「絶望の隣にゃあ、希望がそっと座っちゅう。」(やなせたかし)
高知県出身の漫画家、絵本作家、詩人であり、アンパンマンの生みの親として知られ、2025年前期のNHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)「あんぱん」は、奥さんの小松暢(のぶ)さんが主人公のモデルとなる、やなせたかし(1919〜2013)さんの言の葉ながやき。
誰やち、長い人生においちゃあ、手のうちようがないばあのドン底の状態に陥ることがあり、そんなときにゃあ人生に絶望してしまうもんながよ。
ちなみに絶望たぁ、希望を全く失うことであり、望みが一切絶えることっちゅう意味ながやき。
ほいたら、そのドン底状態にゃあ、ホンマに希望が全く皆無ながか、望みが一切皆無ながかっちゅうたら、絶対にそんなこたぁあり得んっちゅうんが真実ながよ。
もし、そのドン底からいつまで経ったち抜け出せいで、いつまで経ったち希望が皆無やっちゅうがやったら、おまさん自身が勝手にいつまでも自らを「絶望」状態に置いてしもうて、希望があったちそれに気づくことができんなってしもうちゅうことが、一番の原因ながやき。
つまり、希望が全くの皆無やっちゅう意味の真の絶望っちゅうんは、人生において起こり得るもんやない、そんなもんは幻やっちゅうことながよ。
どればあのドン底の絶望やったとしたち、必ず、絶対に、そんな絶望のすぐ近くにゃあ、希望がそっと座っちゅうもんながぜよ!