2024年08月16日

日本酒造組合中央会四国支部「令和6年度夏期研修会」と筒井お疲れ様会ぜよ!

まず8月2日(金)は13時半から、徳島市の「阿波観光ホテル」さんにて、日本酒造組合中央会四国支部「令和6年度清酒製造業夏期研修会」が開催されたがやき。


四国四県の清酒製造メーカーらあが20人ばあ集まり、まずは日本酒造組合中央会四国支部の川人支部長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真1 会場写真2  川人支部長挨拶












ほんで、夏期研修会がスタートし、トップバッターは高松国税局課税部の川口鑑定官室長さんで、まずは「全国新酒鑑評会の結果について(高松国税局管内)」のお話があり、いろんなデータ別の表らあをご紹介いただいたがやき。
写真3  川口鑑定官室長講演












さらに、様々なオフフレーバーの原因とその対策について、夏の気温から予測できる米の溶けやすさについて等々、いろんなお話をしていただいたがよ。
写真4  総合評価と香りの良さ写真5  グルコースとカプエチ













写真6 4-ビニルグアイアルコール写真7  今年の造りを予測











川口鑑定官室長さん、まっことありがとうございましたぜよ!


続いては、アース環境サービス(株)学術部西日本エリアのエキスパートである末吉さんから、「食品安全と異物混入防止対策」についてのお話があったがやき。
写真8  末吉さん講演


まずは「最近の異物混入事例」について、小林製薬の「紅麹サプリ」について等、4つの事例が紹介されたがよ。


お次は、製品回収の損害について、例が挙げられ、製品回収の金額が2000万円やったとしたち、損害総額は1億円ばあになるっちゅうお話があったがやき。


続いては、異物混入が発生する背景にゃあ、様々な要因が存在しちゅうっちゅうて、「ハインリッヒの法則」についての紹介があったがよ。
写真9  ハインリッヒの法則
お次は、異物混入はヒューマンエラーから起こることが多いき、ミスを無くすことが必要やっちゅうて、以下の「異物混入防止の3原則」の紹介があったがやき。


<異物混入防止の3原則>
1.つけない→入れない、持ち込まない
2.増やさない→定期メンテ、チェック+清掃
3.取り除く→除去(目視、金探、X線etc.)


ほんで、「異物を持ち込まん」+「清潔にする」ことが重要やき、そのための活動の中心が「従業員の5S」やっちゅうがよ。


<5Sとは?>
1.整理 2.整頓 3.清掃 4.清潔 5.躾(しつけ)
写真10  従業員の5S写真11  5Sとは















この5Sに取り組みゃあ何が良うなるかっちゅうたら、「人によるミスがないなる」、「全員参加の活動の基礎ができる」、「財産である商品が誇れるもんとなる」っちゅうがやき。
写真12  何が良くなる

その後も、5Sの中でも特に大事な「整理」と「整頓」について、詳しい解説や現場写真らあの紹介があり、こぢゃんと学びになったがよ。


特に、「整理」たお、必要な物、不要な物を分類して、不要物を破棄し、必要な物を保管するっちゅうことであり、つまり「整理」たぁ……「捨てる技術」やっちゅう言葉は、まっこと目からウロコやったがやき。


末吉さん、まっこと分かりやすいお話を、ありがとうございましたぜよ!


続いては、日本酒造組合中央会の古賀常務理事さんより、「中央情勢報告」についてのお話があったがよ。
写真13  古賀常務理事講演写真14  古賀常務理事講演2













60Pばあになるこぢゃんと分厚い資料を、ピックアップしもってのお話やって、まずは先ほどの「異物混入防止対策」にからめて、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理について」のお話があり、その英訳資料もあるっちゅうお話もあったがやき。


さらに、「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録について、今年12月にゃあ、九分九厘登録になり、その際にゃあパブリックビューイング及び登録コメント発表の予定やっちゅうがよ。



その他、「アルコール健康障害対策推進基本計画の現状等について」、「1.8L壜『自主回収認定』取消のリスク分析」について、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律の概要」について、「令和6年度日本酒の輸出基本戦略」について、「国際空港國酒キャンペーン」について、「大阪・関西万博に向けて考えられるイベント等の検討」について、「國酒の地理的表示」について、「SDGsへの取り組み状況について」、「安全な酒造りのために」について、「清酒製造業信用保証基金」について、「輸出先国の規制等に関する対応について」等々、分かりやすうお話いただいたがやき。


古賀常務理事さん、まっことありがとうございましたぜよ!


こうして16時半ばあにゃあ、日本酒造組合中央会四国支部「令和6年度清酒製造業夏期研修会」は、無事閉会となったがよ。


その後は、ちくと休憩タイムをはさんで、同会場の別部屋にて懇親会が開催されたがやき。


徳島県の阿波酒がズラリと並び、それらあをみんなあで注ぎ合うて、徳島県酒造組合の斎藤理事長さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
写真15  徳島の酒写真16  斎藤理事長乾杯













徳島県酒造組合としちゃあイチオシの「LED酵母」使用の吟醸酒もいくつかあったりして、ワシゃあ次々といろんなお酒をガンガン飲みもって、もちろん周りにも注ぎまくりもって、飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがやき。



「前菜」「お造り」「吸い物」「煮物」「焼物」らあをいただき、ガンガンいろいろ飲み比べしよったら、「三芳菊」さんの「織絵」と「綾音」っちゅうんが、こぢゃんと強烈な個性やって、この独特の風味はどっから来ちゅうがかっちゅうて、アチコチで結構話題になったがよ。
写真17  前菜写真18  刺身と吸い物












写真19  煮物写真20  焼物












写真21  三芳菊











途中からは、ワシもアチコチ移動しまくりもって、いろんな方々らあと酌み交わしまくり語り合いまくらいてもうたがやき。
2024.8.16写真22  宴席風景












そんなこんなで盛り上がりよったら、アッちゅう間に時間が過ぎてしもうちょって、ボチボチお開きやっちゅうき、自分の席に戻んたら、美味しそうな「天麩羅」「食事」「赤だし」「香物」らあが、手をつけんまんま残っちょったがよ。
写真23  天ぷら写真24  ご飯














急いで、一口二口いただいたあたりで、18時半ばあに大団円の中締めとなったがやき。
2024.8.16写真25  中締め

けんど、当然こんな早い時間で終わるわきゃあないがよ。


皆さん当然のごとく三々五々、二次会に流れていったがやき。


ワシゃあ、徳島県酒造組合の斎藤理事長と香川県酒造組合の川人理事長(日本酒造組合中央会四国支部長)と3人で、久々にトコトン盛り上がりまくり、2次会、3次会、4次会と飲み食いまくり語り合いまくって、午前様まで行き抜けてしもうたがよ。


当然ベロンベロンで、後半はほとんど記憶がないがやけんど、どうやら午前1時ばあまで飲みよったようで、17時からスタートやったき、8時間耐久飲みっぱなしっちゅうことながやき!


まっこと我ながら、ちくと呆れてしまうがよ。


いずれにしたち、こぢゃんと長時間お付き合いいただきました徳島県酒造組合斎藤理事長さんと香川県酒造組合川人理事長さん、まっことありがとうございましたぜよ!


さてその翌日の8月3日(土)は、徳島から高知に戻んたがやけんど、そのJRの中でも爆睡やって、昼間はほとんど使いもんにならん状態やったがやき。


それでも何とか夕方にゃあ復活して、18時からは土佐の高知の飲兵衛の聖地「葉牡丹」さんにて開催の、「桂月」筒井のお疲れ様会に参加したがよ。
写真26  葉ぼたん

筒井は、「桂月」の先代澤田社長さんの時代から長年勤めてきた古株で、高知県酒造組合行事らあにも長年積極的に参加してくれ、みんなあがこぢゃんとお世話になっちゅう社員ながやき。


そんな筒井が、この度「桂月」を退社し、既に地元嶺北の他の会社に勤めゆうっちゅう情報が入ったもんやき、酒造組合メンバーから「こりゃあお疲れ様会を開催しちゃらにゃあ!」っちゅう話が出て、今回のセッティングとなったがよ。


10数人ばあのメンバーが集まり、まずはビールにて乾杯の練習をしたがやき。


ほんで、飲み放題の燗酒(松翁)にて正式な乾杯をして、まずは筒井のこれまでの労をねぎろうたがよ。


さあそっから後は、筒井の話をみんなあで聞きもって、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。


「焼鳥」「刺身盛り」「土佐巻き」「串揚げ」「豚キムチ」「エビフライ」「ポテトフライ」らあをいただきもって、酌み交わしまくってこぢゃんと盛り上がりまくったがよ。
写真27  刺身、焼鳥、土佐巻き写真28  串揚げ















写真29  豚キムチ写真30  エビフライ、ポテトフライ











筒井たぁ、みんなあが平成の初期ごろからの30年以上におよぶ長い付き合いやき、昔バナシらあにもこぢゃんと花が咲いたがやき。
写真31  筒井を囲む












さらに「焼きそば」や「長太郎貝」らあも登場し、宴席は一層ヒートアップして盛り上がりまくったがよ。
写真32  焼きそば写真33  長太郎貝













大盛り上がりのまんま、21時ばあにゃあお開きとなったがやけんど、みんなあまだ名残惜しそうやったき、場末のスナック「こぶたや」さんに、2次会をセッティングさいてもうて、結局この日も23時過ぎばあまで盛り上がり
まくり、行き抜けてしもうたがやき。


筒井!まっこと長年お疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 10:46│Comments(0)