔になり、さらにさらに盛り上がっていったがやき。


とにかく皆さん大盛り上がりに盛り上がりまくり、まるで土佐人みたいにあちこちに席を移動しまくりになって、ワイワイガヤガヤの大衆酒場の満席状態みたいになっちょったがよ。


⚫️食事:「はちきん地鶏の塩ラーメン」
写真18  はちきん地鶏の塩らーめん

お次の〆のラーメンは、土佐の高知のはちきん地鶏の出汁とはちきん地鶏のチャーシューが入っちょって、塩も土佐の完全天日塩「塩二郎」の塩やき、うま味とコクと爽やかさがまっこと絶妙で、口中でこぢゃんとバランスよう調和しもって膨らんでいくがやき。










★食後酒:「マキノジン・土佐文旦フレーバー」(クラフトジン)のソーダ割
写真19  マキノジン文旦フレーバーのソーダ割
〆のラストの食後酒は、「マキノジン」のプレミアムバージョン、「土佐文旦フレーバー」のソーダ割をお楽しみいただいたがよ。


これまた皆さんから、「マジ美味しい!」「爽やかの極み!」「こんなに美味しいジンは初めて!」っちゅうて、こぢゃんとお誉めの言葉をいただいたがやき。








こうして、大大大盛り上がりのまんま、予定終了時間オーバーの21時過ぎにゃあ、SBS企画の北澤会長さんの閉会のご挨拶と三本〆にて、大団円のお開きとなったがよ。
写真20  SBS北澤会長中締め写真21  三本締め











吉川会長さんご夫妻を筆頭に、ご参加いただきました皆さん、まっことまっことありがとうございました!


ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声のごく一部をご紹介さいていただきますぜよ。


●司牡丹社長に食と酒を薦めていただく贅沢!!最高!


●ひさしぶりのカツオ、これぞまさにカツオ!美味しい!


●ブラボー!


●お酒と食事の組み合わせを楽しむ最高の場です。


●お料理、お酒、そして出会った人たち、すべてが素晴らしかったです。めちゃくちゃ楽しかったです。


●とっても楽しく、美味しくいただきました!!本当にお食事により、合うお酒があり、とっても素敵な時間をいただき、ありがとうございます。

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 13:35│Comments(4)
この記事へのコメント
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Posted by GQXPZawpEWnmr at 2023年11月18日 16:03
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Posted by GZVxXozSRybtA at 2023年11月18日 16:03
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Posted by kKToqUsCRfFgB at 2023年11月25日 14:24
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Posted by RrZEdBihqgylJNYD at 2023年11月25日 14:24