
今回のイベントは、昨年10月にパリで高知県食材(生姜と酢みかん)のプロモーションを成功さいた、ローカルズ代表の市吉秀一さんが、そこで出会うた日本人シェフをお招きしてのイベントを企画したもんながよ。
そのシェフたぁ、パリはマレ地区マルシェ内の大人気レストラン「les enfants du marche」ヘッドシェフ、鈴木春太さんやっちゅうがやき。
ほんで市吉さんが、高知を代表する自然派イタリアン「da zero」の的場シェフに依頼し、今回のコラボイベントが実現したっちゅうことながよ。
市吉さんいわく、鈴木シェフと的場シェフに共通するがは、お2人の料理にゃあしっかりと「大地の香り」があるっちゅうことで、フランス料理の「テロワール」っちゅう考え方にフォーカスし、フレンチとイタリアンと技法は違うたち、お2人をコラボさいて高知の大地の香りがする料理を食べてみたいっちゅうことで、企画されたっちゅうことながやき。
ちなみにこちらのイベントは、1月23日(木)と24日(金)のランチとディナーの各回10名様限定やって、全40席がアッちゅう間に完売やったらしいがよ。
さて、マンボの車に乗せてもうて「da zero」さんに到着。
席に着いて、コースメニューを見りゃあ、料理名っちゅうよりか、素材名がズラリと並んじょって、どうやら最近はこんな感じのメニューが好まれちゅうらしいがやき。

「da zero」さんのメニューから、マンボはノンアルドリンクを注文しよったき、そちらも見せてもうたら、サスガっちゅうばあノンアルドリンクも充実しちょったがよ。

また、メニュー裏面に生産者の方々のお名前らあが掲載されちゅうっちゅう点も、近年の流れのようながやき。

さて、まずは的場シェフからのご挨拶があり、続いて鈴木シェフからのご挨拶があり、お2人のTシャツは鈴木シェフのパリのお店のもんやっちゅう紹介もあったがやき。





ちなみに、鈴木シェフの奥さんはフローリストやっちゅうことで、お客様をお迎えする正面の大きな生け込みとテーブル上に、高知で集めた季節のお花をしつらえてくださったっちゅうがよ。

さて、まずはワシからプレゼントさいてもうた「司牡丹 Delight」(スパークリング純米吟醸酒)が、お酒が飲める方々らあに提供されたがやき。

この「司牡丹 Delight」は、フランスのソムリエらあが審査する日本酒コンテスト「Kura Master 2024」にて、金賞の上の「プラチナ賞」を受賞し、さらに「2024年トップ銘柄」にも選ばれちゅうきに、今回こちらをプレゼントさいてもうたがよ。
ちゅうことで、このお酒で乾杯して、スペシャルランチコースがスタートしたがやき。
●蕪のテリーヌ

まず登場した1品目は、中里農園さんの蕪を使うたテリーヌやったがやき。
一口いただきゃあ、蕪そのもんの素材の甘味が、口中いっぱいに膨らみまくり……こりゃあ技法はフレンチかもしれんけんど、味わいはほぼ和食に近いっちゅう感じで、まっこと美味しい上に、「Delight」ともバッチリの相性やったがやき。
●石垣鯛 小夏 蕾菜

お次は、石垣鯛と小夏と蕾菜、ディルらあにアンチョビのドレッシングがかかったカルパッチョやったがよ。
これまたナチュラルやにメチャクチャ美味しゅうて、アンチョビもこぢゃんと軽めで、やっぱし味わいは和食寄りなもんやき、「Delight」とバッチリやったがやき。
●ホウレン草 牡蠣

続いては、牡蠣のピクルスとホウレン草を使うたお料理で、ほのかにニンニクの風味が感じられたがよ。
こちらもやっぱし、ホウレン草のナチュラルな甘味を感じられるよう、味付けは牡蠣の風味とほのかなニンニクの風味がメインになっちょって、これまた旨いっ!
こちらのお料理にゃあ、「メローネ」の「フランチャコルタ(イタリアのスパークリングワイン)ブリュット」がペアリングとして出され、軽やかなうま味と果実香がまっこと爽やかで、こちらのお料理と見事な相性やったがやき。

●手箱キジ ゴボウ


お次はキジのコンフィとゴボウの料理、キジのガラスープが出されたがよ。
まず、キジのガラスープが、メチャクチャ美味しゅうて、思わずおかわりしとうなったばあながやき。
さらに、キジのコンフィは、低温の油でじっくり煮ることで、キジ本来の持つ様々なうま味が見事に引き出されたちょって、さらにそこにゴボウの独特の風味が加わり、旨いこと旨いこと!
ここに、イタリア最優秀醸造家が担うワイナリー「コスタリパ」のロゼを合わせりゃあ、さらに美味しさ倍増っちゅうもんながよ!

また、大阪でポルトガルレストランとして11年営業した後、高知県いの町に移転して薪窯パン&カフェとして再スタートしたっちゅう「リジュボア」の薪窯パンも、まっこと芳ばしゅうて美味しかったがやき。

ここで、的場シェフが、お店の外でスマガツオを藁焼きにしだいたがよ。
まっこと藁焼きの風味が、こぢゃんとソソられ、期待が高まるっちゅうもんながやき!
●スマ トレヴィス 苺


そんな藁焼きのスマガツオが、何とトレヴィス(チコリの一種)と佐川の苺を合わせ、さらにバルサミコ酢で風味付けし、生姜のピクルスが添えられた料理となって登場したがよ。
藁焼きスマガツオのうま味に、トレヴィスの苦味とバルサミコ酢の酸味とうま味、苺の甘味と酸味、生姜ピクルスの辛味らあが絶妙に融合し、旨いの何の!
参加者のソムリエ吉村さんも、「こりゃあ蒲焼きの風味がイメージされる!」っちゅうて表現されて、絶賛やったがやき。
ワシゃあこのお料理に、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)あたりを合わせてやってみたかったがよ。
●アオリイカ アスパラ菜

続いては、アオリイカとアスパラ菜とマッチャンカボチャをイカスミのソースでいただくお料理で、イカスミのグリッシーニが添えられちゅうがやき。
これまたアオリイカ丸ごとの風味が感じられる見事なお料理やって、思わず「うまっ!」っちゅう言葉が口から飛び出してしもうたがよ。
さらに、2015年のヴィンテージ、ロワール地方のソーヴィニヨンの白を合わせりゃあ、さらに美味しさが際立ったがやき。

●ビーツ ピチヴィエ

お次は、フランスを代表するクラシックなパイ菓子ピチヴィエを、何とビーツと、大根の葉っぱを使うたソースでいただくお料理が登場したがよ。
バター以外は動物系なしやっちゅうがやき。
これまた絶品で、どっかでその味わいは、おたふくソースの高級でナチュラルバージョン的な美味しさやって、思わず和んでしまうがよ。
こちらにゃあ、アルザスのにごりワインが合わせられ、そのフローラルな香りとライチみたいな風味が、絶妙にマッチしたがやき。


●カルナローリ米 トマト

続いては、インディカ米の一種カルナローリ米とトマトのリゾットやって、これまたナチュラルなうま味が押し寄せてくる美味しさやったがよ。
しかも、底の方に春菊のピューレが隠れちょって、途中からちくと味変され、一皿で二度美味しいリゾットやったがやき。
こちらのお料理にゃあ、「ヴィナイオータ」の二番搾りの赤ワインが合わせられ、リゾットの風味をさらに昇華さいてくれるような美味しさやったがよ。

お次はいよいよメインディッシュやっちゅうことで、そりゃあ何と白菜を二時間真っ黒になるまで煮込んで、さらに目の前で藁焼きし、真ん中の甘味だっけを抜き取った料理やっちゅうがやき。
●白菜

オリーブオイルと魚の出汁がほんのわずかに入っちゅうらしいがやけんど、まっこと白菜の甘味がストレートに味覚を直撃してくるような美味しさやって、 白菜がこればあ美味しいがやっちゅうことにあらためて気づかされ、感激したがよ。



確かに、メインディッシュといえる絶品の美味しさやったがやき。
この時点で14時45分になっちょって、ワシとマンボは15時にゃあ出たいっちゅうてお願いして、他の皆さんよりか早めにこの後のデザート2品を出してもろうたがよ。
●タロッコ バニラ

続いては、イタリア原産のブラッドオレンジ「タロッコ」を、バニラの風味でいただくっちゅうデザートやったがやき。
濃厚なタロッコの酸味とバニラの風味が融合し、甘さ控え目で、これまたメッチャ美味しかったがよ。
●蕪のジェラート

〆のデザートは、見た目も蕪みたいな、蕪のジェラートやったがやき。
これまた蕪の甘味が絶妙で甘さ控え目の美味しさやって、エスプレッソと共にいただいたがよ。

しかし、蕪に始まり蕪に終わるっちゅうフルコースは、初体験やったがやき。
以上、ほとんどが野菜メインの、土佐の風土を堪能する11品は、まっこと感動的な美味しさやったがよ。

あらためて、いまフレンチが、イタリアンが、世界のお料理が、ここまで素材の美味しさを引き出す方向やテロワールの方向に舵を切りゆうがやっちゅうことを体感さいてもうて、ますます日本酒が世界に広がっていく可能性も感じさいてもうたがやき。
鈴木シェフ、的場シェフ、お2人の奥様、そして市吉さんとマンボ、素晴らしいコラボイベントを体感さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!

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司牡丹酒造株式会社