「臆病者の目にゃあ、敵は常に大軍に見えるがぜよ。」(織田信長)
日本で最初に天下統一に近づいた戦国武将で、戦国の三英傑の一人、織田信長(1534〜1582)さんの言の葉ながやき。
勝負に勝てるか勝てんかの分かれ目は、そりゃあまず第一番に、相手を自分がどう思うちゅうかにかかっちゅうっちゅうことながよ。
相手がもし、自分よりか大きい存在に見えるがやったら、この勝負に勝つがは難しゅうて、相手がもし、自分よりかちんまい存在に見えるがやったら、この勝負はまず勝てるっちゅうことながやき。
つまり、勝負のゆくえは、実は勝負の前に、自分の中で既にほぼ決まってしもうちゅうっちゅうことながよ。
ほんでこのことをさらに突き詰めりゃあ、勝負に勝つたぁ、その勝負の前に自分との戦いがあり、まずはそれに勝たにゃあいかんっちゅうことで、つまりは全ての勝負は、自分との戦いやっちゅうことながぜよ。