

ちなみにこの企画内容らあについちゃあ、詳しゅうは「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)や、これまでの委員会のブログ(前回は「2023年12月20日」のブログ)をご参照いただきたいがよ。
さて、ワシゃあJRの関係で早めに徳島駅に到着し、近辺にて昼食を済まいてから、会場の「チョコハウス」に向こうたがやき。
途中の「徳島中央公園」の桜が満開を過ぎたあたりやって、お堀に花筏が浮かんじょって、こぢゃんと風情があって美しかったがよ。
ほんで今回は、会場の「チョコハウス」に、香川県・川鶴酒造の川人社長、愛媛県・近藤酒造の近藤社長(事故渋滞でちくと遅刻)、徳島県・斎藤酒造の斎藤社長、高知県・司牡丹酒造のワシ、統括の久本酒店・佐藤社長、Web担当の小島さんっちゅう6名のメンバーと、某署の方らあが集まったがやき。
会議はいっつものように、佐藤社長の進行でスタートしたがよ。
まずは、「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)のアクセス状況について、昨年度よりかアクセス数がちくと増えちゅうっちゅうて、Web担当の小島さんから報告があったがやき。
続いては、「YouTubeによる酒蔵PRの件」で、「漫画と歌で巡る『四国酒蔵88箇所巡礼』〜『四国酒一万勺』〜」(https://camp-fire.jp/projects/view/237007)のクラウドファンディングが目標を達成し、その支援金にてこぢゃんと笑える四国の酒蔵のYouTube動画も完成しちゅうがやけんど、その視聴率についてながよ。


まだまだ認知度が足りんき、各蔵のHPやSNSらあで周知を徹底してほしいっちゅうことやったがやき。
ちなみに、YouTube動画「四国酒蔵88箇所巡りチャンネル」は、かなり笑える替え歌4コマ漫画動画やき、是非たくさんの方々にご覧いただきたいがよ!
四国酒蔵88箇所巡りチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC6iKKLRM2Wm-80sUiw3vRxw
お次は、2月24日に阿波池田にて開催された「四国酒まつり」の会場にて、ワシらあが担当し「四国地カクテルバトルロイヤル」を開催したがやけんど、その反省や感想らあを述べ合うたがやき。

ワシからは、コロナ禍を経て、高知じゃあ若いバーテンダーさんらあがおらんなってしもうちょって、出場してくれる方を探すががなかなか大変やっちゅう話をさいてもうたがよ。
徳島の斎藤さんも愛媛の近藤さんも、同様の悩みを抱えちゅうっちゅうことやって、香川の川人さんだっけは「高松は若いバーテンダーがしっかりおる」っちゅうことやったき、まっことうらやましい限りながやき。
また、「地カクテル」の順番が最後の県が優勝する確率が高いっちゅう問題を、どうするかっちゅう話題になり、たとえば円卓にて提供し、参加者に自由に取ってもらうっちゅうような形式に、来年から変更しょうかっちゅうことになったがよ。
続いては、前回の委員会にて出されちょった、四国運輸局さんからの「四国観光新発見事業」の件についてながやき。
かつて8年ばあ前に、JR四国さんと共に「お酒列車〜酒とつまみで巡るJR四国一周の旅〜」っちゅうんを企画し、定員50名が満席となり、大好評を博したことがあったがやけんど、この企画を再度提案さいてもうちょったがよ。
JR四国さんの現状としちゃあ人手不足らあもあり、協力はできるけんど主催は無理っちゅうことやったき、穴吹トラベルさんにお願いしたっちゅうことで、(株)穴吹トラベル企画営業部地域未来創造課インバウンドセクションの横山係長さんが、こっから参加されたがやき。

横山係長さんは、観光庁は3000万人のインバウンドを呼びこもうっちゅう目標を立てちょって、コロナ終息後にゃあほぼこの目標に近いばあになってきたっちゅうがよ。
けんど、結果として京都や関東っちゅう具合に一部にかなり偏ってしもうちょって、何とか他の地域らあにバラけさせたいっちゅう意向があり、その意味でも予算が50億ばあついちゅうっちゅうがやき。
ほんで、今回の「お酒列車」企画を、穴吹トラベルとしちゃあインバウンド、それも欧米の富裕層をメインターゲットとして、作り込みたいっちゅうことやったがよ。
また、この企画のキモとしちゃあ、四国のお酒と料理らあについて、キチンと説明ができるエキスパートのガイドさんが必須やっちゅう点やき、このガイドさんの養成講座らあも実施したいっちゅうことやったがやき。
佐藤社長さんからも、この事業が成功するか否かは、このガイドさんの養成にかかっちゅうっちゅうお話があり、そういう意味じゃあ、ワシらあも「四国の酒とは何ぞや?」、「四国ならではのウリたぁ何ぞや?」っちゅう質問に対する答えを、準備しちょかないかんがやないかっちゅうことやったがよ。
まっこと、こぢゃんと有り難い企画内容に、皆さんからは、いろんな質問や意見らあがドンドン出され、盛り上がったがやき。
ワシからも、「四国の酒とは何ぞや?」についちゃあ、「古き良き日本の文化(お遍路文化・お接待文化等)が、もっともそのまんま残っちゅう地域……これがしっかりベースにある日本酒」やないろうかっちゅうて、お話さいてもうたがよ。
また、「四国ならではのウリ」についちゃあ、「香酸柑橘類を多用する食文化」と、日本の食文化の基礎ともいえる「出汁文化」(鰹節、いりこ、干し椎茸等)が身近に体験できるっちゅう2点が、他の地域にゃあのうて、且つ欧米の方々にウケがえい「四国ならではのウリ」やないろうかっちゅうて、発言さいてもうたがやき。
お次は、「インバウンド客への日本酒提案について」で、前々回・前回に集約されたアイデア、「日本酒ラベルの裏面に英語表記の蔵説明のQRコードを印刷して、各飲食店や酒関係のイベントらあで、飲んでくれた外国人に1枚配り、四国の88ヶ所の蔵元のラベルを蒐集させる」っちゅう内容についちゃあ、愛媛の近藤さんにテストトライをお願いするっちゅうことで、再確認されたがよ。
続いては、各県間の情報交換やけんど、もう時間的に委員会終了予定時間の17時を過ぎちょったき、皆さんからは特に何も出されんかったがやき。
お次は、次回の委員会についてで、7月18日に香川県にて開催することに決まったがよ。
最後に、某署の方からのお話があり、こうして17時過ぎばあにゃあ、「第77回・四国酒蔵巡り企画委員会」は無事お開きとなったがやき。
委員の皆さん、オブザーバー参加の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!
さてこの後は、地魚料理「喜助」さんにて、18時ばあから懇親会やったがよ。

穴吹トラベルの横山さんも参加してくださり、斎藤さんと近藤さんがちくとまだやったけんど、他のメンバー5名にて、とりあえずの生ビールにて乾杯の練習をしたがやき。
ほんで、持ち込みさいてもうた、「川鶴・純米吟醸・田野々」と「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を注ぎ合うて、あらためてまずは5名にて、正式な乾杯をさいてもうたがよ。

さて宴席にゃあ、「ワラ焼き鰹の塩タタキ」や「牛タタキ」や「白菜押し寿司」や「お造り」や「サワラ塩焼き」らあがズラリと並べられちょって、ワシゃあ「二割八割」を飲みもって「ワラ焼き鰹の塩タタキ」をいただいたがやけんど、これが予想以上に美味しゅうて、当然相性バッチリやって、いきなり杯も箸も止まらんなったがやき。



ちくとしてから、斎藤さんと近藤さんも到着し、あらためてお2人の持ち込み酒、「華姫桜・雄町」と「御殿桜・純米吟醸・しぼりたて」を注ぎ合うて、またまた乾杯したがよ。
さあ、そっから後は7名にて、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。
いろんな話題で盛り上がる中、ワシゃあ昼食を食べに行くがに、徳島駅前の「ポッポ街」っちゅう商店街を通り抜けたがやけんど、この商店街、昼間でも薄暗い上に大半のお店がシャッターを閉めちょって、おまけに人通りはほぼないし、そこに妙に明るい昭和の唱歌「一年生になったら」がBGMとして流れよったもんやき、こぢゃんと不気味やったっちゅうて話さいてもうたがよ。
ハッキリゆうて、「いっちねんせーになったーら……」っちゅうBGMが聴こえた瞬間に、まるでホラー映画の真っ只中に飛び込んでしもうた感覚になり、背筋に悪寒が走ったばあやっちゅうたら、皆さん爆笑やったがやき。
まっこと、マジでホラー映画が撮影できるがやないろかのう?
さて、お料理は「酢味噌和え」や「天婦羅」らあも登場し、これらあもうまいもんやき、さらにお酒が進みまくり、杯も箸も会話も止まらんなって……ガンガン盛り上がったがよ。


後半にゃあ、お店の方が定番として置いちゅうっちゅうて、「御殿桜・まけまけいっぱい」(LED夢酵母・純米吟醸原酒)と「船中八策」(超辛口・純米酒)を持ってきて、見せびらかいてくださったがやき。

地魚料理「喜助」さん、まっことお世話になっちょります!ありがとうございます!
こうして大盛り上がりの中、ワシゃあ帰りのJRの時間が迫っちゅうっちゅうことで、19時50分ばあにゃあ、車で香川県まで帰られる川人社長(当然飲んだがはノンアルビールのみ!)に乗せてもうて、徳島駅まで送ってもうたがよ。
四国酒蔵巡り企画委員の皆さん、今回もまっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社