「明日を耐え抜くために必要なもんだっけ残して、あらゆる過去を締め出しや。」(ウィリアム・オスラー)
カナダはオンタリオ州生まれの医学者、内科医で、マギル大学、ペンシルベニア大学、ジョンズ・ホプキンス大学、オックスフォード大学らあの教授を務め、カナダ、米国、英国の医学の発展に多大な貢献をし、医学教育にも熱意を傾けて、今日の医学教育の基礎を築いたっちゅう、ウイリアム・オスラー(1849〜1919)さんの言の葉ながやき。
こればあの偉大な功績を残しちゅうオスラーさんやち、講演で次のように語っちゅうっちゅうがよ。
「ワシらあは過去の失敗を後悔して苦しむがやき。そんな過去は壁で閉じ込めろうや。思い出せんようにするがよ。ワシゃあそれで成功したがぜよ。」
つまり、過去の失敗や嫌な思い出らあて、どればあ凄い偉人にやちあるっちゅうことで、そんな過去の失敗や嫌な思い出らあをいつまでもウジウジ思い悩んだり悔やんだりしたち、マイナスでしかのうて何ちゃあにならんがやき、そんな過去は一切思い出せんように、意識の中から締め出しゃあえいっちゅうことながやき。
ある意味、過去を悔やむがは優れた人の特徴かもしれんがよ。
ほんじゃきこそ、過去を悔やむらあて時間の無駄やと気づかにゃあいかんし、気づいたら早速そんなもんは頭の中から締め出して、まっさらな気持ちでこれからの人生を歩んで行きゃあえいっちゅうことながぜよ。