「人を責める前に、許す余地がないかどうか考えるべきぜよ。」(ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク)
ドイツ初の実験物理学専門の教授となった科学者であり風刺家で、「リヒテンベルク図形」と呼ばれゆう樹状の奇妙なパターンを発見したことでも知られちゅう、ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク(1742〜1799)さんの言の葉ながやき。
誰やち人を責めるこたぁあるろうし、また逆に人に責めらることも、誰にやちあるもんながよ。
どっちにしたち、責められる方はタマランし、そりゃあ嫌なもんながやき。
ほんじゃき、自分が誰かから責められたときにゃあ、自分にゃあまだ「許す余地」があるっちゅうことを、ナンボやち見つけることができるがよ。
けんど、自分が誰かを責めるときにゃあ、その相手の「許す余地」らあて考えもせんし、見つけろうともせんがやき。
こりゃあ、自分にゃあ甘うて他人にゃあ厳しいっちゅうことで、そりゃあちくと不公平やないかよっちゅうことながよ。
ほんじゃき、人を責める前にゃあ、あんまり感情的になり過ぎんようにして、自分の胸に手をあてて、相手の「許す余地」についてちくと考えてみるっちゅう、そればあの余裕はいっつも持っちょきたいもんながぜよ。