村田さんが亡くなられてからは、「日本の酒と食の文化を守る会」は一切開催されてのうて、常連の皆さんの年齢もかなり高齢になってきたっちゅうことで、このあたりで是非いっぺん同会的な会を開催してほしいっちゅう声が、アチコチから上がってきたらしゅうて、株式会社SBS企画の北澤会長さんが中心となって、この度の企画を段取りされたっちゅうことながよ。
かつての「日本の酒と食の文化を守る会」にて、「花見の宴」と「花火の宴」らあで毎回使われよった屋形船「内田丸」さんにての会に決まり、人数は40名様限定っちゅうことで、蔵元は学習院大学出身の村田さんの後輩っちゅうことでワシが選ばれ、司牡丹1社のみの会となったっちゅう経緯ながやき。
さて、ワシゃあ越中島駅から浜園橋まで歩いて、屋形船「内田丸」さんの乗船場にゃあ13時15分ばあにゃあ到着したがよ。



「日本の酒と食の文化を守る会」常連の懐かしい方々に久々にお会いし、皆さんにご挨拶さいてもうたがやき。
13時40分ばあから、みんなあで乗船したがよ。
ちくと膝が痛い方々が多いようで、お座敷に座るがはツラそうな方々が多かったようながやき。
ワシゃあ唯一の蔵元っちゅうことで、LAWSONの元社長の藤原さんと、日本名門酒会本部・株式会社岡永の飯田社長さんの間のお席に座らさいてもうたがよ。
今回準備さいてもうたお酒は、本年度「全国新酒鑑評会」最高位金賞受賞酒の「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)と、司牡丹の人気ナンバーワン「船中八策」の秋限定バージョン「船中八策・ひやおろし」の2品やって、これらあのお酒も各テーブルに配られ、お料理も3品ばあが配られたがやき。


14時にゃあ、北澤会長さんが進行役となって開会し、屋形船は出航したがよ。

ほんでワシが指名され、ちくとご挨拶と村田さんの思い出話を語らいてもうたがやき。
ワシが村田会長さんに出会うたがは、もう30年以上昔になるがよ。
最初は、蔵元やっちゅうことで「竹村さん」と呼ばれよったけんど、学習院大学の後輩やと知られてからは、「おい竹村!」っちゅうて度々お声をかけていただき、こぢゃんとご贔屓いただき、可愛がってくださったがやき。
「日本の酒と食の文化を守る会」の「花火の宴」や「忘年会」らあにも毎年お声かけいただき、大学の先輩の皆さんらあを幹事に「東京・新司牡丹の会」も立ち上げていただき、また藤原さんが社長やった頃のLAWSONさんに地酒を導入するっちゅう、当時としちゃあ画期的な企画を実現してくださったがも、村田会長さんやったがよ。
そんな村田会長さんのご縁の会を、司牡丹単独の会として開催していただけるっちゅうんは、まっこと光栄この上ないことやき、今回は本年度金賞受賞の大吟醸酒「黒金屋」と、司牡丹人気ナンバーワン「船中八策」の中でも一番人気で今が旬の「ひやおろし」を用意さいてもうたき、たっぷりご堪能くださいっちゅうて、だいたいこんなお話をさいてもうたがやき。
その後は、薩摩琵琶晴風会の小野靖風会長さんが紹介され、薩摩琵琶の演奏会がスタートしたがよ。

平家物語の中でも有名な「屋島の誉」が弾奏され、皆さん聴きいっちょったがやき。

そんな演奏の合間にも、次々とお料理が出されだいたき、乾杯前やけんど皆さん飲み食いされだいたがよ。
「枝豆」「煮アワビ」「お造り」に加え、揚げたての「海老の頭の天ぷら」や「メゴチの天ぷら」も出され、「黒金屋」と「船中ひやおろし」を注ぎ合うて、美味しゅういただいたがやき。



薩摩琵琶演奏が拍手喝采にて終了し、続いてはあらためましての乾杯ながやき。

株式会社岡永の飯田社長さんのご発声にて、みんなあで声高らかに乾杯したがよ。

さあそっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うての大宴会ながやき。
揚げたての「キスの天ぷら」や「海老の天ぷら」も出され、皆さん「黒金屋」と「船中ひやおろし」をガンガン酌み交わし、箸も杯も止まらんなっちょったがよ。



いろんな方々から、「黒金屋」は「うまい!さすが金賞酒!」「フルーティー!」っちゅう声を、「船中ひやおろし」は「やっぱり辛口最高!」「料理に合う!」っちゅう声をいただき、まっこと蔵元冥利に尽きるっちゅうもんながやき。
しばし盛り上がり、15時ばあからは、北澤会長さんからの依頼で、土佐のお座敷遊びタイムがスタートしたがよ。
今回は、土佐のお座敷遊びの代表格「可杯(べくはい)」遊びを、ワシが解説し、実演さいてもうたがやき。

村田会長さんは、「日本の酒と食の文化を守る会」会長として、日本酒と日本の様々な伝統芸能らあの普及に尽力されよったけんど、ワシもNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を立ち上げて理事長に就任し、土佐の伝統的な「食」「酒」「人」「宴」の文化を磨き上げもって融合さいて、普及さいていくっちゅう活動を展開しゆうっちゅうことで、あらためて似たようなことをしゆうっちゅうことに気づかいてもうたがよ。


4ヶ所に分かれちゅう各テーブルを順番に巡り、「可杯」遊びを実演して回らいてもうたがやき。
「ベロベロの〜神様は〜正直な神様よ〜おささの方へとおもむきゃれ、ソレおもむきゃれ……」
「天狗杯」や「ひよっとこ杯」や「おかめ杯」らあが当たった方々は、そのそれぞれの杯で司牡丹を飲み干し、ヤンヤの拍手喝采で、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
「ベロベロの神様の歌」の「おささ」(お酒=お酒好きの意味)の部分を「スケベ」に変えたり、「ドスケベ」に変えたりしもって、アチラコチラで「可杯」遊びを実演し、アチラコチラで「ベロベロの神様」が降臨し、船内は爆笑で熱気ムンムンの大盛り上がりとなったがやき。
「可杯」遊びでいろんな杯が当たった皆さん、まっことご協力いただき、ありがとうございましたぜよ!
「可杯」遊びの披露を終えて、熱気ムンムンを冷ますために船の舳先に出たら、海風がこぢゃんと心地よかったがよ。
その後は、「深川飯」と「お漬物」、さらに揚げたて「天ぷら」や「シジミの味噌汁」らあが出され、しばし飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。




ワシも再びちくとアチコチ回らいてもうて、いろんな方々と語り合うて酌み交わさいてもうたがよ。
デザートの「フルーツ」が出され、しばし経った頃、船着き場に到着したき、「可杯」3セットが当たるお楽しみジャンケン大会となったがやき。


土佐のお座敷遊びのひとつ「集合拳」をベースにしたジャンケン大会で、ワシが「グーをもって集合!」っちゅうたら、皆さんグーを出して集まり、ワシが「ジャンケン……チョキ抜け!」っちゅうたら、チョキを出しちゅう人が脱落していくっちゅうジャンケンながよ。
アッちゅう間に残った方が3人になり、その方々にゃあワシから「可杯」を進呈さいてもうたがやき。
当たられた皆さん、おめでとうございます!
こうして16時半ちょい前ばあにゃあ、藤原さんの中締めのご挨拶があり、大団円のお開きとなったがよ。

船から降りた後にゃあ、船着き場にてみんなあで記念撮影をして、散会となったがやき。

ご参加いただきました皆さん、そして会の準備らあにご尽力いただきました幹事役の皆さん、さらに美味しいお料理をご提供いただきました「内田丸」の皆さん、まっことありがとうございました!
ちなみにこの時点でまだ17時ちょい前やったき、ワシと司牡丹の山田関東統括部長と、(株)岡永の飯田社長さんと(株)SBS企画の石川社長さんの4名にて、八重洲の「テング酒場」でちくと飲みなおしの二次会やって、さらに盛り上がりまくったがは当然の流れやったがぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社