このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動16年目の第3弾となるがやき。
米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、その参加者全員の「人々」の名前が裏ラベルに記載される、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく全国唯一の試みながやけんど、一昨年度までの2年ばあはコロナ禍で中止やオンライン開催だらけで残念やったがやけんど、昨年度からかなり復活し、今年度は完全復活しちょって、第1弾の田植え体験は約130名、第2弾の稲刈り体験は約100名もの参加者があり、今回の第3弾も、仕込み体験としちゃあ過去最大の69名となっちゅうがやき。
ちなみに前回の第2弾稲刈り体験についちゃあ、「2023年10月5日」のブログをご参照くださいや。
さて第3弾の仕込体験やけんど、実はワシゃあこの前日が名古屋やって、朝一番で高知に戻んて、何とか10時前にゃあ司牡丹酒造に到着したきに、皆さんの仕込み体験自体にゃあ間に合わんかったがよ。
ほんじゃき、ここに掲載しちゅう仕込み体験の画像は、ワシやない司牡丹社員が撮影したもんながやき。






まず、朝9時から司牡丹・平成蔵の前にて、浅野杜氏から注意事項らあの説明があり、皆さんにゃあ手の消毒と頭にネット帽をかぶっていただき、蒸米取り、蒸米運び、仕込み作業を実施していただいたがよ。
蒸米機と放冷機を通った蒸米を2人1組で担いで、もろみタンクまで運んで投入するっちゅう仕込む作業ながやき。
階段を2階まで上がらにゃイカンき、3往復もすりゃあ息がきれる作業を、皆さんまっことありがとうございました。
蒸米仕込みが終了したら、続いては櫂入れ(かいいれ)作業ながよ。
蒸米を仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
皆さん交代で櫂入れしてもうて、その勇姿を写真におさめたがよ。
ここで、たくさんの「ひとびと」が心を込めて櫂入れするき、「日土人」が心に響く美味しさになるっちゅうことながやき!
こうして10時前ばあにゃあ全ての仕込み体験は終了し、その後は司牡丹の酒蔵見学ながやけんど、ここにギリギリでワシが間に合うて、浅野杜氏の案内とワシの案内の2班に分かれてもうたがよ。
69名っちゅう人数は、浅野杜氏1人じゃあ案内できんきに、ギリギリ間に合うてホッとしたがやき。
ワシがご案内する班は、まずは「平成蔵」からスタートし、「蒸米機」「放冷機」らあをあらためてご紹介さいてもうたがよ。
続いては、「洗米機」「麹室」「麹ストック室」「酒母室」らあを回って、ワシが解説さいてもうたがやき。




お次は「仕込み蔵」にて、ポコポコと発酵しゆうモロミを見学していただいたがよ。

続いては、元は牧野博士の蔵やった「牧野蔵」の「マキノ蒸留所」にて、「蒸留器」をご覧いただいたがやき。


お次は、「酒ギャラリー ほてい」にて、司牡丹のお酒をいろいろ試飲していただいたがよ。

早速皆さん、満面満開笑顔で、アレやコレやを試飲されよったがやき。
続いて、玄関の酒林と江戸時代末期建造の白壁の一号蔵と煙突の見学にご案内さいてもうて、ラストは、司牡丹の酒造りビデオ観覧やったがよ。



これにて、司牡丹の酒蔵見学は11時半ばあにゃあ終了し、みんなあで鰻料理の名店「大正軒」さんに向こうたがやき。

司牡丹のスタッフらあも含めりゃあ、75名っちゅう大所帯になる交流会やき、「大正軒」さんの2階の大広間は大入り満杯やったがよ。
まずは、日本名門酒会・株式会社岡永の四国&九州担当営業の山村さんから、ご挨拶があったがやき。

お次は、日本名門酒会高知支部・旭食品株式会社の吉富さんからご挨拶があったがよ。

続いては、「SSI」(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)から、きき酒師の方々4名が、ぼっちり酒造り体験実習に来られちょったき、今回の「日土人」の仕込み体験&交流会に加わってもうちょったきに、ご紹介さいてもうて、ちくと自己紹介してもうたがやき。

お次は、四万十町窪川にて永田農法・山田錦を栽培してくだりゆう農家の皆さんとクラインガルテンの皆さん9名を、ご紹介さいてもうたがよ。
ほんで、みんなあで「日土人」を注ぎ合うて、四万十町窪川の農家の皆さんを代表して、鳩オヤジこと島岡さんに乾杯の音頭をお願いしたがやき。

みんなあで、威勢よう「かんぱ〜〜い!」っちゅうて杯を上げたがよ。
さあそっから後は、老いも若きも男も女も、司牡丹の杜氏やワシも入り乱れての、昼間っからの大宴会ながやき。
お酒はもちろん、「日土人(ひとびと)」(永田農法・純米酒)、「司牡丹・永田農法・純米酒」、「司牡丹・永田農法・純米吟醸酒」、「かまわぬ」(きもと仕込み・永田農法純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)らあがズラリと並んじょったがよ。


これらあのお酒と、「大正軒」さんの「うざく」「うまき」「鰻重」「鰻の肝吸い」「漬物」らあを合わいて、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがやき。
お酒についてもお料理についても、アチコチから「うまいっ!」「サイコー!」「幸せっ!」っちゅう声が上がり、一層盛り上がりに拍車がかかり、酌み交わしも会話も弾みまくりになったがよ。
皆さん、箸も杯も会話も、止まらんなってしもうたがやき。
ワシもアチコチ移動しもって、皆さんとガンガン酌み交わして、盛り上がらいてもうたがやき。
中盤あたりから、ワシゃあまず四万十町窪川の農家の皆さんのところからスタートし、アチコチ回らいてもうて、皆さんとこぢゃんと酌み交わしまくりもって、いろいろお話をさいてもうて、盛り上がらいてもうたがよ。
大盛り上がりのうちに、14時ちょい前ばあにゃあ、中締めとさいてもうたがやき。
こうして本年度の「日土人」の仕込体験&交流会は無事お開きとなったがよ。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社