こういう懇親会の場合は、委員会メンバーの中で一番の食通の岩さんが毎回美味しいお店を選定してくれよって、「人づくり委員会」ならぬ「舌づくり委員会」っちゅうて、裏で呼ばれゆうがよ。
ほんで今回は、岩さんが「まだ佐川の大正軒に行ったことがない!」っちゅうことで、こういう流れになったがやき。
まずは16時16分に7名の方々がJR佐川駅に到着され、ワシがお迎えに行き、そのまんまミニ酒蔵見学にご案内さいてもうたがよ。
玄関の酒林の下で記念撮影し、江戸時代末期の190年ばあ前に建造された白壁の1号蔵貯蔵庫をご案内し、朝ドラ「らんまん」の撮影が行われた「酒蔵の道」を通り、元牧野富太郎博士の生家の酒蔵やった「マキノ蒸溜所」にご案内さいてもうたがやき。



40分ばあのミニ見学やったけんど、初めて皆さんばっかしやったき、結構楽しんでいただけたようで、良かったがよ。
「大正軒」さんに着いたあたりで、テレビ高知の藤田社長と日本生命高知支社の竜口支社長も加わり、さらにちくと遅れて白坂さんも加わり、ワシも含めて11名になったがやき。
さて、あんまり暑かったきに、まずは皆さんに冷たいビールを堪能していただき、その合間に乾杯酒の金賞受賞酒「黒金屋」(大吟醸原酒)を皆さんに注がいてもうて、岩さんから開会のご挨拶と乾杯のご発声をいただき、開宴となったがよ。


★乾杯酒:「司牡丹・黒金屋」(金賞受賞酒・大吟醸原酒)
そのフルーティな香りとやわらかな味わいに、皆さん大悦びやったがやき。
ここで、かね岩海苔社長の岩さんから、お約束の高級海苔が、皆さんに配布されたがよ。

続いては、「司牡丹・永田農法<山田錦>純米吟醸酒」(純米吟醸酒)が登場したがやき。
このお酒を、鰻づくし最初のお料理「鰻ほね焼き」と合わせて楽しんでいただいたがよ。
★「司牡丹・永田農法<山田錦>純米吟醸酒」(純米吟醸酒)
●鰻ほね焼き

このお酒のやわらかでナチュラルな吟醸香と、生命力あふれるリッチな味わいに、皆さん大悦びながやき。
さらに「鰻ほね焼き」と合わせていただきゃあ、この料理の濃厚なタレの味わいと芳ばしい風味が、このお酒の力強い味わいと見事にマッチし、一気に皆さん和んでいったがよ。

また、早速「ほね焼き」を海苔で巻いていただいてみりゃあ、味変になってこぢゃんと美味しゅうて、これが皆さんになかなかの好評やったがやき。
続いては、司牡丹の杜氏イチオシ商品と「うざく」の登場ながよ。
★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)
●うざく

このお酒の、心地えい香りと爽やかな膨らみが、「うざく」の酢の酸味と鰻や卵の旨味と見事にマッチし、お互いの美味しさをバッチリ引き立て合うたがやき。
これまた皆さん大悦びで、次第に会場全体が熱気を帯びはじめたがよ。
お次は、「船中八策」のプレミアムバージョン「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)と「うまき」の登場ながやき。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
●うまき

このお酒の、華のある香りと輪郭のハッキリした超辛口の味わいが、「うまき」のタレと蒲焼きと卵焼きの味わいを見事に融合さいて、旨味を膨らませまくりもって口中で広がっていくがよ。
これまた皆さん大感激で、アチコチから「美味しい!」っちゅう声があがりまくり、会場全体がヒートアップし、大盛り上がりになったがやき。
また、うまきをさらに海苔で巻いていただきゃあ、これまた絶品やったがよ。
岩さんが持ち込みされた海苔がさらにアチコチに配られ、大好評やったがやき。
続いては、ワシがお燗番となって、会場にて湯煎で「船中八策・きもと」をベストなぬる燗につけさいてもうたがよ。
このあたりで18時半ばあになっちょって、遅れちょった中田さんが到着され、これにて12名全員が揃うたがやき。
中田さんにゃあ申し訳ないけんど、ここまでのコースを、急いで召し上がってもうたがよ。
さて、ここでメインの「鰻の蒲焼き」の登場ながやき。
★「船中八策・きもと」(きもと仕込純米酒)<ぬる燗(40℃程度)>
●鰻の蒲焼き
●きも吸い・漬物・ご飯



「船中きもと」の絶妙なぬる燗の旨さに、皆さん全身満開の笑顔になっちょったがよ。
「仁淀川山椒」をかけた蒲焼きは、ちくと甘めのタレと山椒のピリッとした辛味と蒲焼きの濃厚な旨味が、口中に膨らみまくり、旨いこと旨いこと!
そこに「船中きもと」のぬる燗をキュッとやりゃあ、このお酒の酸による膨らみとキリッと辛口が、出汁のように料理の美味しさを下から支えて押し上げてくれ、旨さが倍増するがやき!
こりゃタマラン!皆さん一気に盛り上がりまくり、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うてが止まらんなったがよ。
きも吸いも絶品で、アッチでワイワイ、コッチでワイワイと盛り上がる中、ワシもアチコチ移動さいていただきもって、皆さんと語り合いもってガンガン酌み交わさいてもうたがやき。
さらにここに海苔を加え、「海苔のっけ鰻丼」にすりゃあ超絶美味しいもんやき、アチコチから歓声があがって大盛り上がりやったがよ。


締めにゃあ、デザート酒の「山柚子搾り」が登場したがやき。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)

このお酒の爽やかな芳香とすがすがしい酸味とやわらかな甘味に、これまた皆さん大悦びやったがよ。
こうして19時半ばあにゃあ、遅れて来られた中田さんに中締めをお願いし、大団円のお開きとなったがやき。

ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
ちなみにこの後は、みんなあで高知市内に戻んて、真理さんのお店「バローロ」さんにうかごうて、2次会でさらに大盛り上がりになって行き抜けてしもうたがぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社