「考えるこたぁ、才能のない人間の最大の武器ながぜよ。」( 野村克也)
ノムさんの愛称で親しまれたプロ野球選手・監督・野球解説者・野球評論家、野村克也(1935〜2020)さんの言の葉ながやき。
かのノムさんですら、自分のことを「才能のない人間」やっちゅうがやき、ほいたらワシらあは、間違いのう「才能のない人間」に入るがよ。
ほんで、そんな才能のない人間の最大の武器は、「考えること」やっちゅうがやき。
実は人間っちゅう生き物はほとんどが、できるだっけ物事を考えんで済むような方向で、生きていきゆうもんながよ。
数少ない考えゆう人やったち、実は自分にとって重要なことだっけしか考えやあせいで、それ以外のこたぁあんまり考えやあせんがやき。
ほいたら、才能のない人間が才能のある人間に勝つ方法は、才能のある人間があんまり考えやあせん分野に特化して、そこで考えて考えて、考え抜くことながよ。
ちくと極端に言うたら、才能のある人間に才能のない人間が勝つにゃあ、これしかないがやき。
ほんじゃき、かのノムさんは、才能のない人間の最大の武器を、考えることやっちゅうて断言しちゅうがぜよ。