3月8日(金)は、「土佐のおきゃく2024」参加イベントのひとつ、「土佐のお座敷体験・土佐の酒肴」の準備のために、会場の「土佐御苑」さんに18時前ばあにうかごうたがやき。
このイベントは、高知市旅館ホテル協同組合に高知県酒造組合が協力して、毎年開催されてきた大イベントで、コロナ禍の関係で中止が続き、一昨年は分散の縮小開催やって、昨年は通常開催やったけんどちくと少なめやったき、実に本格開催は5年ぶりになるがよ。
目玉は土佐のお座敷遊び体験と、土佐酒蔵元全18蔵の自慢のお酒と、「土佐宇宙深海酒」らあも味わえるっちゅうんもウリながやき。
高知県酒造組合の各蔵元と事務局メンバーらあも集合したがよ。
ほんでみんなあで、出品酒コーナーの準備をしたがやき。
ちなみに司牡丹は、目玉の「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と、朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル牧野富太郎博士関連商品「司牡丹・花と恋して」(純米酒)と、司牡丹浅野杜氏の酒造りのポリシーをそのまんま酒名とした「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)の3アイテムを出品さいてもうたがよ。
18時半の開会時間にゃあ、100名ばあの参加者の皆さんが集まり、まずは「土佐御苑」さんの横山社長さんから、開会のご挨拶があったがやき。
続いては、高知県酒造組合理事長のワシが登壇さいてもうて、ワシの発声にて、みんなあで土佐酒で乾杯したがよ。
約100名のお客様の威勢のえい乾杯の声が響いたがやき。
引き続き、参加蔵元の一言ずつのご挨拶があったがよ。
さあそっから後は、「大おきゃく」の始まり始まりながやき。
皆さんお席にて、飲んで食べて語り合うて盛り上がりもって、次々に土佐酒ブースにもお越しいただき、皆さん満面満開笑顔にて、こぢゃんと楽しまれよったがよ。
司牡丹の「土佐宇宙深海酒」も、「花と恋して」も大人気で、ガンガン減っていったがやき。
「二割の麹が八割の味を決める」も、試飲された方々にゃあ大好評で、「美味しい!」っちゅう嬉しい声がたくさん聞かれたがよ。
しばし盛り上がって、ちくと落ち着いた頃、いよいよ土佐のお座敷遊び体験のスタートながやき。
まずは「可杯(べくはい)」遊びで、中央にて、高知市旅館ホテル協同組合の方々による遊び方の説明があったがやき。
高知市旅館ホテル協同組合の皆さんが各テーブルについて音頭をとり、みんなあで手拍子しもって「ベロベロの神様の唄」を歌いもって、「可杯」遊びがスタート!
「ベロベロの〜神様は〜正直な神様よ〜おささの方へとおもむきゃれ〜ソレおもむきゃれ〜……」
アチコチで、いきなり「天狗杯」が当たって沸いたり、「スケベの方へ」に替え歌にして「スケベ」に当たって大盛り上がりになったり……同時多発的に盛り上がりまくりになったがよ。
しばし「可杯」遊びで盛り上がりまくった後は、お次のお座敷遊び「はし拳」タイムとなり、会場中央に準備された土俵にて、まずはデモンストレーションと説明が行われたがやき。
ほんで、各テーブルごとに「はし拳」レクチャーが行われもって、同時に中央の土俵じゃあ、各テーブル対抗の「はし拳大会」もスタートしたがよ。
皆さん既に結構お酒が入っちゅうようで、なかなか盛り上がったがやき。
お次は、最もオトロシイ土佐流ロシアンルーレット、「菊の花」遊びが各テーブルにて実施されたがよ。
「きっくのはな〜きっくのはな〜 あけてうれしいきっくのはな〜……」ちゅう歌を手拍子しもって歌い、順番に伏せられた杯を開けていくがやき。
菊の花びらが入っちゅう杯を開けた人が、開いちゅう杯の全てにお酒を注いで飲まにゃあいかんき、なかなかオトロシイお座敷遊びながよ。
あるテーブルを観察しよったら、結構な数の杯が開いたところで菊の花びらが開かれ、一気にヤンヤヤンヤの大喝采!
当たった方もガンガン飲みまくり、アチコチで爆発的な盛り上がりとなったがやき!
ほいたら壇上に横山社長さんとスタッフの方々が登場し、約100名の全員参加にての「菊の花」遊びをやるっちゅうやいかっ!?
当たった方は杯の数によっちゃあ一発撃沈必死やけんど、横山社長さんが、当たった方にゃあ豪華景品が進呈されるっちゅうたら、会場はヤンヤの拍手喝采となったがよ。
さあ!100人参加のキョーフの「菊の花」遊びがスタートしたがやき!
「きっくのはな〜きっくのはな〜 あけてうれしいきっくのはな〜……」
この歌がしばらく耳に残ってしまいそうなばあ、何回も何回も歌われて、25人目あたりやっつろうか、遂に「菊の花」が出現し、当選者が決定したがよ!
開いちゅう25杯の杯に土佐酒が次々に注がれ、当たった方は次々に飲み干していったがやき。
もちろんスタッフの方々が横からお手伝いしよって、むしろ当たった方よりか大量に飲み干しよったようながよ。
この、飲める人が周りから罰杯の助け船を出すっちゅうんが、土佐の高知の「おきゃく文化」の素晴らしい点でもあるがぜよ!
全ての杯を飲み干して、会場は大盛り上がりの拍手喝采となり、横山社長さんから景品の目録が贈呈されたがやき。
さてその後は、「しばてん踊り」ながよ。
まずはお手本の「しばてん踊り」が披露され、続いては会場の皆さんの中から希望者を募り、「しばてん手拭い」をかぶってもうての踊りの披露ながやき。
思いのほか、たくさんの皆さんが壇上に上がり、皆さんで「こ〜れがね〜え、たまるかね〜……」ちゅうて、「しばてん踊り」が豪快に披露され、会場全体も一気にヒートアップながよ!
とにかく、会場全体が幕末の「ええじゃないか」状態となって大盛り上がりとなり、ラストは壇上にて「しばてん」だらけの記念撮影も行われたがやき。
こうして20時40分ばあにゃあ、大団円のお開きとなったがよ。
お帰りの皆さんは、ちくと千鳥足ながらも満面満開全身笑顔だらけやって、まっことこれぞ世界一楽しい宴、土佐のおきゃくながやき!
「土佐御苑」の皆さん、「高知市旅館ホテル協同組合」の皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社