12月8日(金)と9日(土)の2日間は、「日本名門酒会」主催の4年ぶりの日本酒イベント、【「くらもと荘」〜レトロな旅館で和酒巡り〜】が開催されたがやき。
会場となったレトロな旅館たぁ、東京・文京区本郷を120年見守ってきた登録有形文化財の「鳳明館 本館」ながよ。
その歴史ある佇まいから、様々な映画やドラマ、アニメらあにも登場する老舗旅館ながやき。
風情ある建物はレトロ感いっぱいで、まるでタイムスリップしたかのような趣があり、一部屋ごとに床柱や天井等、意匠を凝らした設えで創業当時の姿を色濃ゆうに伝えちゅうがよ。
ほんで今回は、その全館を2日間借り受けての日本酒イベントで、出展蔵元は14蔵、第1部が8日の18時〜20時半、第2部が9日の13時〜15時半、第3部が9日の17時〜19時半、各部定員100名で、参加費は3300円ながやき。
最大のウリは、一部屋一部屋を「蔵元部屋」として設営し、お客様をお迎えするっちゅう、未だかつてない「空間も楽しむ日本酒イベント」やっちゅう点ながよ。
さて、ワシゃあ16時過ぎばあに会場入りして、司牡丹の滝澤関東統括部長と2人で、司牡丹部屋のセッティングをしたがやき。
17時ばあから、みんなあで集まってミーティングを行うたがよ。
受付の隣にゃあ、お酒や食品らあの販売ブースがあり、そちらは「日本名門酒会」加盟酒販店で、直んぐご近所の「河内屋」さんが担当してくださったがやき。
ちなみに「河内屋」さんは、いまボッチリ司牡丹の「樽酒」の量り売りを開催してくださりゆうがよ。
まっこと、いっつもありがとうございますぜよ!
また、名物の「龍宮風呂」にゃあ、14蔵の前掛けが飾られちょって、なかなか「映える」画像になったがやき。
さて、イベントのスタート前に、各部屋を回らいてもうたがよ。
まず1階は、「おつまみセット」(「船中八策クリームチーズ」「秘伝豆酩」「いぶりがっこポテトサラダ」「ほたるいかの素干し」「甘えびの素干しの販売コーナーと、「浦霞」「甲子」「越の誉」の3蔵のブースが並んじょったがやき。
ほんで2階にゃあ、「一ノ蔵」「大山」「天寿」「名倉山」「大雪渓」「七笑」「若戎」「御前酒」「七冠馬」っちゅうそれぞれの部屋があり、さらに「五橋」と「司牡丹」は、2階の広間を2蔵で分けて使用っちゅう配置やったがよ。
ちなみに司牡丹は、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)っちゅう、6アイテムの出品やったがやき。
さらに、湯煎酒燗器を用意さいてもうて、大定番の「船中八策」をぬる燗にて提供できるよう準備し、「司牡丹・仕込水」(清流・仁淀川水系の湧水)も準備し、さらにさらにワシが高知龍馬空港で購入して空輸してきた、土佐の高知ならではの簡単なおつまみも、3種類用意さいてもうたがよ。
今回のイベントは、試飲がメインで、おつまみがあんまりないっちゅうことやったき、食べもんと合わせていただいてこそ本領を発揮する司牡丹としちゃあ、こりゃあ簡単なおつまみは必須やと考えたがやき。
「そのまま食べる鰹節」、「ちょいつま・柚子ポン酢味」(味付け乾燥えのき茸)、「つまみのり」(高知県産青のり+甘海苔)っちゅう、土佐の高知の海・山・川の産品を使うた、ちょこっとつまんで食べられてしかも絶品っちゅう、ワシが太鼓判を押す3品を用意さいてもうたがよ。
さて、開会時間の18時になり、しばし待ちよったら、司牡丹ブースにも次々にお客様が来られだいたがやき。
あれよあれよっちゅう間に、ワシも滝澤部長も、お酒を注ぎっぱなし、語りっぱなしの、テンテコマイ状態になっちょったがよ。
この日の東京は、12月たぁ思えんような温かさで20℃ばああったき、燗酒はあんまり出んかもしれんと思いよったら、予想に反して燗酒を希望される方々が結構おられたがやき。
ワシがベストな温度(約43℃程度)につけた「船中八策」の超辛口のぬる燗は、皆さんに大好評やったがよ。
特にこの「船中」ぬる燗と、「食べる鰹節」「ちょいつま」「つまみのり」らあを交互にやりゃあ、皆さんから「こりゃうまいっ!」「最高!おいしすぎて止まらん!」っちゅう声があがりまくり、マジで無限ループにハマり込む方々が続出したがやき。
もちろん、「雫酒」や「封印酒」らあの吟醸酒系も、「華やかっ!」「絶品!」っちゅう声が次々にあがり好評やったがよ。
「花と恋して」も、「朝ドラ『らんまん』の牧野博士ですね!」っちゅうて、人気やったがやき。
「船中八策・しぼりたて」は、ホンマのしぼりたてで、実際12月9日から出荷開始の禁断の早や出しっちゅうことで人気やって、「フレッシュぴちぴちでガツンと来る旨さ!」っちゅうて好評を博したがよ。
リキュールの「山柚子搾り」も、特に若い女性の方々を中心に大人気やったがやき。
とにかく、バタバタしゆううちに2時間半がアッちゅう間に過ぎちょって、イベント初日は20時半にゃあお開きとなったがよ。
約90人ばあのお客様に、お越しいただいたっちゅうことやったがやき。
まだ翌日もあるき、簡単な後片付けをして、みんなあでご近所の「明憩」さんに移動し、21時過ぎばあから懇親会が開催されたがよ。
日本名門酒会本部・株式会社岡永さんのスタッフの皆さんと、参加蔵元の皆さんらあにて、まずは持ち込みさいてもうた日本酒を注ぎ合うて、みんなあで乾杯し、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。
素晴らしいイベントの初日を、無事成功裏に終わらせることができたもんやき、みんなあまっことこぢゃんとえい笑顔で、ガンガン日本酒を酌み交わしまくって大盛り上がりに盛り上がったがよ。
23時ちょい前ばあにゃあ、当イベントの担当者、飯田永造マーケティング室長が、こぢゃんとドヤ顔で中締めをされ、大団円のお開きとなったがやき。
ちゅうことで、ワシと飯田社長さんと「五橋」の酒井社長の3人でちょこっと2次会っちゅうことで、銀座6丁目の隠れ家「ハッピーサルーン」さんにうかごうて、さらにさらに盛り上がりまくって行き抜けたがは、そりゃあ当然やったがよ。
ちなみに飯田社長さんは、途中で帰られたがやけんど、酒井社長が近所に行きつけのワインバーがあるき行こうっちゅうて、ワシゃあ3次会にまで付き合うてしもうたがやき。
そっから後の記憶はほぼないがやけんど、宿泊ホテルに戻んたがは、朝5時頃やったことだっけは、おぼろげながら覚えちゅうがよ。
そんなことやったもんやき、翌日の2日目の第2部は、集合時間12時半ギリギリに滑り込みやったがやき。
この後2日目は、第2部(13時〜15時半) と第3部(17時〜19時半)があるき、身体がもつろうかちくと心配やったがよ。
まあけんど、滝澤部長もおるし、第2部は昼間やき、お客様も少ないろうきに休み休みやったらえいわと思うちょったがやけんど、実は第2部も初日同様に90名近いお客様が参加され、結局滝澤部長もワシも、司牡丹ブースにて注ぎっばなし語りっぱなしのテンテコマイになったがやき。
第2部でも、やっぱしワシが用意したおつまみ3種が大好評で、他の部屋を回ってから再び来られる方々が何人も現れ、「このおつまみと司牡丹の組み合わせがタマラン!」っちゅう声をたくさんの方々からいただけ、嬉しゅうてアドレナリンが出まくりやったかしらん、疲れゆうヒマすらなかったがよ。
また、この日も20℃近い暖かさやったけんど、やっぱし定番「船中八策」のぬる燗が一番人気やったがやき。
そんなこんなで、アッちゅう間に第2部も15時半に終了し、第3部のスタートの17時までは休憩時間やったがよ。
みんなあ旅館の外に行かれたみたいなけんど、ワシゃあ司牡丹部屋の座敷にて、座布団を枕に1時間ばあ爆睡さいてもうて、何とか疲れを癒さいてもうたがやき。
さて、ラストの第3部が17時からスタートし、しばし経ってからやっぱし司牡丹部屋にお客様が殺到やったがよ。
第3部にも、90名近いお客様が来場されたっちゅうがやき。
しかも、ワシが用意したおつまみと司牡丹の組み合わせがまたまた大絶賛やって、司牡丹ブース前にゃあ常に人だかり状態やったき、嬉しゅうてアドレナリンが出まくりやって、やっぱし疲れゆうヒマらあなかったがよ。
こうして第3部も、アッちゅう間に19時半になっちょって、無事お開きとなったがやき。
さて、第1部から第3部まで通して得られた気づきについてやけんど、一番はやっぱし辛口の日本酒が本領を発揮するにゃあ、おつまみが必須やっちゅうことながよ。
また、今回のご来場者にゃあ、いっつも来てくださる常連の方々や、久々にお会いした懐かしい顔ぶれの方々に加え、初めての若い方々らあもたくさんいらっしゃってくださったがやけんど、そのどなたにも予想以上に「船中八策」のぬる燗が大好評やったがが、大きな気づきやったがやき。
実はこの2日間で、それぞれ720ml瓶で6本ずつ用意しちょったがやけんど、最終的にラストまでもたんと足りんかったがは、冷酒と燗酒で出さいてもうた定番の「船中八策」やったがよ。
飲食店の方の中にゃあ、「船中八策」はお店に常に置いちゃあるけんど、燗酒にして飲んだがは初めてやって、こんなに美味しいたぁ知らんかったき、こりゃあ大発見やったっちゅうて、大悦びされよった方もいらっしゃったばあながやき。
また、やっぱし辛口の日本酒にゃあ、簡単なもんでえいきおつまみが必須やっちゅうんに気づいて、そのことが大収穫やったっちゅうて語ってくださった方々がたくさんおられたがも、嬉しいかぎりの我が意を得たりやったがよ。
最後に、今回のイベントならではの気づきとして、このレトロな旅館の「場」の醸し出す雰囲気が、こぢゃんと重要やっちゅう点に気づけたこたぁ何よりやったがやき。
やっぱし日本酒にとって、このレトロな全体的な「場」の雰囲気っちゅうもんは、若いお客様にとったち、ついつい飲みとうなってしもうて、楽しさを演出してくれる大きな武器になるっちゅうことながよ。
まっこと、たくさんの気づきを与えてくれた、素晴らしいイベントを主催してくださった、日本名門酒会本部の皆様にゃあ、心から感謝感謝ながやき。
そして、今回のイベントにご参加いただきましたたくさんの皆様にも、心から厚う御礼申し上げます!
まっこと、ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社