6月4日(火)は、13時半から高松国税局にて、「第12回 酒類の輸出促進連絡会議」が開催されたがやき。
高松国税局からは課税部長さん、酒類監理官さん、鑑定官室長さん、酒税課長さん、酒類業調整官さんらあ、総勢10名の皆さんと、中国四国農政局、四国経済産業局、四国運輸局、独立行政法人日本貿易振興機構香川貿易情報センター、同徳島貿易情報センター、同高知貿易情報センター、独立行政法人中小企業基盤整備機構四国本部、徳島県経済産業部経済産業政策課、香川県交流推進部県産品振興課、愛媛県経済労働部産業雇用局産業政策課、愛媛県産業支援局経営支援課、高知県産業振興推進部地産地消・外商課らあの18名の皆さんにご参加いただいちょったがよ。
ほんでこちら側は、日本酒造組合中央会四国支部、徳島県酒造組合、香川県酒造組合、愛媛県酒造組合、高知県酒造組合らあから、ワシも含め5名が参加さいてもうたがやき。
まずは資料の確認らあがあり、13時半からは正式に会議が開会したがよ。
ほんで、松香酒税部長さんから、開会のご挨拶があったがやき。
続いては議題ながよ。
最初の議題は、「日本産酒類をめぐる動向と輸出拡大実行戦略」について、松田筆頭酒類業調整官さんより資料の説明があったがやき。
まずは「最近の日本産酒類の輸出動向」についてで、2023年分の日本産酒類(全酒類)の輸出金額は1344億円で、過去最高やった2022年に次ぐ水準やったっちゅうがよ。
ほんで品目別じゃあウイスキー(約500億円)と清酒(約410億円)が全体の輸出金額の68%を占めちょって、世界的な物価高や一部の国・地域における消費減退、米国における長引く在庫調整等の影響で、多くの品目において輸出金額が減少した中、ビールは好調やったっちゅうがやき。
次に「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」についてで、「2025年までに2兆円、2030年までに5兆円」の達成に向け、酒類についちゃあ、「清酒」「ウイスキー」「本格焼酎・泡盛」の3品目を重点品目として、ターゲット国等を定め、さらなる輸出拡大に取り組んでいくっちゅうことながよ。
ちなみに清酒についちゃあ、ターゲット国は米国・中国・香港・EU・英国・台湾・シンガポールで、2025年の目標は600億円やっちゅうがやき。
続いては、「四国の酒類製造者の酒類輸出の状況」についてで、令和4年までは11年間連続で増加しちょったけんど、令和5年についちゃあ前年比91.5%やったっちゅうがよ。
ビールはないき、清酒がトップで全体の68.8%を占め、次いでリキュールが全体の24.3%を占めちゅうっちゅうがやき。
令和5年の四国の清酒輸出数量は451.5klで、前年度比95.3%、前々年度比122.9%で、リキュールの輸出数量は159.6klで、こちらは前年度比86.4%、前々年度比は84.8%やっちゅうがよ。
四国四県の県別で見りゃあ、過去13年間ズッと高知県が四国のトップを走りよって、全体の87.4%を占めてダントツやっちゅうがやき。
高知県の清酒の輸出数量は令和5年で355.9klで、前年度比98.8%やって、高知県のリキュールの輸出数量は116.9klで、前年度比87.3%やったっちゅうがよ。
その後も、四国の輸出先国別の数量や、同国別の構成割合についてらあの報告があったがやき。
お次の議題は、「構成機関による輸出支援策等と今後の方針」で、各構成機関の方々より報告があったがよ。
まずは高松国税局さん、お次は中国四国農政局さん、続いては四国経済産業局さん、お次は四国運輸局さん、続いては日本貿易振興機構(ジェトロ)さん、お次は中小企業基盤整備機構四国本部さんより、順番に報告があったがやき。
さらに、四国四県の県庁さんの各関係機関の方々から、それぞれの県における取組状況と今後についての報告があったがよ。
続いての議題は、「準構成機関における輸出への取組」で、四県の各酒造組合の代表から、輸出の現状・課題らあについて、発表があったがやき。
まずは徳島県、続いて香川県、お次は愛媛県からの発表があり、最後に高知県のワシから、現状報告や本年の活動予定らあについて発表さいてもうたがよ。
お次の議題は「意見交換」で、各県酒造組合の代表の方から要望が出され各関係機関の方々から、それらあに対する回答をいただけたがやき。
続いては、「酒類の輸出促進連絡会議規約改正」についての報告があり、最後に橋口酒類監理官さんから「議長まとめ」としてのお話があったがよ。
こうして15時半前ばあにゃあ、「第12回 酒類の輸出促進連絡会議」は、無事お開きとなったがやき。
高松国税局の皆さん、そして各関係機関の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社