9月4日(水)は、ワシゃあ東京から高知に戻んて、15時半ばあにゃあ、「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんに向こうたがやき。
こちらにて16時半から、「第21回・土佐酒アドバイザー認定証書授与式」が開催されるき、その準備をさいてもうたがよ。
ちなみに「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として、高知県酒造組合が主催する資格制度ながやき。
詳しゅうは、高知県酒造組合のホームページ(http://www.kbiz.or.jp/kumiai/sake/)の「イベント」→「土佐酒アドバイザー」をクリックしてご覧くださいや。
この資格認定制度は、平成4年にスタートし、2年に1度とかの時期もあったけんど、近年はなかなかの人気で、今年で9年連続開催となっちょって、昨年までで536名の「土佐酒アドバイザー」が誕生しちゅうがよ。
ほんで本年も、29名の受講生が参加してくださり、皆さん無事合格されたき、合計565名の土佐酒アドバイザーとなったがやき。
まっことありがたいことながよ!
ちなみに今年の開催期間は、令和6年6月19日〜8月28日の間、毎週水曜日(13時半〜15時40分)に延べ9回の講義と最終日は認定試験を開催(8月14日は休講)し、第1限が「講習(座学)」で第2限が「きき酒等実習」ながよ。
ほんでこの日に、認定証書授与式が開催されたっちゅうわけながやき。
今回は、29名中3名の受講生の方々が残念ながら欠席やって、26名の方々が集まられたがよ。
高知県酒造組合のスタッフらあが集まり、会場の準備らあを済まいたがやき。
地元テレビ局の取材の方々も2社に来ていただき、開会予定の16時半にゃあ、司牡丹の浅野杜氏の司会で開会し、まずは高知県酒造組合理事長であるワシから、ご挨拶さいてもうたがよ。
まずは、今回「第21回土佐酒アドバイザー資格認定研修」により、新たに29名の「土佐酒アドバイザー」が誕生し、合計人数は565名となったっちゅうて報告さいてもうて、お祝いの言葉を伝えさいてもうたがやき。
ほんで、今年はパリ五輪で日本は45個のメダルを獲得し、「メダルラッシュ!」っちゅうて話題になったけんど、土佐酒は18蔵中13蔵が国内外の8つのコンテストにて何と50個ものメダルを獲得し、全体のレベルの高さ日本一をまたまた証明しましたっちゅうたら、皆さんから拍手喝采をいただけたがよ。
さらに、これから秋になりゃあ、いろんな土佐酒イベントの開催も待ち受けちゅうき、土佐酒アドバイザーの皆さんは是非ご出席やお手伝いをお願いしたいっちゅうて、語らいてもうたがやき。
土佐酒を盛り上げていく機会は今後目白押しやき、是非ワシらあとともに、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
また、ワシが理事長を務めさいていただきゆうNPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会が、この度「土佐人の飲酒美学【宴中八策】」を作成したき、こちら行動指針にする署名をいただけた方々にゃあ、後ほど「宴中八策」のミニ冊子を進呈さいていただきますっちゅうて、伝えさいてもうたがよ。
だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがやき。
お次は、ご来賓の三宅高知税務署長さんから、お祝辞を頂戴したがよ。
続いては、受講生の皆さんお1人お1人に、ワシから認定証書を授与さいてもうたがやき。
ワシからは表彰状サイズの認定証書をお渡しし、名刺サイズのプラ製認定カードと認定ピンバッジらあは、あらかじめお席に配らいてもうちょったがよ。
料亭「濱長」さんの土佐芸妓・由喜千代さんもこの度の認定者やって、艶やかな着物姿で登壇され、マスコミ取材のカメラも寄って来られ、会場のあちこちからもシャッター音が聞こえてきたがやき。
全員の方々に「認定証書」が手渡された後は、認定者代表の方が謝辞を述べられたがよ。
お次は、「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の山崎会長さんが登壇し、同会への入会案内のスピーチがあったがやき。
こうして「第21回・土佐酒アドバイザー認定証書授与式」は終了し、第21期生の土佐酒アドバイザー29名がここに誕生することになり、これにて土佐酒アドバイザーの全総数は565名となったがよ。
最後に、20期生の皆さんにワシらあ蔵元や講師陣も加わって、記念写真の撮影があったがやき。
記念撮影の後も、それぞれの認定者の皆さんが、舞台に上がって個別の記念撮影らあをされて、悦びを分かち合われよったがよ。
あらためまして皆さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
さてその後は17時半ばあから、同ホテルの別会場にて「交流会」が開催されたがやき。
過去の先輩土佐酒アドバイザーの皆さんらあにも集まってもうて、あとは土佐酒蔵元のスタッフメンバーに「土佐酉水会」の若手らあが加わり、60数名ばあの方々が集まっての「土佐酒アドバイザー交流会」となったがよ。
18蔵元の土佐酒や、この日に開催された「土佐酉水会」の「市販酒勉強会」に使われた県内外のお酒らあもズラリと並べられちょって、こりゃあなかなかに壮観やったがやき。
ちなみに司牡丹は、本年度「全国新酒鑑評会」にて最高位金賞を受賞した「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)や、「SAKE COMPETITION 2024」にて「SILVER」を受賞した「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)や、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)らあが用意されちょったがよ。
再び浅野杜氏の司会で開会し、日本酒コーナーにて思い思いのお酒を注ぎ合うてもうて、高知県酒造組合理事長のワシが、またまたおんなじような挨拶をさいてもうて、そのまんまワシの発声にて威勢よう乾杯し、宴席がスタートしたがやき。
その後は、認定者の方々のPRタイムがあり、蔵元も土佐酒アドバイザーの皆さんも中央の土佐酒ブースに殺到し、きき酒しまくりになったがよ。
皆さん、まっこと熱心で、素晴らしい心がけながやき!
ただ飲みたいだっけやともいえるけんど……
集まっちゅうお酒にゃあ、高知県外のお酒も結構あって、これらあは高知県酒造組合の若手の会「土佐酉水会」の勉強会のために集めたもんやっちゅうて、「土佐酉水会」の南会長から説明があったがよ。
ワシも、いろいろ試飲しまくらいてもうたがやき。
結局、しばらくの間は席にゃあ戻らんと何ちゃあ食べんずつ立てったまんま、試飲をしまくりもって、新土佐酒アドバイザーの皆さんらあといろんなお話らあをさいてもうて、ともに盛り上がらいてもうたがよ。
中盤ばあに席に戻んたら、ほとんどのお料理が出されちょったき、「司牡丹 AMAOTO」や「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)らあを飲みもって、お料理をいただいたがやき。
後半にゃあ、皆さんもアチコチ移動しまくりもって、あるいは立ち飲み状態で、飲んで飲んで語り合うて、飲んで飲んで語り合うて……盛り上がりまくりとなったがよ。
ワシも再び席を立ち、アチコチ移動さいてもらいもって、土佐酒アドバイザーの皆さんらあと大いに酌み交わし、大いに盛り上がったがやき。
こうして19時半過ぎばあにゃあ、高知県小売酒販組合連合会の秋月会長さんの中〆にて、大団円のお開きとなったがよ。
お開きとなった後も、盛り上がりは収まらんと、みんなあ集まっての記念撮影大会になったがやき。
さて、新「土佐酒アドバイザー」の皆さん、本日はまっことおめでとうございました!
今後とも土佐酒の振興を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社