10月15日(火)は、17時半から「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんにて、高知県農商工連携協議会主催にて、「ぽん酢王国・土佐」宣言会議&「ぽん酢懇親会」が開催されたがやき。
ちなみに高知県農商工連携協議会たぁ、高知県内の主要な農商工団体が「農業及び商工業の連携に関する協定書」を締結し(協議会と高知県も連携協定を締結)、農商工連携の様々な具体的なプロジェクトを組成して活動しよって、構成団体が相互に連携及び協力することにより、高知県の農業及び商工業の振興に資することを目的としちゅうがよ。
構成団体は、高知県農業協同組合中央会、高知県商工会議所連合会、高知県商工会連合会、高知県中小企業団体中央会、高知県経営者協会、土佐経済同友会、(一社)高知県工業会、(一社)高知県情報産業協会、公益財団法人 高知県産業振興センター(以上正会員)、国立大学法人高知大学、高知県公立大学法人高知県立大学、高知県公立大学法人高知工科大学、NPO法人高知の食を考える会(以上准会員)っちゅう、全13団体で構成されちゅうがやき。
さてワシゃあ、「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」の主催団体である、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の理事長として、招かれたがよ。
17時過ぎばあに会場に到着したら、63種類の土佐のぽん酢がズラリ並べられちょって、まっこと壮観やったがやき。
ぽん酢のカタログや、「テイストマップ」も掲示されちょって、お好みのぽん酢が探し出しやすうなっちゅうがよ。
さて、次々に参加者の皆さんも到着され、開会時間の17時半にゃあ、約90人の方々が集まられ、第1部「ぽん酢王国・土佐」宣言会議が開会となったがやき。
まずは主催者挨拶で、高知県農商工連携協議会事務局長で、高知県農業協同組合中央会代表理事専務の徳弘さんから、ご挨拶があったがよ。
続いては、「ぽん酢王国・土佐」宣言で、「とさのぽん酢プロジェクト」座長で、株式会社とさのさと代表取締役社長の竹中さんから、まずは「とさのぽん酢プロジェクト」の概要説明があったがやき。
ご覧の資料画像のとおりの、概要、目標、取り組み等々で、特に取り組みの中に、JA・生産団体・生産者等と連携し「ぽん酢の原料となる酢みかんを発掘・PRする」や、有識者や団体らあと連携し「酢みかん文化を紹介」するや、「ぽん酢・酢みかんの調査・研究」も今後検討っちゅうて記載されちょって、まっこと嬉しいかぎりながよ。
ほんで、竹中社長さんが、「ぽん酢王国・土佐」宣言をし、会場は満場一致の拍手喝采やったがやき。
お次は、「ぽん酢PRタイム」で、ぽん酢製造業者が25社出席されちょって、順番に自社のぽん酢をPRしていったがよ。
旭フレッシュ株式会社さんの6種類のぽん酢からスタートし、有名な馬路村農業協同組合さんや、土佐料理司さん等々、様々な会社さんが様々なぽん酢を作りゆうがやっちゅうことが、よう分かったがやき。
ラストは株式会社とさのさとさんの「土佐の万能たれ」やったがよ。
25社のPRにゃあ、さすがに50分ばあかかったがやき。
ここで、しばし休憩となったがよ。
この後は、第2部「ぽん酢懇親会」で、「利きぽん酢」コーナーじゃあ63種類全てのぽん酢がテイスティングできるように準備され、またたくさんの酢みかんも展示されちょったがやき。
さて、19時にゃあ第2部「ぽん酢懇親会」が開会となり、まずは高知県農業協同組合代表理事専務の山下さんのご発声にて、特注の「ぽん酢ビール」で、声高らかに乾杯したがよ。
う〜ん……ちくとぽん酢の塩分が邪魔で、やっぱし普通のビールが良かったかのう……。
こうして宴席がスタートし、続いては「ザ クラウンパレス新阪急高知」の洋食調理の井上調理長さんから、「本日のぽん酢料理について」の説明があったがやき。
ドリンクメニューを見たら、「マキノジン」を使うたぽん酢カクテルもあるようやったき、ワシゃあ早速、ぽん酢ロングカクテル「レッドプリーズ」(マキノジン、ぽん酢、ゆのす、トマトジュース)を注文さいてもうたがよ。
こぢゃんと爽やかで、なかなか美味しかったがやき。
「ぽん酢をぼったり味わう本日のMenu」っちゅうタイトルの料理メニューを見りゃあ、「好きなぽん酢をかけて食べるメニュー」と、「新阪急料理長考案スペシャルぽん酢メニュー」とがあって、コーナーに分かれちょったがよ。
ワシゃあ「戻り鰹と茄子のタタキ」や「土佐田舎寿司」、「しらす」、「2種のタマネギとベビリーフの冷製豚しゃぶ」らあをいただき、いろんなぽん酢を掛け分けて、堪能さいてもうたがやき。
新阪急料理長考案スペシャル料理も、「豚ロースのエノキ巻き柚子胡椒ぽん酢炒め」や、「牛スジと大根と椎茸のブイヨン煮込み マスタードぽん酢マヨネーズ添え」らあを堪能さいてもうたがやけんど、どれもこれもなかなかの美味しさやったがよ。
「土佐あかうしのステーキ」も出されちょって、美味しそうやったけんど、ワシゃあもうお腹いっぱいで、よう食べんかったがやき。
「金凰司牡丹」(本醸造酒)の燗酒も出されたき、こちらにて何人かの方々らあと、献杯・返杯で酌み交わさいてもうたがよ。
さて、19時半ばあにゃあ、「利きぽん酢大会」が開催されたがやき。
3名の方々が登壇し、ブラインドで1つのぽん酢を利きぽん酢して、5種類のぽん酢の中からどれかを当てるっちゅうもんながよ。
1人目の方も、2人目の方も、見事にハズレたがやき。
3人目は、ワシの出番やったがよ。
ぽん酢の利き当てらあて「しんよいことよ、簡単簡単」と思うちょったき、余裕で「マキノジン」のショートカクテル「仁淀ブルー」を飲みもって、登壇さいてもうたがやき。
まず問題のぽん酢の香りだっけを匂うて、次に5種類のサンプルも香りだっけを匂うて、これだっけで3つが除外され、2つに絞り込まれたがよ。
この2つを余裕でテイスティングしたら……日本酒と違うて、ぽん酢はこぢゃんと後味に残るもんやき、前のぽん酢の味の上に次のぽん酢の味が重なり、またその次も重なり……ちゅう具合で、やりゃあやるばあ味が上に上に重なっていって、毎回違う味わいになっていくがやき!
こりゃあしもうた!この2つも香りだっけでやりゃあ良かったと思うたけんど、もう遅うて、プラコップ内のぽん酢はカラになっちょったがよ。
こういう場合は、第一印象に戻るっちゅうんが鉄則やき、結局第一印象で正解やと思うたぽん酢に決めさいてもうたがやき。
ほいたら正解やっちゅうことで、無事賞品をゲットし、一応プロやき、恥をかかいで済んでまっことホッとしたがよ。
しかし……利きぽん酢をなめたらいかん、恐るべしぜよ!
そっから後も、しばし飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、会場は盛り上がりまくりやったがやき。
こうして20時半ばあにゃあ、かの馬路村農業協同組合前代表理事組合長の東谷さんから、「プロジェクトへのエール」があったがよ。
ほんで、高知県農商工連携協議会構成団体を代表して、NPO法人高知の食を考える会の横山会長さんの中締めにより、大団円のお開きとなったがやき。
あらためまして、「ぽん酢王国・土佐」宣言、おめでとうございます!
素晴らしい会にお招きいただき、まっことありがとうございましたぜよ。
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司牡丹酒造株式会社