佐川町のイベントとしても過去に何度か開催し好評やったこのネタを、「仁淀ブルー体験博」としちゃあ令和3年からスタートして4回目の開催の今回は、両日共にアッちゅう間に定員15名満席のお申し込みをいただき、14時ばあにゃあ県内外各所や県外からも、「司牡丹・酒ギャラリーほてい」に集まられたがよ。
尚、内容は2日間ともほとんど同じやき、今回は2日分をまとめたブログとさいていただき、画像も2日分をごちゃ混ぜで使わいていただきますきに、その点はご了承くださいや。
まずはワシからご挨拶さいてもうて、早速酒蔵見学のご案内がスタートながやき。
まず皆さんを司牡丹の食堂にご案内し、「司牡丹のできるまで」のビデオをご覧いただいたがよ。


続いては、本社玄関の酒林と江戸時代末期建造の白壁の一号蔵(貯蔵庫)や、昔の木桶らあを、ワシの詳しい解説付きでご案内さいてもうたがやき。


お次は、瓶詰め工場、「酒蔵の道」を通って町内の他の施設、「旧浜口邸」の「通い徳利」らあもご紹介し、「平成蔵」内の「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹室」「麹のストックルーム」「酒母室」らあを詳しい解説つきでじっくり回り、「仕込み蔵」にてモロミの発酵もタップリご覧いただき、皆さんアチコチで感嘆の声をあげまくりやったがよ。









続いては、牧野富太郎博士の酒蔵があった、現在の「司牡丹・牧野蔵」にご案内し、こちらにある「蒸留器」をご覧いただき、「マキノジン」についての紹介もさいてもうたがやき。


ほんで、お待たせしましたの「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて試飲タイムながよ。


「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし」(純米酒)、「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸酒」(純米大吟醸酒)、「マキノジン」(クラフトジン)、らあの司牡丹のお酒を、いろいろ試飲していただき、皆さん大感激やったがやき。
ほんで、こちらにてちくと自由行動にさいてもうて、このまんまゆっくり試飲される方、「ほてい」にてお土産を購入される方、お隣の「旧浜口邸」にて買い物をされる方らあに分かれたがよ。
ほんで、16時半に再び「ほてい」に集合していただき、みんなあで次の会場の鰻料理の名店「大正軒」さんへ移動したがやき。
さて「大正軒」さんの会場に皆さん着座していただき、第2部の「鰻づくしと司牡丹を楽しむ会」のスタートながよ。
まずは「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)にて、みんなあで乾杯し、開宴となったがやき。
★乾杯酒:「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)

そのフルーティな香りとやわらかな味わいに、皆さん大悦びやったがよ。
続いては、つい先日搾っばっかしで11月25日に発売開始やき、まだ誰っちゃあ飲んでない、今年の「司牡丹・しぼりたて生原酒」(本醸造生原酒)が登場したがやき。
このお酒を、鰻づくし最初のお料理「鰻ほね焼き」と合わせて楽しんでいただいたがよ。
★「司牡丹・しぼりたて生原酒」(本醸造生原酒)
●鰻ほね焼き

このお酒の弾けるようにフレッシュな新酒の香りと、爽やかな酸味をしのばせた生命力あふれるリッチな味わいに、皆さん大悦びながやき。
さらに「鰻ほね焼き」に、ワシお薦めの「仁淀川山椒」を振りかけたがと合わせていただきゃあ、この料理の濃厚なタレの味わいと芳ばしい風味と山椒独特の風味と辛味のが、このお酒の力強いリッチな味わいと見事にマッチし、一気に皆さん和んでいったがよ。
続いては、牧野博士関連商品「司牡丹・花と恋して」(純米酒)と「うざく」の登場ながやき。
★「司牡丹・花と恋して」(純米酒)
●うざく

このお酒の、春爛漫を想わせる華やかな香りと、やわらかな膨らみとほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいが、「うざく」の酢の酸味と鰻や卵の旨味と見事にマッチし、お互いの美味しさをバッチリ引き立て合うたがよ。
これまた皆さん大悦びで、次第に会場全体が熱気を帯びはじめたがやき。
お次は、「船中八策・ひやおろし」と「うまき」の登場ながよ。
★「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)
●うまき


このお酒の、華のある香りとうま味たっぷりのリッチな味わいが、「うまき」の濃厚なタレと蒲焼きと卵焼きの味わいを見事に融合さいて、うま味を膨らませまくりもって口中で広がっていくがやき。
これまた皆さん大感激で、アチコチから「美味し〜い!」っちゅう声があがりまくり、会場全体がヒートアップし、大盛り上がりになったがよ。

また、このあたりでワシから、報告とお願いをさいてもうたがやき。
まず報告は、12月4〜6日あたりに審議され、日本の「伝統的な酒造り」がユネスコの「無形文化遺産」に登録決定となる予定やっちゅうことと、そんな慶事の中で、今年の土佐酒は、国内外の16のコンテストで103個のメダル獲得っちゅう、過去にないばあの受賞ラッシュやっちゅうことで、この2つの慶事を祝うて、12月6日(金)18時から、「振る舞い酒イベント」を「ひろめ市場」入口にて開催し、組合制作の「号外」チラシも配布する予定やっちゅうて、伝えさいてもうて、そのご案内をチラシを配布さいてもうたがよ。
皆さんからは、拍手喝采をいただいたがやき。
さらにお願いは、そんな流れの中で、世界中から日本酒が、特に土佐酒が注目されることになるき、高知県の飲酒モラルを向上させにゃあいかんっちゅうことで、ワシが理事長を務めさいてもらいゆうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が、「土佐人の飲酒美学【宴中八策】」のミニ冊子を製作さいてもうて、こちらを絶賛配布中やっちゅうことで、これを行動指針とする署名をいただき、皆さんに配布さいてもうたがよ。

続いては、ワシがお燗番となって、会場にて湯煎でベストなぬる燗につけた「豊麗司牡丹」と、メインの「鰻の蒲焼き」の登場ながやき。
ちなみに「豊麗司牡丹」は、「全国燗酒コンテスト2024」の「お値打ちぬる燗部門」にて、最上位5%の「最高金賞」を受賞しちゅうっちゅうてワシから発表さいてもうたもんやき、皆さんの期待感も一層高まるっちゅうもんながよ。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)<ぬる燗(40℃程度)>
●鰻の蒲焼き
●きも吸い・漬物・ご飯



「豊麗」の絶妙なぬる燗の沁みるような旨さに、皆さん一気にホッコリと和んで、全身満開の笑顔になっちょったがやき。
「仁淀川山椒」をかけた蒲焼きは、ちくと甘めのタレと山椒のピリッとした辛味と蒲焼きの濃厚な旨味が、口中に膨らみまくり、旨いこと旨いこと!

そこに「豊麗」のぬる燗をキュッとやりゃあ、このお酒のやわらかな膨らみとキリッと辛口が、出汁のように料理の美味しさを下から支えて押し上げてくれ、旨さが倍増するっちゅうもんながよ!
こりゃタマラン!皆さん一気に盛り上がりまくり、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うてが止まらんなったがやき。
きも吸いも絶品で、アッチでワイワイ、コッチでワイワイと盛り上がる中、ワシもアチコチ移動さいていただきもって、皆さんにお酒を注いだり、語り合わいてもうたりしたがよ。
締めにゃあ、デザート酒の「山柚子搾り」が登場したがやき。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)


このお酒の爽やかな芳香とすがすがしい酸味とやわらかな甘味に、これまた皆さん「美味し〜い!」っちゅうて大悦びで、こっからさらに盛り上がったがよ。

こうして19時半ばあにゃあ、大団円のお開きとさいていただいたがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
皆さんからいただいたアンケートの中にゃあ、悦びの声があふれかえっちょって、この会が成功裡に終えられたことを物語っちょったがぜよ。
●今回で3回目の参加です。毎回楽しくて参加してます。
●美味しくて、8500円は安い!!酒蔵の見学も楽しくて良かったです。
●土佐酒アドバイザーの資格をとってから、あらためて参加すると、今まで以上に理解が深まり、また目線も変わってさらに面白いと感じました。是非他の方々も参加するのが良いと思います。
●大満足でした。お酒の事、できるまでのお話し、酒蔵……とても素敵な時間でした。うなぎもとても美味しく、ありがとうございました。
●こんなに楽しい宴は久しぶりです。
●素晴らしいイベント、ありがとうございます!!司の社長自らのおもてなし、あり得ないと思いました!
●なんと楽しい時間でしょう。同席となった方との会話も楽しく、これぞ「おきゃく」!!ありがとうございます。
●このイベントに何回か参加させていただいているのですが、毎回おいしいお酒とお料理、社長のお話が最高です!!
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司牡丹酒造株式会社