「論理はA地点からB地点までおまさんを連れて行ってくれるがよ。想像力は、おまさんをどこへやち連れて行ってくれるがぜよ。」(アルベルト・アインシュタイン)
ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者で、「20世紀最高の物理学者」と評され、ノーベル物理学賞も受賞しちゅう、アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955)さんの言の葉ながやき。
かの世紀の大天才アインシュタインさんが、論理も大事やけんど、まっと大事ながは想像力やっちゅうて断言しちゅうといえるがが、この言の葉ながよ。
論理だっけの秀才は、たとえばA地点からB地点までを如何に短時間で如何に経費をかけんと移動するかっちゅうように、決まりきった範囲の中じゃあ実力を発揮することができるけんど、まったく未知の分野に突入した瞬間に、脳ミソがフリーズしてしもうたりするがやき。
そんな秀才にゃあ何が足りんかっちゅうたら、そりゃあ「想像力」やっちゅうことになるがよ。
豊かな想像力を持っちょりさえすりゃあ、たとえまったく未知の分野に突入したとしたち、脳ミソをフリーズさせることのう、課題に対する解決策を考え出すことができるっちゅうことながやき。
想像力が豊かな人っちゅうんは、まず、別の分野の様々な具体的な事例らあを、いったん抽象化して想像することができるがよ。
さらにその抽象化したもんを、自身の課題に具体化して置き換えて想像することもできるがやき。
このように、あらゆる事例らあについてを、具体と抽象を行き来しもって想像していく中において、新たな「閃き」らあも降りてきたりするもんながよ。
かくして想像力の翼は、未知の課題に対する解決策の糸口の目の前に、舞い降りることができるがやき。
そりゃあ当然っちゃあ当然のことながよ。
何でかっちゅうたら、かのアインシュタインさんの言の葉のとおり、想像力はおまさんをどこへやち連れて行ってくれるきながぜよ!