「時間が和らげてくれんような悲しみらあて一つもないがぜよ。」(キケロ)
古代ローマ随一の雄弁家・政治家・弁護士・哲学者で、執政官のときにカティリナの陰謀を事前に発見して、元老院から「祖国の父」の称号を受けた、マルクス・トゥッリウス・キケロ(紀元前106年〜紀元前43年)さんの言の葉ながやき。
誰の人生にやち、ツラいことや悲しいこたぁ、必ず起きるがよ。
そんなツラうて悲しいことの真っ只中におる人は、あたかもその悲しみは永遠に続くように感じてしまうもんながやき。
けんど実は、永遠に続く悲しみらあて、この世の中にゃあ存在せんがよ。
それが、どればあ深い深い悲しみやったとしたち、時間の経過とともに必ず和らいでいくもんながやき。
ほんじゃき、たとえ今どればあ深い悲しみのドン底におったとしたち、絶対に絶望しちゃあいかんがよ。
「時間が和らげてくれんような悲しみらあて一つもない」っちゅうんは、人類にとっちゃあ、大いなる福音やっちゅうことながぜよ。