一昨年は10月13日(金)に初開催、昨年は9月21日(土)に第2回目を開催し、いずれも大好評やったっちゅうことで、今年の第3回目は3月開催となったがよ。
ちなみに嶋田屋さんは、大正元年創業っちゅう老舗の酒屋さんで、サザエさんに出てくる三河屋のサブちゃんの御用聞きこそが原点やっちゅうて語られる、生粋の酒屋さんながやき。
また、「重い酒」を運ぶだっけが嶋田屋の仕事やのうて、お酒っちゅう商品をきっかけに行われる人間同士の出会い、ふれあい、活かしあいが重要で、そん時「重い酒」が「思い酒」に変わるっちゅうて、アツうに語られるがよ。
また、嶋田屋さんは鹿沼本店の店内に「Sake Cafe」っちゅう角打ちコーナー(椅子あり)も設置されちょって、こちらにてほぼ毎月のように、全国各地の蔵元を招いての日本酒の会を開催されゆうがやき。
ほんでこの度、一昨年昨年に引き続き、嶋田屋鹿沼本店「Sake Cafe」にて、「司牡丹の会」を開催することが決定したっちゅう流れながよ。
さてまずは、司牡丹の山田関東統括副部長と、宇都宮の「嶋田屋酒店・宮みらい店」前にて、15時半に待ち合わせたがやき。
「宮みらい店」の店長さんにご挨拶さいてもうて、いろいろお話をうかごうたがよ。

こちらのお店は、酒販と角打ちコーナーを営業しよって、なかなか狭いきお客さんにも迷惑かけよったけんど、4月からは倍の広さになるっちゅうことで、それも解消されるやろうっちゅうことながやき。
そうこうしよったら、日本名門酒会本部・株式会社岡永営業の佐藤さんも到着したき、山田副部長の車で、鹿沼に向こうたがよ。
ほんで16時半ばあにゃあ、「嶋田屋酒店・鹿沼本店」さんに到着したがやき。

広うて立派な店舗で、巨大な看板にゃあ、「伝えたい酒がある 伝える想いがある」っちゅうて柱に記載されちゅうがよ。
またお店の裏手にゃあ、問屋並みの広い倉庫があり、マイナス5℃で日本酒を保存管理できる冷蔵庫まで完備しちゅうっちゅうき、まっこと凄いことながやき。
店内にゃあ、垂涎の銘酒がズラリで、「Sake Cafe」コーナーにゃあ既にこの日のお客さん16名分のお席が用意されちょったがよ。


さて早速、この日のメインイベント「袋吊り今搾り」(※酒税法違反にならん方法で搾りよります。)の準備に取りかかったがやき。


嶋田屋さんの嶋田社長さんからの要望で、是非「袋吊り今搾り」をやってほしいっちゅうことやったき、3回目の今年はこの時期の開催となったっちゅうわけながよ。

「袋吊り今搾り」のセッティングも無事完了し、布で覆うて隠したがやき。
さあ、準備万端ながよ。
17時半ばあからは、ぼちぼちお客様も集まられだいたがやき。
ほんで18時にゃあ、嶋田社長さんの司会進行にて開会し、まずは司牡丹社長のワシからご挨拶さいてもうたがよ。
さらにワシから、今回の乾杯酒「司牡丹 Delight」(スパークリング純米吟醸酒)について、「Kura Master 2024」にて最高賞「プラチナ」を受賞した等々っちゅうて紹介さいてもうて、こちらのお酒にてみんなあで威勢よう乾杯したがやき。

★乾杯酒:「司牡丹 Delight」(スパークリング純米吟醸酒)
お客さんからも「おいし〜い!」っちゅう絶賛の声が、アチコチから聞こえてきたがよ。
●前菜盛り

「前菜盛り」が出され、これがなかなか美味しゅうて、周りの皆さんに聞いたところ、宇都宮の有名なお弁当屋「成田屋」さんが、こちらの厨房に入って作られゆうっちゅうことやったがやき。
続いては、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)が登場したがよ。
★「船中八策」(超辛口・純米酒)

ほんで、美味しそうなお料理も次々にカウンターに出されたがやき。
●鰹のタタキ

●手羽元醤油麹焼き

●桜鯛のカルパッチョ・ホタルイカ・イワシ

皆さん、お好みのお料理を取り分けて堪能されだいたき、お次のお酒「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)を提供さいてもうて、ワシからちくと商品説明さいてもうたがよ。
★「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)

定番の「船中八策」も、春限定の「船中薄にごり」も、基本食中酒やき、お酒もお料理も美味しゅうなって、皆さん箸も杯も止まらんなって、ガンガン盛り上がっていったがやき。
さて、このあたりで、ぼちぼちメインイベントの開催ながよ。
まずはワシから、「袋吊り搾り」っちゅう究極の搾り方があるっちゅうて、説明らあをさいてもうたがやき。

ほんで実は今ここで、その究極の搾りを行いゆう最中やっちゅうて、皆さんの後ろの方に隠しちゃあった布をめくって、「司牡丹・純米吟醸・袋吊り今搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)の登場ながよ!
皆さん「おお〜っ!!」っちゅう歓声を挙げ、写真の撮りまくりになったがやき。

画像を撮るがはえいけんど、皆さんSNSらあにアップされる場合にゃあ必ず、「酒税法違反にならん方法で搾りよります。」っちゅう一言を、忘れんようにお願い申し上げますぜよ!
この貴重な「袋吊り今搾り」に一気に行列ができて、このお酒を一口含みゃあ、生命力あふれる鮮烈な美味しさで、皆さんこぢゃんと感動されちょったがよ。
こっから後も、新たなお料理が追加され、さらに皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて……メチャクチャ盛り上がったがやき。
●あおさの玉子焼き

●野菜炒め

●漬物

そっから後は、ワシも山田副部長も佐藤さんも、アッチコッチに移動しまくりもって、皆さんにガンガン注ぎまくり、ワシゃあガンガン皆さんと酌み交わさいてもうたがよ。
このあたりで、お料理が一段落ついたようで、「成田屋」さんの成田さんのご紹介が、嶋田社長さんからあって、皆さんから拍手喝采やったがやき。

その後も、ワシと山田副部長と佐藤さんが、いろんなお酒のオカワリを注いでまわり、さらにさらに盛り上がっていったがよ。

★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)

お次の「仁淀ブルー」も大好評で、ワシゃあこのお酒を皆さんと酌み交わし、アチコチで盛り上がらさいてもうたがやき。
★「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)

続いての「一蕾」についても、ワシからいろいろ解説さいてもうたがよ。
実はこのお酒のネーミングの命名者は、佐藤さんやっちゅうて紹介さいてもうたら、佐藤さんが一気に人気者になったがやき。
お次は、「袋吊り今搾り」の袋の中身を空けての、「司牡丹・もろみ酒」(純米吟醸にごり生原酒)の登場ながよ。


「今搾り」たぁまた違うた、トロッとした食感と豊富なうま味とコクが、ぴちぴちと生命力あふれるフレッシュな味わいとともに口中で膨らんでいくがやき。
皆さん、これまた大悦びで、我先に殺到したがよ。
そっから後も、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、さらに大盛り上がりに盛り上がったがやき。
★「豊麗司牡丹」(純米酒):ぬる燗

「もろみ酒」も、ほぼカラに近うなったあたりで、お次の「豊麗司牡丹」のベストなぬる燗を出さいてもうたがよ。
ワシから、このお酒は「全国燗酒コンテスト」で最高金賞を獲得したっちゅうて紹介さいてもうて、山田副部長と佐藤さんが、皆さんにガンガン注いで回ったがやき。
「こりゃ旨い!」っちゅう声が上がりまくり、一層盛り上がっていったがよ。
さて、時間も20時ばあになって、終盤になってきたき、ここでワシから「土佐のお座敷遊び」の「可杯」遊びを紹介さいてもうて、こちらを実演して大盛り上がりになったがやき。


「べろべろの〜神様は〜正直な神様よ〜おささの方へとおもむきゃれ〜ソレおもむきゃれ〜…」
「天狗杯」や「ひょっとこ杯」が当たり、当たった方々は、その杯で飲み干して、とにかく会場全体はヒートアップしまくりになったがよ。
●アサリと梅干しの雑炊

このあたりで、〆の雑炊も出されたがやき。
ほんで終盤にゃあ、司牡丹のお酒や前掛けらあが当たる、お楽しみジャンケン大会が開催され、さらにさらに盛り上がったがよ。
予想以上に大盛り上がりに盛り上がり、賞品が当たった方らあは、ニコニコ満面笑顔で賞品を手にされよったがやき。
こうして20時過ぎにゃあ、大団円の中締めとなったがよ。

参加された方々は、皆さん満面満開全身笑顔になっちょって、「こんな楽しい宴会は初めて!」、「司牡丹、全部美味しかった!」、「絶対高知に遊びに行きます!」っちゅうて、口々に絶賛してくださったがやき。
ご参加いただきました皆さん、そして「嶋田屋」さんの皆さん、まっことまっこと、ありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社