「キライなことをやれと言われてやれる能力っちゅうんは、後でかならず生きてくるぜよ。」(イチロー)
MLBシーズン最多安打記録保持者、プロ野球における通算安打世界記録保持者、最多試合出場記録保持者の元メジャーリーガー、現シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー(本名:鈴木 一朗・1973〜)さんの言の葉ながやき。
人間誰やち、キライなことをやれと言われたち、そりゃあやりとうないもんやき、ほとんどの人は「できません」っちゅうて断るか、せいぜいでえいかげんなやり方をしてお茶をにごすばあのもんながよ。
けんど、それじゃあせっかくのチャンスを自ら逃してしまうことになるがやき。
もしそこで、ホンマはキライなことやけんど、それが必要とされちゅうことやったとしたら、自らの意志で引き受けるっちゅう決断をすることが、実は大きなチャンスを呼び込むことにつながったりするもんながよ。
まず、キライなことやち、それをキチンとやりとおすことができる遂行能力と自信がつくきに、今後どんな難しい案件が現れたち、大抵のことやったらやりとおすことができるようになるがやき。
さらに、キライなことやちやりとおすことができる人間やと周囲も判断するきに、何かあったときにゃあ思いもよらん助けがくるとかっちゅうふうに、絶対に周囲が放っちょかんなるがよ。
そんな人間に、今後大きなチャンスが訪れんはずらあて、絶対にないっちゅうことながぜよ。