12月3日(日)は、高砂市荒井駅前の「和創作 典(てん)」さんにて、初の司牡丹の会を開催さいてもうたがやき。
「典」さんのオーナーシェフの浅見大介さんは、高知県酒造組合の認定する「土佐酒アドバイザー」の資格も取得されちょって、こぢゃんと高知県の食材にも惚れ込まれ、「高知家の魚 応援の店」にも認定されちゅうがよ。
また、滋賀県は余呉湖畔の和風オーベルジュ「徳山鮓(とくやまずし)」さんに、今年の8月28日〜29日1泊2日にて宿泊した際にも、浅見さんご夫婦とご一緒さいてもうたがやき。
ほんでそん時に、司牡丹の会の開催が決定したっちゅう流れながよ。
さて、ワシゃあ宿泊先の大阪から荒井駅まで移動し、お昼の12時半ばあに「和創作 典」さんに到着したがやき。
この日は日曜日やき、お昼の13時半スタートの会で、常連さんらあにご案内したら、アッちゅう間に40名の大入り満員となったっちゅうき、まっこと嬉しいかぎりながよ。
早速、お料理のメニューを見せていただき、お酒の順番を決めさいてもうたりして、打ち合わせもバッチリながやき。
ちなみに今回のお酒のラインナップは、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)、「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込純米酒) 、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)っちゅう6アイテムやったがよ。
さて、お客様が次々に来場され、最初の豪華な一皿、「酒肴皿鉢」も出されたがやき。
●「酒肴皿鉢」(・四万十川産天然鮎一夜干し・トコブシ煮物・髭長エビチリソース・四万十ターキー自家製ハム・中土佐町町田農園フルーツミニトマト・塩茹で落花生・鰹ハランボ燻製・トンゴロイワシ唐揚げ・鰹竜田揚げ・漬物<ファームベジコのキュウリ、四万十パプリカ>・谷農園の茗荷丸かじり鰹味噌・長太郎貝コキーユ)
どれもこれも美味しそうで、土佐酒がこぢゃんと進みそうな酒肴だらけで、これだっけで4合ばあ飲めてしまいそうながよ。
さて、まずは浅見さんが開会のご挨拶をされ、続いてはワシがご挨拶さいてもうて、乾杯酒の「司牡丹・槽掛け雫酒」を皆さんのグラスに注いで回らいてもうたがやき。
★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
ほんで、ちくと「雫酒」について説明さいてもうて、ワシの発声にて声高らかにみんなあで「乾杯!」したがよ。
乾杯された皆さんからは、「フルーティー!」「めっちゃ美味しいっ!」っちゅう声が、アチコチからあがったがやき。
皆さんに、ちくと飲んで食べて語り合うていただきゆう合間に、続いてのお酒「仁淀ブルー」(純米酒)を、ワシが注いで回らいてもうたがよ。
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
こちらのお酒は、清流のイメージで仕込まれ、ほのかに柑橘類を彷彿とさせる爽やかな風味があるき、酒肴の「鮎一夜干し」に、添えられちゅう土佐の酢みかん(香酸柑橘類)の一種「直七」を搾りかけていただきゃあ、バッチリ合うがやないかっちゅうて、ワシから説明さいてもうたがやき。
何人かの方々が実際にペアリングしてくださったようで、「バッチリでした!」「最高っ!」っちゅう声があがったがよ。
しばし皆さん、盛り上がっていただき、ほとんどの方々の「酒肴」が残り少のうなってきたあたりで、3つ目のお酒「花と恋して」(純米吟醸酒)を注いで回らいてもうたがやき。
★「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)
ほんでワシから、朝ドラ「らんまん」関連のお話や、「花と恋して」のお酒についてらあを、ちくと詳しゅう説明さいてもうたがよ。
こちらのお酒も、「飲みやすい!」「スッキリ華やか!」っちゅうて、好評やったがやき。
ほいたら浅見さんが、お次の料理に使う鮮度抜群のマルソウダガツオを、皆さんに見せて回ってくださり、会場全体の期待感がアップしまくりになったがよ。
さらに、そのカツオを藁焼きにしだいたもんやき、もはや会場の期待感はMAXにハネ上がったがやき!
見事な手さばきで、宿毛産ヒラソウダガツオの塩タタキの完成ながよ!
●「鰹塩タタキ(宿毛産ヒラソウダガツオ)」
タタキが配られゆう合間に、それに合わせる続いてのお酒、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)をちくと説明さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがやき。
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
タタキとこのお酒を合わせて召し上がった方々からは、「うんまっっっ!!!」「バッチリ合う!」「最高のペアリング!」っちゅう声が次々にあがり、満面満開笑顔の花が会場一面に咲きまくりになったがよ。
やっぱし、秋のうま味の乗った藁焼き鰹のタタキと「船中ひやおろし」は、旬の食と酒の最強タッグ中の最強タッグながやき!
さて、そんな合間にも、ワシゃあ次のお酒「船中八策・きもと」を、湯煎にてベストなぬる燗(40℃前後)に燗付けさいてもらいよったがよ。
★「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込純米酒)
浅見さんもお次の料理、赤ワインと司牡丹のお酒でじっくり煮込んだ「土佐あかうしの煮込み」を、美しゅうに盛り付けられよったがやき。
●「土佐あかうし煮込み」
ベストなぬる燗が付いたきに、「煮込み」が配られたお席から順番に、ワシが燗酒を注いで回らいてもうたがよ。
まず燗酒好きな方々からは、「見事なぬる燗!」「こりゃあ旨いっ!」っちゅうお誉めの言葉が次々にあがったがやき。
「典」さんに司牡丹を納入してくださりゆう「酒商川十」の川西社長さんもご参加してくださっちょって、そのぬる燗の美味しさを絶賛してくださったがよ。
さらに、「煮込み」と合わせて召し上がられた方々からは、「バッチリすぎる組み合わせ!」「酒も料理もさらに美味しゅうなる!」っちゅう声が次々にあがり、ぬる燗のおかわりの注文がアチコチから殺到し、ワシゃあ燗付けにテンテコマイになったがやき。
そんな合間に、浅見さんは次の料理のサバ寿司を、バーナーで炙りよったがよ。
●「土佐田舎寿司」(サバ、リュウキュウ、茗荷、コンニャク)
●「ツガニ汁(四万十川産)」
締めのお食事、「土佐田舎寿司」と「ツガニ汁」が出されたき、ワシもラストのお酒を紹介さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがやき。
★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)
「この酒もまた違う味わいやにまた美味しい!」「このお酒、大好きっ!」っちゅう声が次々にあがり、さらに「炙りサバ寿司」や「ツガニ汁」と合わせて召し上がられた方々からは、「お酒と料理が美味しすぎるっ!」「この組み合わせも最高っ!」っちゅう絶賛の声があがりまくったがよ。
お酒のおかわりも次々に手があがり、ガンガン減っていったがやき。
こうして大盛り上がりに盛り上がりまくった司牡丹の会は、16時半前ばあにゃあ気がつきゃあ6アイテム全てのお酒が見事なばあスッカラカンの空瓶になっちょったがよ。
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16時半にゃあ、浅見さんから締めのご挨拶があり、ワシからも御礼のご挨拶をちくとさいてもうて、「和創作 典・司牡丹の会」は、大団円のお開きとなったがやき。
お帰りの際にゃあ、いろんな方々と記念撮影らあもさいてもうて、皆さんまっこと幸せ感満載の満面満開全身笑顔が花開きまくりで、ちくと千鳥足にて帰路に尽かれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして、「和創作 典」の浅見さんご夫妻にゃあ、素晴らしいお料理とサービスをご提供いただき、まっこと感謝感謝ながやき!
ちなみに皆さんが帰られた後、「鰹の藁焼き塩タタキ」「鮎の一夜干し」「土佐あかうし煮込み」「炙りサバ寿司」「ツガニ汁」らあを、浅見さんがワシに出してくださり、定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)をいただきもって食さいてもうたがやけんど、まっことどのお料理も絶品やって、あらためて浅見シェフの腕前に感動さいてもうたがよ。
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を以下にご紹介さいていただきますぜよ!
●お酒をいただくとお料理が進み、お料理をいただくとお酒が進む。ありがとうございました。
●社長のお話が面白くてお酒と料理がグレードUPしました。
●司牡丹さん、佐川に行った時に寄らせていただいたのを懐かしく思い出しました。船中八策と柚子酒しか飲んだことがなかったので、いろいろ飲み比べさせてもらって楽しかったです。また蔵にうかがいたいです。ごちそうさまでした。
●まさに高知に居るような楽しい会でした。ますます土佐酒が好きになりました。ありがとうございます。
●めっちゃおいしかった。楽しかった(社長のお話が)。
●高砂で味わえる最高の高知マリアージュでした。いつも川十さんからお店に仕入れさせていただいていたので、社長さんに会えて嬉しかったです。
●高知に行かずともこんなにおいしいものが食べられ、楽しかったです。
●高知を離れて7年、生まれ育ってきた味を、ここ高砂で味わえるとは、めちゃくちゃ幸せです。お料理に合ったお酒……お酒に合ったお料理、ステキな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
◎さらに浅見さんからメールにて、嬉しすぎて死んでもいいと言ってた女性もいました、とのこと!
まっこと、蔵元冥利に尽きるっちゅうもんながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社