12月24日(日)のクリスマスイブは、18時半から料亭「濱長」さんにて、「らんまん尽くしディナー」&「山下俊輔クリスマスライブ」が開催されたがやき。
ワシゃあちくと早めの17時半ばあに会場入りしたら、既に「マキノジン」のプロデューサーである「Bar Craps」のオーナーバーテンダーの塩田さんが来られちょって、「マキノジン」のカクテルコーナーの準備をされよったがよ。
ほんで、「濱長」さんの実佐子女将さんやスタッフの皆さんらあも含め、お料理とお酒の順番らあを決めらいてもうたがやき。
まずはお客様が来られたら、ウエルカムドリンクとして「マキノジン」の「すだちリッキー」を出さいていただくがよ。
ほんでその後は、乾杯酒として「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)を出して「酒肴盛り」と合わせ、お次の「肉料理」にゃあ「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)を合わせ、続いての「沢煮」にゃあ「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)の常温を合わせっちゅう感じで、ライブが始まる前あたりにゃあ再び塩田さんに、「マキノジン」の「ブシュカンリッキー」か「柚子リッキー」を作っていただくっちゅう、そんな流れに決まったがやき。
ぼちぼちお客様も来られだいて、塩田さんはカクテルづくりに大忙しになったがよ。
★ウエルカムドリンク:「マキノジン」の「すだちリッキー」
ほんで、19名のお客様が揃われた18時半にゃあ、実佐子女将さんが開会のご挨拶をされたがやき。
続いてはワシにバトンタッチされ、ワシから本日の「らんまん尽くしディナー」について、ちくと解説さいてもうたがよ。
まず、牧野富太郎博士と司牡丹の関係について、牧野博士の実家の酒蔵が傾いて番頭さんに譲られちょったがやけんど、ワシの曾祖父竹村源十郎がその蔵を買い取っちゃって、間接的に牧野博士を助けたことになったがやけんど、その源十郎の曾孫がワシであり、また実佐子女将さんやっちゅうて紹介さいてもうたがやき。
また、その牧野博士の蔵の場所にゃあ現在蒸留器が置かれちょって、そこでウエルカムドリンクの「マキノジン」が蒸留されゆうことや、「マキノジン」の発売日の10日ばあ前に、朝ドラ「らんまん」の放送が決定したっちゅう報が流れてビックリやって、天の牧野博士が恩返しに応援してくれゆうがやっちゅう話らあもさいてもうたがよ。
ほんで、皆さんに乾杯酒の「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)が注がれ、この酒名は牧野博士の詠んだ「草をしとねに木の根を枕花と恋して90年」から命名されたことらあを紹介さいてもうて、ワシの発声にて乾杯したがやき。
★乾杯酒:「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)
●「酒肴盛り」(海老と筍と山内家伝来大根の煮物 春菊の白和え ドロメぬた お造り 海老のライスペーパー巻き サツマイモの利休揚げ 椎茸の天ぷら 鶏の柚子胡椒焼き 散らし寿司)
皆さんが、「花と恋して」の芳香とまろやかな味わいに感動されゆうあたりで、ワシが再びマイクを握らいてもうて、お料理の解説らあをさいてもうたがよ。
「酒肴盛り」の「海老と筍と山内家伝来大根の煮物」に使われちゅう「山内家伝来大根」は、高知県の伝統野菜のひとつで、牧野博士がその種を残すことを弟子に指示して今に伝えられたっちゅう、「牧野野菜」やっちゅうてお話さいてもうたがやき。
皆さん、こぢゃんとえい満開笑顔で、「花と恋して」と「酒肴盛り」のマッチングを堪能されよったがよ。
★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
●「和牛のステーキ トマトソース」
続いては、今が旬の「船中八策・しぼりたて」と「和牛ステーキ」のマッチングながやき。
ここでもワシがマイクを握らいてもうて、牧野博士の好物は、牛肉とトマトやっちゅうことで、今回のステーキは、トマトソースにさいてもうたっちゅうてお話さいてもうたがよ。
これまた、「ステーキ」と「船中しぼりたて生原酒」のマッチングの美味しさに、皆さん満面満開笑顔になっちょったがやき。
★「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)
●「合鴨の沢煮」
お次は、あえて常温の「永田農法・純米酒」と「沢煮」のマッチングながよ。
これまた見事な相性の良さに、会場全体に満面全身満開笑顔の花が開きまくりになったがやき。
そんな盛り上がりまくりの会場に、デザートの「クリームチーズのプリン」が出され、また参加者のマンボ(松田さん)からの、「むきむき土佐文旦」の差し入れも出されたがよ。
また、塩田さんが食後酒として「マキノジン」の「ブシュカンリッキー」や「柚子リッキー」を作り、希望者の方々らあに配られたがやき。
さて、19時半になったあたりで、実佐子女将さんがマイクを持って山下さんを招き、拍手喝采の中山下俊輔さんが登場されたがよ。
ほいたら参加者の「土佐文旦の伝道師」松田さんから、「マキノジン・土佐文旦フレーバー」のプレゼントが渡され、山下さんは大悦びで袋から出して、ご自身の隣に飾ってくださったがやき。
大河ドラマ「龍馬伝」の挿入曲(ギターデュオ「いちむじん」として)に引き続き、朝ドラ「らんまん」の挿入曲も担当された、高知県出身の山下さんがクリスマスライブの1曲目に選んだ曲は、あいみょんさんの「愛の花」やったがよ。
「マキノジン」の「ブシュカンリッキー」をチビチビいただきもって聴くギター生演奏の「愛の花」は、朝ドラ「らんまん」の数々の名シーンが思い出され、まっこと心に響いたがやき。
続いては、ギター演奏の大定番「禁じられた遊び」と「アルハンブラの思い出」を2曲連続にて、披露してくださり、まっこと懐かしさがこみ上げてきたがよ。
ほんで4曲目は、意外やけんど「山下つながり」っちゅうことで、山下達郎の名曲「クリスマスイブ」やったがやき。
さらに5曲目は、ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」やって、クリスマス気分が一気にマシマシになって、盛り上がったがよ。
山下さんは曲の合間にも、いろんなおしゃべりを入れてくださり、そんな中にゃあ、「司牡丹のお酒のモロミに、山下俊輔のギターを聴かせるっちゅうんは、どうですろう?」っちゅうお話もあり、まっことそりゃあ面白そうやき、是非検討さいていただきたいがやき。
6曲目は山下さんのオリジナルで、高知龍馬マラソンの公式テーマソング「風香」が披露されたがよ。
ほんで7曲目は「龍馬伝」やって、まっこともう13年も前やに、この曲を聴いたら名シーンの数々が脳裡にまざまざと浮かんでくるき、不思議なもんながやき。
せっかくやき、「龍馬伝」を演奏しゆう山下さんをバックに、「船中八策・しぼりたて」の画像を撮らいてもうたがよ。
続いての8曲目は、龍馬さんのイメージで作ったっちゅうオリジナル曲「arise」やって、確かにこぢゃんとパワーをもらえる、元気になれる曲やったがやき。
お次の9曲目もオリジナル曲で、高知の星空をイメージして作ったっちゅう、「星屑」が披露されたがよ。
続いての10曲目もオリジナル曲で、牧野富太郎博士もイメージされるような、「美しき人」っちゅう曲やって、なかなかジーンと沁みたがやき。
ほいたら、ライブも終盤に近づいたようで、山下さんが「喉が乾いた!」っちゅうてお酒をご所望されたもんやき、実佐子女将さんが「花と恋して」を注いで、みんなあであらためて「乾杯!」をして盛り上がったがよ。
ほんで、これでラストやっちゅう11曲目もオリジナルで、「スパイス」っちゅう、結構盛り上がる楽曲やったがやき。
当然のごとく、会場はアンコールの手拍子が鳴り響き、12曲目は名曲「花は咲く」が披露されたがよ。
こうしてヤンヤの拍手喝采の中、21時過ぎばあにゃあ山下俊輔さんのクリスマスライブは、感動を振りまきもってフィナーレとなったがやき。
何名かの方々が帰られた後、ワシらあのテーブルに山下さんが来られたき、他のテーブルの方々らあも集まってもうて、ちくと一緒に飲みもって、しばし盛り上がったがよ。
酔っぱろうた実佐子女将が、日本酒キャップを額に貼り付けるっちゅう得意技を披露し、皆さん爆笑やったがやき。
そんなこんなで、山下さんも一緒になって酌み交わして盛り上がり、帰りにゃあCDらあも購入さいてもうて、ワシゃあ帰路についたがは22時を過ぎちょったがよ。
山下さん、大感動の素晴らしいライブを、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社