「共感っちゅうもんは、それをかき立てる相手の境遇を考慮することによって起こるがぜよ。」(アダム・スミス)
イギリスの哲学者、倫理学者、経済学者で、「国富論」の著者として世界的に知られちょって、「経済学の父」と呼ばれる、アダム・スミス(1723〜1790)さんの言の葉ながやき。
人生における問題や悩みの大半は、人間関係が原因やといわれゆうがよ。
そんな人間関係の問題や悩みらあをできるだっけ減らいて、良好な人間関係を周囲に築きあげることができるかどうかは、結局のところは共感力がモノをいうがやき。
共感力たぁ何かっちゅうたら、そりゃあ詰まるところ、あらゆる場面で相手の立場になって考えることができるかどうか、相手の境遇を考慮することができるかどうかっちゅうことながよ。
ほいたら、そんな共感力をどういたら高めることができるがかっちゅうたら、最終的にゃあ想像力の問題に行き着くがやき。
いっつも自分のことしか考えてないような行動ばっかししゆう人っちゅうんは、自分がされたらイヤなことを平気で相手にしゆうっちゅうことやき、自分がもし相手の立場やったとしたらどう思うやろうとかっちゅう、そんなリアルな想像力がまったく欠如しちゅうっちゅうことながよ。
ほんじゃき、あらゆる場面において「もし自分と相手の立場が入れ替わったとしたら……」っちゅうて、リアルに想像力を働かせよったら、共感力っちゅうんは自然と高まっていくもんながやき。
そうやって共感力が高まっていきゃあ、おまさんの周囲の人間関係は、ドンドン良好になっていくがよ。
ほんで、人間関係が良好になっていきゃあ、人生における大半の問題や悩みはドンドン減っていくっちゅうことになり、つまりはドンドン幸せな人生になっていくっちゅうことながぜよ!