まず10月19日(土)は、高知市の中央公園会場にて開催された、「土佐の豊穣祭2024」イベントのひとつ「土佐國美味集結」に、高知県酒造組合が2日間(10/19〜20)ブース出展したがやき。
ほんでワシゃあ、初日の15時〜21時まで、ブースに立たいてもうて、土佐酒を販売さいてもうたがやけんど、あいにくの雨天やったき客足は今ひとつやったがは、まっこと残念やったがよ。
お酒の販売は、土佐酒18蔵の720ml商品の定価販売と、300ml商品の特別価格販売(1本600円・3本セット1500円)やったがやけんど、ワシが到着した時にゃあまったく冷やしてのうて常温で販売しよったがやき。
この日は雨天でこぢゃんとムシムシして暑かったもんやき、こりゃあ冷やさにゃあ売れんっちゅうことで、氷とビニール袋を買うてきて、段ボールにビニール袋と氷を入れて、冷やしもっての販売に切り替えたがよ。
また、試飲も無しっちゅうことやったき、それじゃあ売れんっちゅうことで、ワシが3本セットを2セット購入して、それらあを無料試飲に充てさいてもうたがやき。
あんまりお客さんも来られんかったき、ワシゃあちくと会場を散策さいてもうたがよ。
うまいもんのブースがズラリやったに、まだ人通りはマバラで、どちらのブースもちくとヒマそうやったがやき。
けんど、会場の舞台じゃあ、ライブがあったり、太鼓の演奏があったり、「よさこい」の演舞があったりっちゅうて盛り沢山やって、中央の客席にゃあ次第に人が集まってきて、結構な混み具合になってきたがよ。
ワシが副代表を務めさいてもらいゆう、「土佐寿司を盛り上げる会」代表の三谷英子(RKC調理製菓専門学校)先生も、「土佐寿司」販売のブースに立たれちょって、「こんなに売れんがは初めて!」っちゅうてボヤかれよったがやき。
さて、土佐酒ブースに戻んて、お酒も冷えた16時過ぎばあにゃあ、ボチボチお客さんも来ていただけるようになってきたがよ。
さらに暗うなってきた18時過ぎばあにゃあ、人通りも増えてきたき、無料試飲をアピールしもって客引きをさいてもうたら、次々に来店していただけ、そこそこ売れるようになってきたがやき。
19時過ぎばあにゃあ、さらに来店客も増えだいて、結構お酒の販売数も伸びだいたがよ。
20時ばあにゃあさらにお客さんが来店され、お酒も売れだいたがやけんど、ここでタイムアップ、21時の閉店となってしもうたがやき。
まあ、この雨天じゃあしゃあないかもしれんけんど、そこそこは売ったがやないろうかのう?
土佐酒ブースにお立ち寄りいただき、ご購入いただけました皆さん、まっことありがとうございました!
そして……販売にご協力いただきました高知県酒造組合蔵元&事務局の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!
さて、その翌々日の10月21日(月)は、9月17日(火)に開催された「2024 土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」(NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」主催)のスタッフ打ち上げ懇親会が、18時から「ブラッスリー 一柳」さんにて開催されたがよ。
ファームベジコの長崎さん一家と(株)Story Crewの浅野さんがチンマイ子連れやったもんやき、いきなり「一柳保育園」状態になってしもうたけんど、まあ貸し切りやし、お店のマダムは同級生の典ちゃんやき、お許しくださいや!
まずは生ビールらあで乾杯し、ちくと盛り上がりよったら、いきなり旨そうな前菜が登場したがやき。
●「須崎獲れモンズマ新子のカルパッチョ スダチ添え」
こりゃあ日本酒やっちゅうことで、ワシが持ち込みさいてもうた「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)をみんなあ(飲める人だっけ)に注がいてもうて、あらためて乾杯さいてもうたがよ。
この組み合わせが、とにかく最高にバッチグーやって、いきなり飲んで食べてが止まらんなってしもうたがやき。
やっぱし、鮮魚と酢みかんと辛口土佐酒っちゅう3つの組み合わせは、土佐の宴席における酒と肴の究極の最小単位、「ミラクル3」ながよ!
●「四万十鶏のガランティーヌと根セロリ 直七添え」
お次の料理は、四万十鶏のモモ肉の中に、フォアグラ、トリュフ、キノコ類、胸肉のペーストらあを詰め込んで低温調理したもんで、そこに直七を搾りかけていただくがやき。
ワシゃあこちらのお料理も「仁淀ブルー」でいただいたがやけんど、これまた絶妙な美味しさでバッチリやって、またまた飲んで食べてが止まらんなって、会話も弾みまくるっちゅうもんながよ。
●「鱧と焼き茄子のヴァポーレ 鱧出汁 柚子添え」
続いてのお料理は、鱧と焼き茄子のヴァポーレ(蒸し料理)やって、こちらもワシゃあ「仁淀ブルー」を合わいていただいたがやき。
またまたバッチリやって、やっぱし辛口日本酒の懐の深さに、あらためて感激やったがよ。
●「煮穴子のベニエとエチュべ」
お次は、煮穴子を素材の水分だっけで蒸し煮にして油で揚げたっちゅう感じやろか、そこに煮穴子の出汁とバルサミコソースをかけたっちゅう料理やって、これまた旨いの何の!
「仁淀ブルー」はもう無かったき、赤ワインでいただいたがやけんど、サスガの美味しさやったがやき。
●「ブーダンノワールとリンゴのタルト」
続いては、ブーダンノワール(豚の血と脂の腸詰のシャルキュトリ)とリンゴをタルトにした料理やって、これまたメチャクチャ美味しかったがよ。
サスガにこの料理にゃあ、日本酒よりか赤ワインしかないっちゅうイメージやき、赤ワインを合わいて美味しゅういただき、皆さんと語り合うて盛り上がったがやき。
お子さんらあがハシャギ回ったち、お母さんらあは落ち着いたもんで、まっこと母は強し!尊敬に価するがよ!
●「蝦夷鹿のロティ 熟成させた山形県産山葡萄のソース」
お次は、蝦夷鹿のオーブン焼きで、ソースは熟成さいた山葡萄とくりゃあ、やっぱし赤ワインしかないがやき。
こちらも、サスガは一柳さんっちゅう、絶品料理やったがよ。
そんな星付きレストランみたいな高級なコース料理をいただきもって、店内は「一柳保育園」と化しちょって、このギャップがまっこと面白かったがやき。
●「マスカルポーネと自家製栗の渋皮煮のムース」
〆のデザートとコーヒーもまっこと美味しゅうて、大満足のスペシャルコースやったがよ。
お子さんがグズりだいたっちゅうことで、浅野さんは早めの20時半ばあにゃあお帰りになり、残ったもんらあで、その後もしばし盛り上がったがやき。
こうして21時ばあにゃあ、記念撮影をしてお開きとなったがよ。
「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」にご尽力いただきました皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!
ちなみにこの後は、有志のメンバーにて二次会で、バー「Craps」さんにて「マキノジン」の「酢みかんリッキー」をいただきもって、もうちくと盛り上がらいてもうたがやき。
さてさて、その翌日の10月22日(火)は、損保ジャパン高知支店さんからの依頼で、「四国合同春光懇話会」の総会・懇親会に、ちくと30分ばあゲスト出演さいてもうて、土佐酒のミニ講演をさいてもうたがよ。
ちなみに「春光懇話会」っちゅうんは、「日立製作所」さんと「日産サティオ」さんらあの交流会らしゅうて、その四国の合同会が高知の「土佐料理 司」さんにて開催されゆうところに、ワシが19時から19時半までの30分、高知県酒造組合理事長として、土佐酒のレクチャーをさいてもうたっちゅうわけながやき。
まずワシからは、土佐酒は今年、国内外の様々なコンテストらあで受賞ラッシュで、現在50個以上のメダルを獲得しちょって、全体のレベルの高さ日本一を証明したっちゅうたち過言やないとかっちゅうお話等々、こぢゃんと土佐酒のアピールをさいてもうたがよ。
ほんで、用意されちゅう4銘柄の土佐酒と4品の土佐料理を、皆さんにマッチングさいてご堪能いただきもって、ワシからそれぞれ解説さいてもうたがやき。
まず1品目のマッチングは、「豊能梅・土佐金蔵・特別純米酒」と「ドロメ」っちゅう組み合わせやったがよ。
赤岡町名物「どろめ祭り」の大杯飲みの酒は「豊能梅」やき、これが合わんわきゃあないがやき!
お次の2品目は、「土佐鶴・純米酒」と「酒盗」のマッチングやったがよ。
これまた土佐を代表する淡麗辛口と、土佐を代表する酒肴珍味の組み合わせやき、交互にやりゃあ止まらんなるがやき!
続いての3品目は、「酔鯨・高育54号・純米吟醸」と「鯨ベーコン」のマッチングながよ。
こちらは鯨同士の組み合わせで、絶妙なバランスでお互いを引き立て合うがやき!
ラストの4品目は、秋限定の「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)と「カツオの燻製」のマッチングながよ。
熟成してうま味の乗った秋限定の「ひやおろし」と、うま味の乗った秋の戻り鰹の燻製との組み合わせは、まさに秋の最強タッグといえるがやき!
だいたいこんなようなお話をさいてもうて、皆さんから拍手喝采をいただき、会場をあとにしたがよ。
「四国合同春光懇話会」の皆さん、この度はお招きいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社