6月15日(土)は、かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした35名の皆さんと、「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「旬と日本酒・輝きの会」<初鰹と司牡丹を楽しむ会・2024夏>が開催されたがやき。
水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また「旬どき〜」っちゅう会の命名者も水口先生やったがよ。
ほんで15年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。
その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは10年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ参照)を開催し、続いて9年前の10月に「戻り鰹と司牡丹の会」(「2015年10月30日」のブログ参照)を開催し、8年前は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2016年6月14日」のブログ参照)、11月に「天寿とハタハタ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2016年11月8日」のブログ参照)を開催し、7年前は5月に「初鰹と司牡丹の会」(「2017年5月18日」のブログ参照)を開催し、10月に「浦霞と三陸塩釜ひがしもの・司牡丹と戻り鰹の会」(「2017年10月10日」のブログ参照)を開催し、6年前は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2018年6月13日」のブログ参照)を開催し、11月に「澤乃井&司牡丹を楽しむ会」を開催し、そっからはコロナ禍らあで中止が続き、5年ぶりに昨年4月の「初鰹と司牡丹の会」(「2023年4月21日」のブログ参照)、昨年11月の「戻り鰹と司牡丹の会」(「2023年11月16日」のブログ参照)ときて、今回の開催に至るっちゅう経緯ながよ。
ちなみに2016年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さん(株式会社ジャパンブルーカーボンプロジェクト代表取締役)が会長にご就任されたがやき。
会のメンバーは、ブリヂストンさんやら、資生堂さんやらの有名企業のOBや現役の皆さんっちゅうお歴々や、吉川会長さんのお仲間らあが中心で、酒通・食通の方々だらけやっちゅうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。
まずはワシゃあ16時半過ぎばあに「宝」に入り、お酒や食材や資料らあが届いちゅうからあをチェックさいてもうて、17時ばあにゃあ吉川会長さんご夫妻やお手伝いの方々らあもお越しになったがやき。
ほんで、皆さんの座席らあを決めて、準備万端ながよ。
ぼちぼちお客様がいらっしゃり、まずはウェルカムドリンクとして、「マキノジン」のソーダ割を、来られた方から順番にお出しして、お楽しみいただいたがやき。
★ウェルカムドリンク:「マキノジン」のソーダ割
この「マキノジン」、予想以上に皆さん「おいしい!」っちゅうて好評やったがよ。
さらに、ボトルをお見せして、ワシから簡単に説明さいてもうたら、さらに皆さん感激されちょったがやき。
開会時間の17時半にゃあワシを含む35名の参加者の皆さんが、遅れる方らあ以外はほぼ集まったき、いよいよ開会ながよ。
まずは吉川会長さんから、開会のご挨拶があったがやき。
続いてはワシからもご挨拶さいてもうて、ウエルカムドリンクについてや、本日の乾杯酒らあについて、ちくと説明さいてもうたがよ。
ほんで、乾杯酒の「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒・本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒)が配られ、皆さんでグラスに注いでいただいたがやき。
続いて、株式会社SBS企画の北澤会長さんのご発声にて、みんなあで威勢よう「乾杯!」をして、宴席がスタートしたがよ。
★「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)
あちこちから、「美味しいっ!」「フルーティー!」「さすがは金賞酒!」っちゅう感嘆の声が、漏れ聞こえてきたがやき。
お次は、杜氏イチオシの「二割八割」と前菜が出されたがよ。
★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)
⚫️前菜:高知県産フルーツトマトのお浸し、イタドリ油炒め、トンゴロイワシ唐揚げ、焼きメヒカリ、チャンバラ貝旨煮、ヘダイ手鞠寿司
そのお酒と料理の相性の良さに、これまたあちこちから悦びの声が聞こえてきたがやき。
さらにワシから、このお酒の解説をさいてもうたら、皆さんさらに大悦びで、飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、盛り上がっていったがよ。
★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
⚫️鮮魚:「初鰹のワラ焼き塩タタキ」
さあ、いよいよメインの前日の朝まで生きちょった、高知から生で直送された「一本釣り初鰹のワラ焼き塩タタキ」と「船中・生酒」の登場ながやき。
またまた、あちこちから「こりゃあうまいっ!」、「最高の組み合わせ!」、「止まらんなる!」っちゅう声があがったがよ。
「こんなにワラの風味がする、美味しい鰹は初めて!」っちゅうて、ワシに報告してくださった方もおられたがやき。
この酒と肴の最強タッグに、皆さん杯も箸も止まらんなって、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
ほんで、メインの鰹が出された後は、皆さんお1人おひとりの自己紹介タイムが始まったがやき。
吉川会長さんのご案内で、初めて参加する方々も何名かおられ、自己紹介タイムは盛り上がったがよ。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
⚫️焼物:「土佐はちきん地鶏グリル〜食べるラー油〜&四万十ポークのローストポーク」
お次は、「船中八策」のプレミアム版、「船中・槽搾り」と「はちきん地鶏」&「四万十ポーク」の組み合わせながやき。
酒と食のお互いがお互いの美味しさを引き立て合うて、さらに杯も箸も、皆さん進みまくりになったようながよ。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
⚫️冷菜:「焼き茄子〜酒盗カルボソース〜」
こちらのお酒を飲んだ瞬間、「コレ大好き!今日イチ美味しい!」っちゅう悦びの声が聞こえてきたがやき。
ほんで、お料理と組み合わせりゃあ、これまた飲んで食べて語り合うてが止まらんなった方々が続出になったようながよ。
★「司牡丹・かまわぬ」(きもと仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)
⚫️逸品:「四万十麦牛ローストビーフ〜葉ニンニクぬた〜」
続いては、「かまわぬ」のぬる燗と肉料理のペアリングながやき。
この料理は、四万十麦牛のローストビーフにニンニクの葉で作ったぬたをかけたもんで、これがまっこと絶妙に調和して、うまいことうまいこと!
さらに「かまわぬ」のぬる燗と合わせりゃあ、このお酒のやわらかな酸が燗によって膨らみに変わり、料理の美味しさをさらにグンと引き立ててくれるがよ。
皆さんも、一層幸せそうな笑顔になり、さらにさらに盛り上がっていったがやき。
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
⚫️食事:「鮎のにぎり飯・蓼入りお新香」
続いては、司牡丹の仕込水の水系、奇跡の清流・仁淀川を彷彿とさせる純米酒「仁淀ブルー」と、清流の恵み「鮎料理」のペアリングながよ。
「仁淀ブルー」の柑橘類を想わせるほのかな酸をしのばせた爽やかな香味が、鮎のにぎり飯の風味に見事にマッチして、これまた絶品!
皆さんからも、「このお酒、確かに清流を感じる!」、「酒も料理もとにかく爽やかで絶品!」っちゅうお誉めの言葉をいただけたがやき。
さて終盤にゃあ、皆さん大盛り上がりに盛り上がりまくり、まるで土佐人みたいにあちこちに席を移動しまくりになって、ワイワイガヤガヤの大衆酒場の満席状態みたいになったがよ。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)
⚫️甘味:「柚子シャーベット」
〆のラストは、「山柚子搾り」と「柚子シャーベット」をデザート感覚でお楽しみいただいたがやき。
これまた皆さんから、「マジ美味しい!」「爽やかの極み!」「こんなに美味しい柚子酒は初めて!」っちゅうて、こぢゃんとお誉めの言葉をいただいたがよ。
こうして、大大大盛り上がりのまんま、予定終了時間オーバーの20時半過ぎにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
吉川会長さんを筆頭に、ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社