2024年11月20日

「旬と日本酒・輝きの会」<戻り鰹と司牡丹を楽しむ会・2024秋>ぜよ!

11月9日(土)は、かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした30名の皆さんと、「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「旬と日本酒・輝きの会」<戻り鰹と司牡丹を楽しむ会・2024秋>が開催されたがやき。


水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また会の命名者も水口先生やったがよ。


ほんで15年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。


その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは10年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」を開催し、その後も毎年2回ばあ開催し続け、6年前の11月に「澤乃井&司牡丹を楽しむ会」を開催して以来、コロナ禍らあの諸事情で開催されてのうて、5年ぶりに昨年4月に「初鰹と司牡丹を楽しむ会」を開催し、昨年11月に「戻り鰹と司牡丹を楽しむ会」、今年6月に「初鰹と司牡丹を楽しむ会」を開催し、今回の開催に至るっちゅう経緯ながよ。
2024.11.20写真1  宝













ちなみに2016年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さん(株式会社ジャパンブルーカーボンプロジェクト代表取締役)が会長にご就任されたがやき。


会のメンバーは、ブリヂストンさん等々の有名企業のOBや現役の皆さんっちゅうお歴々や、吉川会長さんのお仲間らあが中心で、酒通・食通の方々だらけやっちゅうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。


さらに今回は、ワシが開祖を務める「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )の入門者の越川さんと、その飲み仲間のお2人も昨年に引き続き参加されるっちゅうき、こりゃあベロベロ間違いなしながやき。


まずはワシゃあ16時過ぎばあに「宝」に入り、お酒や食材や資料らあが届いちゅうからあをチェックさいてもうて、17時ばあにゃあ吉川会長さんご夫妻もお越しになったがよ。


ほんで、皆さんの座席らあを決めて、準備万端ながやき。


17時15分ばあから、ぼちぼちお客様がいらっしゃりだいたがよ。


いらっしゃった方々から順番に、ウエルカムドリンクの「マキノジン」のソーダ割を提供さいてもうたがやき。


★ウエルカムドリンク:「マキノジン」(クラフトジン:45度)のソーダ割
2024.11.20写真2  マキノジンソーダ割









ほいたら、「これ何?おいし〜い!」っちゅう声がアチコチから上がったがよ。


開会時間の17時半にゃあワシを含む30名がほぼ集まり、いよいよ開会ながやき。


まずは吉川会長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真3  吉川会長開会挨拶












その合間に、ワシゃあ乾杯酒の「司牡丹・Delight Sparkling」(瓶内二次発酵・発泡性純米吟醸酒)を皆さんのグラスに注いで回らいてもうたがやき。


★「司牡丹・Delight Sparkling」(瓶内二次発酵・発泡性純米吟醸酒)
写真4  Delight












みんなあで声高らかに「かんぱ〜い!」の後は、あちこちから「美味しいっ!」「フルーティー!」っちゅう感嘆の声が、漏れ聞こえてきたがよ。


ワシからは、「司牡丹・Delight Sparkling」について、「Kura Master 2024」にて「プラチナ賞」を受賞したとか……簡単に説明さいてもうたがやき。


その後は、イラストレーターで江戸文化喧伝家、いずみ朔庵さんから、「来年のNHK大河ドラマは、江戸時代の黄表紙や浮世絵らあの出版で知られちゅう版元、蔦谷重三郎が主人公!」っちゅうお話があり、11月29日発売の朔庵さんの「マンガでやさしくわかる 江戸の娯楽本」っちゅう著書のご紹介らあがあったがよ。
写真5  いずみ朔庵さん











ワシも来年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」をこぢゃんと楽しみにしちょったもんやき、朔庵さんのご著書を早速購入して、いろいろ学んじょきたいもんながやき。
2024.11.20写真8  宴席風景写真6  著書チラシ












続いては、先付のスープと金賞受賞酒の「黒金屋」が提供されたがよ。


★「司牡丹・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒)

⚫️先付:「軍鶏スープ」



軍鶏の出汁がしっかり沁み出されたスープに、柚子胡椒の辛味と風味が加わり、まっことお腹に優しゅうに沁みこんでいくがやき。
写真7  黒金屋とスープ











そこに「黒金屋」をキュッとやりゃあ、このお酒の品格のある華やかな香りと比類ないばあまろやかに膨らむ味わいが、軍鶏スープの美味しの格を1ランクも2ランクもアップさいて、口中に至高の調和をもたらしてくれるがよ。


そんな、「黒金屋」の芳香とスープとのマッチングの妙に、アチコチから感動のため息が漏れよったがやき。


お次は、佐川町出身の人気声優・小野大輔さん完全プロデュースの純米酒「AMAOTO」と、前菜の酒肴4品の組み合わせながよ。


★「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)

⚫️前菜:「トンゴロイワシ唐揚げ」「翡翠茄子胡麻酒盗かけ」「チャンバラ貝旨煮」「はちきん地鶏の焼き物」

写真8  AMAOTOと前菜












トンゴロイワシの独特の旨苦味、茄子胡麻酒盗かけの旨辛味、チャンバラ貝の旨甘味、はちきん地鶏の旨旨味らあに、この酒を合わせりゃあ、この酒の包容力でそれぞれの酒肴のポテンシャルがさらに引き上げられて、美味しさ倍増やって、皆さん交互にやりゃあ箸も杯も止まらんなっちょったがやき。


皆さんの表情も、どんどん満面の笑顔になり、会場全体の盛り上がりも、ヒートアップしていったがよ。


さあ続いては、いよいよメインの「ワラ焼き戻り鰹のタタキ」と「船中・ひやおろし」の登場ながやき。


★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)

⚫️鮮魚:「ワラ焼き戻り鰹の厚切り塩タタキ」

写真10  船中ひやおろしと鰹のタタキ











前日の朝獲れたての鮮度抜群の戻り鰹を即さばいてワラ焼きにし、冷凍せんと冷蔵で直送した戻り鰹のタタキを、スダチとニンニクと田野屋塩二郎さんの完全天日塩でいただき、うま味たっぷりに熟成した「船中ひやおろし」を合わせりゃあ、あちこちから「こりゃあうまいっ!」、「最高の組み合わせ!」、「止まらんなる!」っちゅう声があがりまくったがよ。


この酒と肴の最強タッグに、皆さん杯も箸も止まらんなって、会場全体が満面全身満開笑顔が咲き乱れまくり、ガンガンに盛り上がっていったがやき。


お次は、「船中・生酛」と「四万十麦酒牛ステーキ」のマッチングながよ。


★「船中八策・生酛」(超辛口・生酛仕込み純米酒)

⚫️逸品:「四万十麦酒牛ステーキ 山椒塩」

写真11  船中きもととステーキ












あえて冷やさんと常温で出さいてもうた「船中生酛」の独特の酸による幅と膨らみが、四万十麦酒牛のうま味をさらに引き立てまくり、口中いっぱいに膨らみまくらいてくれるがやき。


さらに、後口は潔いばあスパッとキレて、牛肉の濃厚なうま味をキレイに流してくれるもんやき、ほいたらまた牛肉が食べとうなるがよ。


ほんで、牛肉を食べりゃあ、またこの酒が飲みとうなるがやき。


牛肉、船生酛、牛肉、船生酛、牛肉、船生酛……まっこと止まらんなってしまうがぜよ!


続いては、司牡丹の浅野杜氏のポリシーをそのまんま酒名にした、「二割の麹が八割の味を決める」と、蒸物の組み合わせながよ。


★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)

⚫️蒸物:「鰹饅頭 食べるラー油」

写真12  二割八割と鰹饅頭












この新時代の食中酒に、「これまた香りも味も違うのに、やっぱり美味しい!」っちゅう感想の声あがったがやき。


この酒を、鰹のうま味が凝縮され、食べるラー油でちょいピリ辛の風味がついた絶妙な美味しさの蒸物に合わせりゃあ、この酒の懐の広さがよう分かり、酒と食のお互いがお互いの美味しさを引き立て合うて、さらに杯も箸も、皆さん進みまくりになったようながよ。


当然会場全体は、さらに大盛り上がりとなったがやき。


お次は、もうひとつのメイン、「龍馬が愛した軍鶏すき鍋」が、1人鍋として提供され、火にかけられたがよ。


★「豊麗司牡丹」(純米酒):ぬる燗(40℃程度)

⚫️お鍋:「龍馬が愛した軍鶏すき鍋」

写真13  軍鶏鍋写真15  豊麗燗酒と軍鶏鍋












軍鶏鍋が煮えた頃、「全国燗酒コンテスト2024」の「お値打ちぬる燗部門」にて最上位5%の「最高金賞」に輝いた、「豊麗司牡丹」が、ベストな湯煎ぬる燗で提供されたがやき。


絶妙に煮えた軍鶏のうま味と燗酒のうま味が見事に調和して、さらに振りかけた「仁淀川山椒」の芳香と風味が加わりゃあ、こりゃまっこと「くぅぅぅ〜〜〜っっっ!!」っちゅうて唸ってしまうばあ、うまいの何の!


皆さんも、一層幸せ感満開になり、さらにさらに盛り上がっていったがよ。
2024.11.20写真14  宴席風景2












その後も、とにかく皆さん大盛り上がりに盛り上がりまくり、まるで土佐人みたいにあちこちに席を移動しまくる方らあもおって、ワイワイガヤガヤの大衆酒場の満席状態みたいになっちょったがやき。
2024.11.20写真16  宴席風景3












⚫️食事:「鍋の〆うどん」
写真17  うどん

続いての〆のうどんは、先ほどの軍鶏鍋の出汁で煮いちゅうもんやき、うま味とコクがまっこと絶妙で、口中でこぢゃんとバランスよう調和しもって膨らんでいくがよ。









★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)


⚫️甘味:「ラ・フランス柚子コンポート」

写真18  山柚子搾りと甘味
〆のラストのデザートにゃあ、「山柚子搾り」と「ラ・フランス柚子コンポート」のペアリングをご堪能いただいたがやき。


これまた皆さんから、「マジ美味しい!」「爽やかの極み!」「こんなに美味しいリキュールとデザートは初めて!」っちゅうて、こぢゃんとお誉めの言葉をいただいたがよ。





こうして、大大大盛り上がりのまんま、20時半過ぎにゃあ、SBS企画の北澤会長さんの閉会のご挨拶と三本〆にて、大団円のお開きとなったがやき。
写真19  北澤会長中締め














吉川会長さんご夫妻を筆頭に、ご参加いただきました皆さん、まっことまっことありがとうございました!
2024.11.20写真20  中締め













ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声のごく一部をご紹介さいていただきますぜよ。


●ブ、ブ、ブラボー!次回も参加します。


●いつも楽しく美味しく、輪が広がる楽しみな会です。


●とっても幸せです。


●今回も本当にパーフェクトなマリアージュをありがとうございました。ここでしかいただけない食べ物とお酒、最高でした。


●初めていただいた食材が多く、自分では作れない品ばかりで、大満足しています。食事に合った日本酒も良かったです。


●お酒とお料理のマリアージュがとても楽しく、感激してます。このような会を開いていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。


●食事とお酒のマリアージュ×司牡丹はなかなか味わえないので、最高でした!また参加したいです。


●多種多様な日本酒を味わえる喜びと、お酒に合ったお食事をいただけることは、この上なく幸せです。













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 10:18│Comments(1)
この記事へのコメント
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Posted by lada_detal_mwKn at 2024年11月20日 17:53