3月23日(土)は、山梨市の「和菜屋 宴(わさいや えん)」(山梨県山梨市小原西1073-2 TEL:0553-23-3615)さんにて、「司牡丹酒造のお酒と『和菜屋 宴』の酒菜料理を楽しむ会・第16回」が開催されたがやき。
こちらのお店を経営されゆう中嶋公人さんは、若い頃に司牡丹を飲んで、初めて日本酒のおいしさに目覚めたっちゅう方ながよ。
ほんで、自分がお店を持ったら絶対に司牡丹をメインに扱いたいと決めちょったっちゅうがやき。
その後、24年ばあ前に山梨市でお店を開かれ、今やなかなか予約が取れんばあの大人気店になっちゅうに、初心を忘れんと司牡丹をメインに約20アイテムばあを常に置いてくださっちゅうがよ。
日本中、いや世界中探いたち、こればあ司牡丹のアイテムが揃うちゅう飲食店は他にないろうき、まっこと蔵元冥利に尽きる、こぢゃんとありがたいことながぜよ!
そんなお店が、19年前に初めて「司牡丹を楽しむ会」を開催され、ワシも参加さいてもうたがやき。
それ以来、毎年春に開催(一度だけ秋に開催)してくださりよったがやけんど、4年前の2020年3月に開店20周年の第14回を開催して以来、残念ながらコロナ禍で中止になっちょって、昨年の第15回は3年ぶりに開催され、今年は第16回目となるがよ。
ちゅうことで、20周年イベントの際に実施して大好評やった「袋吊り搾り」を、今回も実施したいっちゅう依頼があり、その準備もあるっちゅうことで、いっつもよりかちくと早めの17時前ばあに、ワシゃあお店に到着したがやき。
まずは中嶋さんご夫妻とスタッフの方らあにご挨拶。
お店のセラーにゃあ、いっつも通り充実の司牡丹ラインナップがズラリながよ!
まっこと、ありがとうございますぜよ!
さて、今回はスペシャルイベントとして、「司牡丹・純米吟醸・袋吊り今搾り」をご披露することになっちゅうがやき。
早速、中嶋さんの奥様にお手伝いしてもらいもって、準備をさいてもうたがよ。
ちなみに、この「袋吊り搾り」、酒税法違反にならん方法で搾りよりますきに、その点は誤解なきようお願い申し上げますぜよ。
「今搾り」のセッティングが終わりゃあシーツで覆うて、お客様に見えんように隠さいてもうたがやき。
さて、ぼちぼちお客様が集まられだいて、18時半にゃあ満席29名(ワシを含め)のお客様がお越しになり、いよいよ開会ながよ。
まずは店主の中嶋さんのご挨拶があり、続いてはワシの挨拶と乾杯ながやき。
コロナ禍で2年間中止となったこのイベントが昨年3年ぶりに開催でき、また今年も続けて皆さんにお会いすることができてまっこと嬉しい、まっことありがとうございますっちゅうて、心からの御礼を申し上げさいてもうたがよ。
また、昨年は4月からのNHK朝ドラ「らんまん」で、我が町佐川町はこぢゃんと盛り上がったがやけんど、来年4月からの朝ドラ「あんぱん」も高知県出身の漫画家やなせたかしさんの奥様が主人公っちゅうことで、またまた高知県は大盛り上がりやっちゅうて、伝えさいてもうたがやき。
ほんで、元気いっぱいにみんなあで「乾杯!」さいてもうたがよ。
ちなみに乾杯のお酒は、「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)やったがやき。
その華やかな香りと滑らかな味わいの至高の調和に、あちこちから「おいし〜い!」っちゅうて、ため息が漏れよったがよ。
★乾杯:「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)
●時菜:
・春の葉野菜と冬の根菜野菜の胡麻和え
・胡麻豆腐と春のスナップえんどう
・春粒貝正油煮
・桜鯛と焼き葱 正油マリネ
・タケノコ土佐煮
・高野豆腐カレー煮、菜の花、桜大根
さらに、どのお料理もおいしゅうて、酒の肴としてバッチリで、「秀吟司牡丹」が進むこと進むこと!
しばしお酒とお料理をお楽しみいただいた後は、早くも本日のスペシャルイベント、「袋吊り今搾り」の登場ながやき。
ちくとワシから、「袋吊り搾り」っちゅうんが如何に滅多に見れん貴重な搾り方かを解説さいてもうてから、隠しちょったシーツを取り去りゃあ、「袋吊り搾り」が登場し、会場は一気にヒートアップながよ!
ほんで、皆さんのグラスに、ワシが注がいてもうたがやき。
「袋吊り今搾り・純米吟醸しぼりたて薄にごり生原酒」の華やかな芳香とフレッシュぴちぴちの美味しさに皆さん大悦びやったがよ。
★「司牡丹・袋吊り搾り」(純米吟醸しぼりたて薄にごり生原酒)※酒税法違反にならん方法で搾りよります。
その後も、お客様が次々におかわりに来られ、盛り上がったがやき。
一段落ついてから、ワシも堪能さいてもうたがやけんど、フレッシュぴちぴちの「今搾り」の生命力あふれる美味しさがまっこと抜群やったがよ。
「袋吊り今搾り」の興奮冷めやらぬうちに、お次は中嶋さんがキープされちょった、これまた貴重な「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)の登場ながやき。
★「司牡丹・立春朝搾り」<令和5BY>(純米吟醸薄にごり生原酒)
●油菜:じゃが芋もち、春人参、タケノコ、椎茸、化粧揚げ、カニ磯辺揚げ、シシトウ
「立春朝搾り」の、フルーティな香りと薄にごりのやわらかな膨らみと深い味わいが、一層おいしゅう感じられる揚げ物がまっこと最高やったがよ。
続いては、「船中薄にごり」と「鰹のタタキ」っちゅう、酒と肴の最強タッグの登場ながやき。
★「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・純米薄にごり生酒)
●遊菜:春初鰹のタタキ、にんにく、打ち野菜
このお酒の、薄にごりならではの生命力あふれる膨らみが、鰹の旨味とポン酢の酸味と見事に融合してさらにグンと膨らみを増し、超辛口ならではのキレが後口を爽やかに流してくれるがよ。
ほいたらまた鰹タタキが食べとうなる、食べたらまたこのお酒が飲みとうなる……こりゃあ交互にやりゃあ箸も杯も止まらんなるがやき!
お客様も皆さん大悦びの最強タッグやったがよ。
会場全体が大盛り上がりになってきて、皆さんが酔っぱらいになる前にっちゅうことで、ここで早くも恒例のお楽しみ抽選会ながやき。
中嶋さんが、わざわざ銀座の高知県のアンテナショップ「まるごと高知」に行って購入された物産らあを詰め合わせた景品やお食事券らあが当たる抽選会を、今回は「金凰司牡丹・ほろよいカップ」(本醸造酒・180mlカップ酒)を引いてもうて、その裏に書かれた順位で景品が当たるっちゅう趣向ながよ。
順番に引いてもうて、特等賞や1等賞が当たった際にゃあ、会場は大盛り上がりに盛り上がったがやき。
さあ、お楽しみ抽選会で盛り上がった後は、「袋吊り搾り」の袋の中身を空けて、これまた貴重な、トロットロの「もろみ酒」の登場ながよ!
★「司牡丹・もろみ酒」(純米吟醸しぼりたてにごり生原酒)
これまた皆さん、グラス片手に行列となって、「こりゃ旨い!」と大絶賛やったがやき。
おかわりに来られる方や、大きなカラフェに注いで席にもって帰る方もおられ、アッちゅう間に、スッカラカンになっちょったがよ!
続いては、「茶碗蒸し」と「司牡丹・封印酒」のマッチングながやき。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●旬菜:茶碗蒸し、春盛り
春を感じさいてくれる食材の入った茶碗蒸しのトロリとしたうま味を、この酒が下から支えるようにして押し上げ、美味しさ倍増で、料理もお酒も進むこと、進むこと!
奥の席も、真ん中のテーブル席も、カウンターも、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
ワシもアチコチ移動しもって、久々のお客様らあと再会を祝して、ガンガン注ぎまくり、酌み交わさいてもうたがやき。
お次は、これまた希少な「船中きもと」と「鮭塩焼き」のマッチングながよ。
★「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込み純米酒)
●変り菜:鮭塩焼き 高知ミョウガ甘酢漬け 玉子焼き
このお酒の独特の幅のある酸味と膨らみが、この料理の品格をワンランクアップさせてくれ、お酒も料理もグンと美味しゅうなるっちゅうもんながやき。
続いてはラスト、〆の「牛蒡うどん」と「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」の組み合わせながよ。
★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)
●食菜:牛蒡うどん、高知生姜、葱、汁
牛蒡うどんは、高知産の生姜がアクセントとしてよう効いちょって、まっことワシ好みの美味しさやって、「二割八割」との相性もバッチリやったがやけんど、さすがにお腹いっぱいで、よう食べきれんかったがやき。
中嶋さんのお料理は今年もさらに進化しちょって、どれもこれも美味しゅうて、さらにお酒にもバッチリやって、まっこと皆さん大悦びやったがよ。
とにかく最初から最後まで、ワシゃあアチコチ移動しもって、いろんなお話をさいてもうて、美味しいお酒を皆さんと、足るばあ酌み交わさいてもうたがやき。
こうして21時半ばあにゃあ、中嶋さんからの御礼のご挨拶があり、続いて塩山酒販の岸本社長さんの一発〆にての中締めがあり、無事お開きとなったがよ。
皆さん、まっこと至福の全身満開笑顔のちくと千鳥足で(人によっちゃあフラッフラで)、帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、岸本社長、そして中嶋さんご夫妻と「宴」さんのスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社