こちらのお店は、かつては「浅田屋」さんっちゅう店名の人気店やったがやけんど、ご家族の介護らあの関係でしばらくお店を閉められちょって、9年前に店名を「一蕾」に変えて再スタートされたがよ。
しかも、司牡丹の地酒専門店専用商材である「一蕾」(純米吟醸酒)の美味しさとネーミングに惚れ込まれ、この酒から店名を戴いたっちゅうがやき!
ほんじゃき、毎年周年記念の4月にゃあ「司牡丹の会」を開催されよって、ワシも出席し盛り上げさいていただきよったがやけんど、4周年と5周年の2年連続コロナ禍で中止となってしもうちょって、6周年は3年ぶりの縮小開催、7周年から本格開催となって、9周年の今年も本格開催ながよ。
また、コロナ禍の間にワシが開祖となって立ち上げた「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )に、「一蕾」さんのご主人浅田さんが入門してくださり、毎月開催しゆう入門者の方々との「オンライン質疑応答&懇親会」にも、ご夫婦で毎月のように参加してくださりゆうがやき。
さて、16時前ばあにゃあ足利駅に到着し、こちらの駅前のホテルにチェックインし、司牡丹の山田関東統括部長と、日本名門酒会本部・株式会社岡永さん栃木県担当営業の佐藤さんと待ち合わいて、「大黒屋酒店」さんにうかごうたがよ。

「大黒屋酒店」さんの大塚社長さんらあにご挨拶さいてもうたがやき。
「大黒屋酒店」さんは、「一蕾」さんにお酒を納入してくださりゆう酒専門店で、イベントらあも手慣れたもんやき、今回の9周年記念の「司牡丹の会」も、大塚社長さんが主催してくださり、前準備らあもバッチリ整えてくださっちゅうがよ。

大塚社長さん、まっことありがとうございますぜよ!
さて、大塚社長さんはちくと別件の配達に出られたき、ワシらあ3人で「一蕾」さんへ。
住宅街にある一軒家で、一見飲食店にゃあ見えんような建物がお店ながやき。
ほんで、「一蕾」さんの浅田さんご夫婦にご挨拶をさいてもうたがやけんど、毎月のようにオンラインで飲みゆうき、まったく久々っちゅう感じやなかったがよ。
玄関入ってすぐにゃあ、「黒金流酒道家認定証」や、ワシのサイン色紙らあも飾ってくださっちょって、まっことありがとうございます!

さて、17時過ぎばあにゃあ、サプライズイベントの「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」を、セッティングさいてもうたがやき。


今回は、9周年記念のお祝いやき、この「袋吊り搾りセット」は、司牡丹酒造からそのお祝いとして寄贈さいていただいたもんながよ。
なお、酒税法違反にゃあならん方法で搾りよりますきに、読者の皆さん(特にプロの皆さん)はその点はお間違いなきよう!
無事「袋吊り搾り」のセッティングも終了し、お客様にゃあ見えんように布で隠さいてもうたがやき。

17時半ばあからは、ワシらあはスタッフやき、イベント中は食べれんっちゅうことで、浅田さんのご厚意で、あらかじめのまかない夕食をいただいたがよ。

ちなみに、昨年に引き続きアサヒビール担当営業の中山さんも一緒にいただいたがやき。
浅田さんの用意してくださったまかない夕食は、まっことうまいことうまいこと!
海鮮丼の魚介の鮮度抜群の味わい、西京焼きのうま味、エビフライの見事な揚げ具合、味噌汁のホッと和む優しさらあに、あらためて浅田さんの腕に惚れぼれしたがよ。
ご馳走様でした!こぢゃんと美味しゅうございました!
さて、来場者は満席25名にて、テーブルセッティングされちょったがやき。


さあ、準備万端ながよ!
ほいたら、次々とお客様が集まられだいて、スタート時間の18時半にゃあほぼ皆さん集まられたがやき。
大塚社長さんの司会進行にて開会し、最初にワシからご挨拶をさいてもうたがよ。

まずは「一蕾」さんの9周年にお祝いを申し上げさいてもうて、司牡丹の純米吟醸酒「一蕾」は、一輪の蕾がついた花を、手から手へ大切に手渡しするように、大事に扱うていただきたいっちゅう願いが込められた流通ルート限定商品っちゅうことを伝えさいてもうたがやき。

また、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味もあり、口中で華やかな香りと共に蕾がフワッと花開くかのように味わいが膨らむこのお酒を飲まれた方々の、前途がますます拓けていきますようにっちゅう願いも込められちゅうがよ。
また、この「一蕾」のネーミングは、日本名門酒会本部にて、たくさんの営業の方々らあと共に考えたもんやけんど、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味があるっちゅうアイデアを出してくれたがが佐藤さんやっちゅうて、伝えさいてもうたがやき。
その佐藤さんが、今栃木県の担当となって、本日の会に参加されちゅうっちゅうんは、まっこと運命的なことながよ。
そんなお酒から名を戴いた「一蕾」さんの9周年を記念し、お店の前途がますます拓けていきますように、そして本日ご参会の皆様の前途もますます拓けていきますように、心からご祈年申し上げますぜよ!
だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがやき。
続いて、皆さんに純米吟醸酒「一蕾」を注いでいただき、女将さんのご発声にて、このお酒で声高らかに乾杯をして、宴席がスタートしたがよ。

各テーブルにゃあ、まずは「一蕾」(純米吟醸酒)と、続いて「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・純米薄にごり生酒)の2種類が並べられ、それぞれのお酒の簡単な説明らあをワシから伝えさいてもうて、皆さんこれらあを飲み比べもって、「ホタルイカ酢味噌あえ」や「お造り」らあの美味しいお料理を食され、一気に盛り上がっていったがやき。



ワシらあもアチコチのお席を回らいていただきもって、お酒を酌み交わしもっていろんなお話をさいてもうて盛り上がったがよ。
お次のお酒は、「司牡丹・吾唯足知(われただたるをしる)」(純米大吟醸酒)で、こちらは京都は龍安寺さんの「つくばい」の文字から取ったもんで、龍安寺さんとの縁らあについて、ちくと説明さいてもうたがやき。

さて、「吾唯足知」と「肉豆腐」を合わせて皆さんがしばし堪能され、ちくと落ち着いた19時過ぎばあに、いよいよサプライズの「袋吊り搾り」の登場ながよ。

まずはワシから、日本酒の搾りの工程の説明をさいてもうて、中でも特に滅多に見ることもできん究極の搾り方、通常はその蔵の最高ランクの大吟醸酒らあにしか用いられん搾り方が、「袋吊り搾り」やっちゅうて説明さいてもうたがやき。
ほんで、実はその究極の「袋吊り搾り」を、今この場にて行いよります!!っちゅうて伝えさいてもうたら、会場は一気に盛り上がったがよ!



なお、注意事項として、写真を撮ってSNSらあでアップしたちかまんけんど、その際は必ず「酒税法違反にならん方法で搾りよります」っちゅう一言を付け加えてくださいっちゅうてお願いさいてもうたがやき。
ほんで、入口付近にて隠しちょった布をサッと取って、「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」がジャジャーンと登場したがよ!
ちょっとしたドヨメキが起こり、次の瞬間皆さん席を立ってスマホで写真を撮ったりしもって、一気に「袋吊り搾り」に行列ができたがやき。
用意されちょった紙コップに「袋吊り搾りたて生原酒」を、ワシが次々に注いでいき、途中から山田部長に変わってもうて、行列のお客様に順番にお渡ししていったがよ。
そのフルーティーでフレッシュぴちぴちの香りと、炭酸ガス感の残る爽やか且つジューシーな味わいに、「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声がアチコチから上がったがやき。
サプライズは大成功ながよ!
何回もおかわりに来る方もおられて、19時半にゃあスッカラカンになっちょったがやき。

続いてのお酒は、「司牡丹・花純米」(純米酒・きもと仕込ブレンド)を冷やとぬる燗にて出さいてもうて、ワシから簡単に解説さいてもうたがよ。

ぬる燗を希望される方々も何名かおられ、湯煎燗酒担当の佐藤さんは大忙しやったがやき。
皆さん、お次のお料理「西京焼き」を堪能しもって、「花純米」を酌み交わしまくり、盛り上がりよったがよ。

ワシもアチコチのテーブルやカウンターの方々のところに出向き、共に酌み交わしまくりもって語り合いまくり、会場全体が熱気ムンムンの大盛り上がりになっていったがやき。



しばし盛り上がった後、お次は「司牡丹・永田農法・純米酒」が出されたがよ。
こちらも、冷やとぬる燗にて提供され、ワシから簡単に解説さいてもうたがやき。
お燗酒が2種類に増えたき、燗つけ役の佐藤さんはさらに大忙しながよ。


「天ぷら盛り合わせ」も出され、皆さんさらにお酒が進みまくりだいたがやき。

皆さん、ここまでの司牡丹を飲み比べもって、アレも美味しい、コッチも旨いっちゅうて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
ほんで、19時45分ばあにゃあ、お次のサプライズながやき。
ワシから、「今度はこの『袋吊り搾り』の袋を空けて、中身のトロットロの『もろみ酒』を、皆さんにご堪能いただきます!」っちゅうて伝えさいてもうて、受け樽に袋の中身を出したがよ!


またまた皆さん、写真を撮りまくりもって、行列になったがやき。
またまたアチコチから、「美味し〜〜いっ!!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがよ。
さあ、そっから後は、皆さん飲んで食べて語り合うてがさらに止まらんなったようながやき。
20時ばあにゃあ〆のお酒、「マキノジン」のソーダ割が出され、こちらも「こりゃあウマイ!」っちゅう声がアチコチから聞こえてきて、大好評やったがよ。

ほんで、20時10分ばあからはお楽しみ抽選会も行われ、「一蕾賞」や「大黒屋酒店賞」や「司牡丹賞」らあで、司牡丹のお酒や「司牡丹・前掛け」らあが当たり、会場全体は一気にヒートアップしまくりとなったがやき。



特に、前掛けが当たった方々らあは大悦びで、その後は前掛けを付けっぱなしで大盛り上がりやったがよ。


当たらんかった方々が、こぢゃんと淋しそうにしちょったき、お店の飾り付け用に用意しちょった「船中八策・幟(のぼり)」を抽選の景品にしますっちゅうたら、会場は一気に大ヒートアップ!

さらに「司牡丹・幟」も抽選景品にさいてもうて、当たった方々は満面全身満開笑顔になって、幟を体に巻きつけたりしよったがやき。

20時20分ばあにゃあ、お料理も〆のお蕎麦が出されがよ。

こうして盛り上がりまくりのうちに20時半ばあにゃあ中締めとなり、お客様代表の方の三本〆があったがやき。


さらに、店主の浅田さんから御礼のご挨拶があり、大団円のお開きとなったがよ。

お開きといいもって、その後も大半のお客様がタクシー待ちや代行待ちでしばらくいらっしゃり、ワシらあも皆さんに交じってさらにお酒を酌み交わし、しばし盛り上がりまくったがやき。
お帰りになられる方々は、皆さん満面全身満開笑顔のちくと千鳥足で、「最高のエンターテインメントをありがとう!」「来年も絶対来てください!」「心から楽しめた!感謝!」「どのお酒も最高に美味しかった!」「絶対に高知に行きます!」……らあの嬉しい言葉の数々を残してくださり、名残り惜しそうにお帰りになられたがよ。

ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして「一蕾」さん、素晴らしい9周年、まっことおめでとうございました!
さてその後は、「一蕾」さんの浅田さんと山田関東統括部長と、名門酒会本部の佐藤さんと大黒屋酒店さんの大塚社長さんとアサヒビールの中山さんらあとで、お疲れ様会で「BAR MOOD INDIGO」さんにうかごうたがやき。

ちくと遅れて、後片付けの終わった浅田さんの奥様とスタッフの方も参加されたがよ。
なかなかオシャレなバーやって、「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)が出され、ソーセージらあのオツマミをいただきもって、みんなあでガンガン酌み交わしまくり、こぢゃんと盛り上がったがやき。
大塚社長さん、佐藤さん、中山さん、そして浅田さんご夫妻と「一蕾」のスタッフの皆さん、まっことまっことありがとうございました!
一輪の蕾が美しゅう花開くように、皆さんの前途がますます拓けていきますことを、心からお祈り申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社