3月17日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(令和5年7月解散)のコラボレーション企画、永田農法・純米酒「日土人(ひとびと)」活動16年目の第5弾「製品化体験」と、第6弾「楽しむ会」のイベントやったがよ。
このイベントは、日本名門酒会にとっちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動16年目の第5弾・第6弾ながやき。
永田農法による米つくり(田植え、稲刈り)から酒造り、酒搾り、製品化、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで発売してしまうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
しかも、この中のどれか1つに参加しさえすりゃあ、裏ラベルに名前が掲載されるっちゅうがやき。
今年の「日土人」の裏ラベルにも、久々に200名を超える参加者の「ひとびと」の名前が、誇らしゅうに掲載されちょったがよ。
ほんで、第5弾の「製品化体験」、つまりはラベル貼り体験は、今年は6名のご参加者にお越しいただき、この晩の「楽しむ会」使用分のお酒に、ラベルを貼っていただくっちゅうもんながやき。
720ml商品12本と1升瓶1本やき、まずは720ml商品を1人2本貼りゃあ終了っちゅうことながよ。
朝9時にゃあ6名の参加者の皆さんが揃われたき、まずはワシから、ちくと作業の説明らあをさいてもうたがやき。
実は今回、ちくと酒搾りと製品化までの日数が例年よりか短うて、「日土人」の新酒の瓶詰めが間に合うてなかったもんやき、皆さんにラベル貼りをしていただくお酒は、搾ったまんまを詰めた「無濾過生原酒」バージョンの「日土人」になるがよ。
つまり、今晩の「楽しむ会」で飲める「日土人」は、どこっちゃあで手に入らんし、この晩にしか飲むことができん、幻中の幻の「日土人・無濾過生原酒」やっちゅうことながやき。
皆さんからは、「おお〜っ!」「楽しみ!」っちゅう、悦びの声があがったがよ。
ちゅうことで、「生原酒」になるきアルコール度数が違う(15度以上16度未満→16度以上17度未満)きに、皆さんにゃあまずラベルに修正シールを貼る作業をやっていただいてから、ラベル貼り作業に入っていただいたがやき。
修正シールも貼る位置も、こぢゃんとチンマイもんやき、なかなか大変な細かい作業やったけんど、皆さん「こんな作業、滅多に体験できん!」っちゅうて大悦びで作業していただいたがよ。
シール貼りの修正作業の後は、胴ラベルと裏ラベルと肩貼りの「生酒」ラベルを、皆さんに交代で貼っていただいたがやき。
簡単そうに見えて、この3点貼りがバランス良うに貼るがは、初めての方にとっちゃあ意外に難しいもんながよ。
けんど、皆さんこぢゃんと楽しみもって、嬉々として作業してくださったがやき。
ラストの1升瓶1本は、一番貼り方が上手やった女性の方をワシが指名さいていただき、お願いしたがよ。
こうして、9時半過ぎにゃあ、第5弾「製品化体験」は、無事終了したがやき。
その後は、せっかくやきっちゅうことで、ワシが皆さんを酒蔵見学にご案内さいてもうて、最後に「酒ギャラリーほてい」にて、車を運転されん方らあにゃあ試飲も堪能していただいたがよ。
さて、その晩は18時半から高知市内の「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、「日土人」活動16年目の最終第6弾、「『日土人』を楽しむ会」が開催されたがやき。
ワシゃあ17時半過ぎばあに会場入りしたら、既に司牡丹の営業の佐野くんが、バッチリ会場の準備をしてくれちょったがよ。
今年度の田植えや稲刈りや酒仕込み体験の画像らあも、パネルにして持ち込み、展示さいてもうたがやき。
さて18時ばあからボチボチ、日本名門酒会本部&高知支部や、四万十町窪川の農家の皆さんに、ワシと佐野くんを加えた25名の参加者が集まり、18時半にゃあ開会ながよ。
まずはワシからご挨拶をさいてもうて、本日出されちゅう「日土人」の新酒は、今晩しか飲むことができん「無濾過生原酒」バージョンの「日土人」やっちゅうて、発表さいてもうたがやき。
当然、皆さん大悦びの狂喜乱舞やったがよ。
続いては日本名門酒会本部の山村さんからご挨拶いただいたがやき。
お次は、日本名門酒会高知支部の旭食品さんの、小松さんと赤井さんにご挨拶いただいたがよ。
続いては、窪川の農家の皆さんを代表して、鳩オヤジこと島岡さんのご発声で、この日製品化されたばっかしの無濾過生原酒「日土人〈2024〉」で乾杯し、さあ大宴会のスタートながやき。
会場のアチコチから、「こりゃあ旨いっ!」、「飲みやすうて原酒たぁ思えん爽やかさ!」っちゅうような悦びの声が、あがりまくりやったがよ。
そっから後は、絶品のお料理が次々に登場ながやき。
●「土佐文旦とターキーのサラダ」
●「お刺身盛り」(ビンチョウマグロ、マダイ、ヨコのヅケ、室戸春ブリの葉にんにくヌタ添え、本鰹)
その他のお酒も、「司牡丹・永田農法<山田錦>純米吟醸」、「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」、「きもと純米かまわぬ」、「司牡丹・山柚子搾り」らあが次々に登場し、ワイワイの大盛り上がりになっていったがよ。
さらに、美味しいお料理が続々登場したがやき。
●「天婦羅盛り合わせ」(白身魚の梅シソ天、トンゴロウイワシの空揚げ、生ワカメの茎の天婦羅)
●名物「四川麻婆豆腐」
●「桜鯛の炊き込みご飯」
とにかく皆さん、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
お料理が何を食べたち美味しいもんやき、皆さんお酒が進みまくりで、酌み交わしまくりになったがやき。
こうなりゃあ、もはや土佐流宴席の「おきゃく」になって、皆さんアチコチ席を移動しまくりだいて、アッチで酌み交わし、コッチで酌み交わし、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
●牛リブロースのサイコロステーキ
●酒肴盛り(ホタルイカの酢味噌、ナマコ酢、ニロギ、クリームチーズのチータラ)
ワシもアチコチ移動しまくりもって、皆さんと酌み交わしまくらいてもうたがやき。
会場にゃあ、カラ瓶が次々と誕生していき、盛り上がりは最高潮!
そんな頃、バー「Craps」の塩田さんが、「マキノジン」を使うたカクテルを差し入れてくださり、さらにヒートアップながよ。
この日、塩田さんの呼びかけで文旦の皮むき作業に集まった方々が、慰労会っちゅうことで、別の部屋にて飲みよったき、ワシゃあ途中で挨拶にうかごうちょったがやき。
ほいたら塩田さんが、その文旦と「マキノジン」を使うたカクテルを作って、持ってきてくださったっちゅうわけながよ。
塩田さん、まっことありがとうございます!
その後も、皆さんガンガン移動しまくりもって、ガンガンお酒を酌み交わしまくり、ガンガン盛り上がりまくったがやき。
こうして21時過ぎばあにゃあ、古谷商店の古谷社長さんに中締めしていただき、大団円のお開きとなったがよ。
ご参加いただきました皆さん、そして「十刻」さん、まっことありがとうございました!
ちなみにワシゃあその後は、別部屋の塩田さんらあのくへご挨拶にうかごうて、さらに盛り上がらいてもうたがやき。
塩田さん、文旦むき作業お手伝いの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ。
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司牡丹酒造株式会社