7月9日(火)は、まずは10時から高知県民文化ホール多目的室にて、第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」が開催されたがやき。
映画「おきゃく(OKYAKU)」たぁ何かっちゅうたら、土佐の高知の「おきゃく」(土佐流宴席)文化の大ファンであり、「土佐のおきゃくPR大使」であり、「高知の食」PRの委嘱状も知事さんから手渡されちゅう、食いしん坊雑誌「dancyu」の植野編集長(→編集部長→dancyu総研所長)さんが発起人となり、企画されたもんながよ。
植野所長さんは、高知県の「おきゃく」文化を、世界に誇るべき素晴らしいおもてなし文化の原点やと断言され、この「おきゃく」文化を世界に広めるために、「おきゃく(OKYAKU)」っちゅうドキュメンタリー映画を高知県の皆さんと共に制作し、世界中に発信していきましょうっちゅうことながやき。
ちなみに監督の風間直美さんは、BSフジで放送中の「日本一ふつうで美味しい植野食堂」のプロデューサーでもあり、海外の映画祭らあにもドキュメンタリー映画を出品し、いくつかの賞も受賞されちゅうっちゅう、気鋭の映画監督ながよ。
つまり、「おきゃく」文化の上っ面だっけやのうて、その根底にある精神性まで垣間見える作品となるこたぁ間違いなしながやき。
ほんで、高知県酒造組合理事長として、この映画制作の発起人会にワシも名を連ねさいてもうちょって、「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」の副会長にも就任さいてもうちゅうがやけんど、こりゃあ単に高知県酒造組合の理事長やからやとかっちゅうことやのうて、このコロナ禍の長期化で、土佐の高知の一番のウリやったはずの、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の大切な一角が崩れる……つまり世界一楽しい「おきゃく」文化が、消え去ってしまうかもしれんっちゅう危機感の方が強いがよ。
コロナ禍の3年間ばあは、返杯・献杯も、宴席での移動しまくりも、皿鉢料理の取り分けも、可杯や箸拳らあのお座敷文化も……土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんかったもんやき、ホンマにこのまんまやと消え去ってしまう、マジで絶滅してしまうかもしれんがぜよ!
ほんじゃきこそ、今やからこそ!映画「おきゃく(OKYAKU)」の制作を、土佐の高知の未来のためにも、この国の未来に世界一楽しい宴の文化を遺すためにも、何としたち成功させにゃあいかんっちゅう、強い使命感を抱いちゅうがやき。
こんな、ワシの念いにもし共感していただけます方は、是非是非映画「おきゃく(OKYAKU)」に、何とぞチビッとやちえいき、ご協賛をお願い申し上げますぜよ!
ご協賛についちゃあ、詳しゅうは、以下のホームページをご覧くださいや。
https://www.okyakumovie.com/
ちなみに、ご協賛は個人は一口1万円から、法人は一口10万円からで、ご協賛いただいた方で希望者は、映画のエンドロールに名前や法人名が掲載されるがよ。
この映画が実現すりゃあ、世界一楽しい宴を求めて、世界中から観光客が土佐に殺到するっちゅう夢のような話を、現実に引き寄せることになるはずながやき、そんな土佐の高知の歴史に残る映画のエンドロールに、名前を刻むチャンスやっちゅうことながやき。
是非とも映画「おきゃく(OKYAKU)」にご協賛いただけましたら、さらにアチコチに情報拡散していただけましたら幸いながよ。
さて、第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」は、木村会長さんを筆頭として、ワシらあも含めた「映画『おきゃく(OKYAKU)』発起人会」のメンバーや実行委員会や事務局のメンバーらあを中心に、18名の方々が集まったがやき。
植野所長さんにもわざわざご来高いただき、ご参加いただいたがよ。
事務局の松岡さんの進行によりスタートし、まずは木村会長さんからご挨拶を兼ねたお話があり、続いては植野所長さんから、映画の概要やスケジュールや取材項目らあについてのお話があったがやき。
映画の概要についちゃあ、あらためて植野所長さんから、「おきゃく文化の継承と発信」をテーマとしたドキュメンタリー映画やっちゅうお話があったがよ。
特に「酒と食」をキービジュアルとして描いていきたいと思うちゅうっちゅうがよ。
「おきゃく」は人の集まりやけんど、その中心にゃあ「酒と食」が欠かせれんがやき。
皿鉢料理だっけやのうて、鰹のタタキ、ウツボ料理、鯨料理、田舎寿司、こけら寿司、リュウキュウ、イタドリ、四方竹らあの煮物、炒め物、ぬた……高知各地で受け継がれてきた料理や食材の美味しくさや美しさ、そして土佐の酒造りらあを通して「おきゃく文化」の素晴らしさを表現したいと考えちゅうっちゅうがよ。
ストーリーとしちゃあ、案内人(植野所長)が様々な「おきゃく」を見ていくうちに「『おきゃく』たぁ何か?」っちゅう疑問を抱き、その答えを求めて高知の各地を巡るっちゅうがやき。
実際に日常や神祭らあで行われゆう伝統的な「おきゃく」、あるいは「土佐のおきゃく」らあの新しいイベントに加え、食材の産地や酒蔵を訪ね、あるいは皿鉢料理らあを作る場に参加し、様々な人そして、最後に美しい食と酒、そして「おきゃく」の真髄に辿り着く(※決めつけるつもりはないとのこと)っちゅうがよ。
次に今後の大まかなスケジュールやけんど、来年2025年にゃあ映画をクランクアップさいて、編集に入りたいっちゅうことやったがやき。
ほんで、再来年の2026年にゃあ映画を公開したいっちゅうことやったがよ。
そのためにも、まだまだ資金が足りんっちゅうことやったがやき。
ちなみに現状としちゃあ、約900万円ばあの協賛金が集まっちゅうがやけんど、最低やちもうあと600万円ばあは必要(合計1500万円)やっちゅうことのようながよ。
この後は、皆さんからいろんな意見が出されたり、提案らあもあったがやき。
資金集めパーティーを何度も開催するとか、飲み会らあのことあるごっとに募金やカンパを募るとか、募金のメリットは「ベロベロの神様の御加護があります!」とか……いろんなアイデアらあも出されたがよ。
こうして第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」は、11時過ぎばあにゃあお開きとなったがやき。
皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!
さて、続いては同日の17時20分ばあから、高知県酒造組合の会議室にて、高知県の酒米についての会議が開催されたがよ。
高知県の酒米事情について、高知大学の大崎先生と旭食品株式会社地域産業課の窪添課長さんが、各蔵元を直接回ってヒアリングの調査研究をしてくださりゆうがやけんど、この日はまず窪添課長さんと、高知県酒造組合技術顧問の上東先生と、高知県酒造組合理事長のワシと、同事務局の秋久さんとで、会議やったがやき。
窪添課長さんからは、今回のヒアリング調査についての報告に加え、全国の醸造用玄米についてのいろんな情報らあについて、報告があったがよ。
その後は、高知県の酒米についての様々な問題らあについて、かなり突っ込んで議論や意見交換らあがあったがやき。
こうして18時前ばあにゃあ酒米会議は終了し、その後は18時から、「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、懇親会が開催されたがよ。
酒米会議に出席しちょった4人のメンバーに加えて、高知大学の大崎先生と、高知県酒造組合高木副理事長(「豊能梅」社長)の2人が加わり、6名にての懇親会やったがやき。
まずは生ビールで乾杯の練習をして、直んぐに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を注文さいてもうて、あらためて正式な乾杯をしたがよ。
「船中・零下生」は、ラストの1本がチビッとしか残ってなかったき、もう1本の「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)も同時に注文さいてもうたがやき。
この日のお魚は、珍しい「メジカ(ソウダガツオ)の刺身」「昼獲れ鰹の刺身」「川海老の唐揚げ」らあが入荷しちゅうっちゅうことで、迷うことのうそれらあを注文さいてもうて、「船中生」と「船中黒」をガンガン酌み交わし、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。
酒も肴もこぢゃんと美味しいもんやき、杯も箸も止まらんなるっちゅうもんながやき。
さらに「地牡蠣」も注文し、「豊能梅・夏純吟」も注文し、みんなあさらにさらに飲んで食べて語り合うてが止まらんなっていったがよ。
途中から、上東先生が「十刻の街中華が食べたい!」っちゅうて、いきなり中華料理をガンガン注文しだいて、爆笑やったがやき。
実は「十刻」さんの中華料理はこぢゃんと美味しゅうて、根強いファンの方々がたくさんおる名物になっちゅうがよ。
「四川麻婆豆腐」や「天津飯」らあをいただきゃあ、さらにお酒が進むっちゅうもんながやき。
もっとも、大崎先生と窪添課長と高木社長は、元々あんまり飲まんもんやき、ガンガン飲みまくりよったがは、ワシと上東先生と秋久さんの3人やったがやけんど……。
さてさて、大崎先生、窪添課長、 高知県の酒米ヒアリング調査、まっことお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社