2026年03月10日

2026年度「日本名門酒会メーカー会議」ぜよ!

3月6日(金)は、新宿の京王プラザホテルにて13時半から、2026年度日本名門酒会(https://www.meimonshu.jp/)メーカー会議が、「『米の時代』を迎えて〜"脱・特定名称酒"選択の基準〜」っちゅうテーマで開催されたがよ。

日本名門酒会に加盟しちゅう全国59社70名っちゅう、日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんと、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの皆さん20数名ばあが一堂に会し、年に一度の最大の会議を開催したがやき。


まずは、企画部の浅川チーフマネージャーさんのガイダンス&司会にて開会。
2026.3.10写真1  開会












ほんで、日本名門酒会本部長、株式会社岡永の飯田社長さんの開会のご挨拶と、「2026年度日本名門酒会基本方針」についてのお話があったがよ。
写真2  飯田社長より基本方針













まずは、実績と現状報告について、詳しゅうはこの後で報告があるっちゅうことで、簡潔に言うたら昨年対比で101%やって、値上げの効果と「50周年」効果もあるっちゅう報告があったがやき。


続いては、昨年の"米騒動"を転機として、「米の時代」の始まりやっちゅうお話があったがよ。


名門酒会の会報誌の新春対談で、「信濃錦」の宮島社長さんの語った言葉「米の時代」を、使わいてもうたっちゅうがやき。


そりゃあつまり、契約農家との更なる信頼関係の構築であり、地域との向き合い方であり、地域農業への貢献であり、これこそが今後の方向性のヒントやっちゅうがよ。


お次は、今回のメインテーマである、「"脱・特定名称酒"選択の基準」っちゅうお話で、原料米の価格高騰を因として、今後は"特定名称酒"ヒエラルキー(階層構造)の概念からの脱却が必要やっちゅうお話やったがやき。


今後は、精米歩合の高低でランクが決まる"横並び"的な価格設定やのうて、各蔵の"独自性"が問われる時代やっちゅうがよ。


ほんで、"独自性"たぁ、「思想」「技術」「品質」「コミュニケーション」やっちゅうがやき。


ちなみに「コミュニケーション」たぁ、流通のコミュニケーションの意味やっちゅうがよ。


その事例として、「船中八策」を挙げていただいたがやき。


もちろん、「思想」「技術」「品質」でも、ブレることのう進化し続け、ファンから「いつ飲んでも変わらず美味しい!」と言われるために、実は変わり続けゆうっちゅう点もしっかりあるっちゅうがよ。


その上で、流通のコミュニケーションとしちゃあ、「船中八策30周年」の際の全国8ヶ所で開催したセミナー&試飲会&懇親会の開催っちゅう活動は、こぢゃんと大きかったっちゅうがやき。


その他の"独自性"の事例としちゃあ、「越の誉」の「弐式〜NISHIKI〜」の酒母四段仕込や、「亀泉」の「CEL24」の信じてやり続けた(来年30年目!)偉大さらあを挙げられたがよ。


ほんで、「タテ(階層)に積み上げる価値観」やのうて、「ヨコ(水平)に広げていく価値観」やっちゅうて語られたがやき。


さらに、日本酒の商品特性にゃあ、「味わいの多様性」と「楽しみ方の可能性」っちゅう、この2つしかないっちゅうて断言され、迷うたら必ずこの2つの基本に立ち返るべきやっちゅうがよ。


ほんで、「味わいの多様性」たぁ日本酒自体のバラエティであり、「楽しみ方の可能性」たぁ提供の仕方(「酒ハイ」「お燗」「出汁割り」「小瓶」等々)であり、もうひとつ加えりゃあ「イベント性」やっちゅうがやき。


「イベント性」たぁ、パーティをやれっちゅうことやのうて、お客様に「参加しちゅう!」っちゅう意識を持ってもらうっちゅうことやっちゅうがよ。


続いては、「"答え"のない時代」っちゅう話題で、つまりこれまで蓄積してした経験と知識で導き出した"答え"が見えんなっちゅう時代やっちゅうがやき。


ほんじゃき、これからの時代は、動きもって考えて考えて考えていかにゃあいかんき、名門酒会本部としてやるこたぁ、共に考える機会をつくっていくことやっちゅうがよ。


お次は、「ChatGTPへの問い」っちゅうお話で、「立春朝搾り」についてをChatGTPに訊ねてみたっちゅうがやき。


ほいたらその答えは、「日本酒が年中行事になった稀有な成功例」「重要ながは、失敗せんかったこと自体が、奇跡に近いっちゅう点」っちゅう答えやったっちゅうがよ。


けんど飯田社長は、名門酒会の中に奇跡と思うちゅう人は一人もおらんっちゅうがやき。


「立春朝搾り」は、極めて地道な経済活動であり、奇跡やのうて実績の積み重ねであり、つまり「人の営み」の集大成が、AIにゃあ奇跡として映るがやっちゅうて語られたがよ。


ほんで最後に、「日本名門酒会51年目を迎えて」っちゅうお話があったがやき。


あらためて、「活動」「地域」「継続」が大事やっちゅうがよ。


昨年の「全国大会50周年」にゃあ、メーカーも加盟店も、親子で参加してくれちゅう方々が多かったっちゅうがやき。


つまり「継続」たぁ、次世代に向けての「継承」であり、そこにあるがは「人」と「志」やっちゅうて語られ、今年はこぢゃんと大事な年になるっちゅうて、締め括られたがよ。


続いては、営業一部の網谷部長さんから、「2025年度活動報告と2026年度主要営業活動」について、詳しい報告があったがやき。
写真3  網谷部長












お次は、本部統括の宮本部長さんから、「価格改定について」のお話があったがよ。
写真4  宮本統括部長より













続いては、ちくと休憩タイムをはさんで、企画部の田村部長さんから、「いまこそ『一年52週の生活提案』」についてのお話があったがやき。
写真5  田村企画部長より













まずは「立春朝搾り」について、詳しい振り返りのお話があり、通算出荷数が500万本を突破したっちゅうことで、こりゃあつまり「一人ひとりに価値を伝え受注につなげる加盟店様の活動」の賜物であり、あくまでその1本1本の積み重ねによる500万本やっちゅうて、語られたがよ。
写真6  立春通算写真7  立春事例















お次は「激夏チャレンジ」っちゅうテーマでのお話やったがやき。
写真8  激夏チャレンジ













もはや「猛暑は生活を構造的に変えつつある」っちゅうがよ。
写真9  猛暑が生活を構造的に変える














ほんじゃきまずは、夏の二大企画「夏生」と「夏涼酒」を、猛暑の7月8月に意識して仕掛け直すっちゅうがやき。
写真10  夏生、夏涼酒













そのキーワードとしちゃあ、「アルコール分」(15度以下の原酒・15度未満のシャバってない加水酒)、「酸を活かしたお酒」、「微発泡やスパークリング」、「香り」(強けりゃあえいやのうて爽快なバランスが重要)、「甘さを抑えた」(超辛口、辛口、キレアジ)、「低精白・規格外米」らあが挙げられたがよ。


さらに「飲み方」としちゃあ、「酒ハイ」「出汁割り」「夏のぬる燗」らあの提案が必要やっちゅうがやき。
写真11  飲み方













さらに「その他」の提案らあの紹介があり、締めにゃあ「28年目の一年52週の生活提案」のお話があったがよ。
写真12  1年52週の生活提案












地球沸騰化により、「季節の変わり目」を失うて、「四季」が崩壊しつつあるけんど、「激夏チャレンジ」のような「本来の季節たぁ異なる肌感に寄り添うた提案」と、「ひやおろし」のような「本来あるべき季節感を商品で補完する提案」っちゅう、2つの感覚を持つことが大切な時代になってきたっちゅうて、締め括られたがやき。


続いては、企画部の横山マネージャーさんから、「三大季節酒プラス」っちゅうお話があったがよ。
写真13  横山マネージャーより












まず「三大季節酒プラス」の売上トップ銘柄の発表があり、「夏生」は「船中八策・零下生」、「夏涼酒」は「大山」、「ひやおろし」は「浦霞」、「しぼりたて」は「亀泉」(CEL24)やっちゅうがやき。


お次は、「伝え方」の見直しを行うたっちゅうお話があったがよ。


そりゃあまず、全商品に「一言キャッチ」を設定し、さらに「価値訴求POP」を作成し、また「夏生」じゃあ「酒ハイ」提案を実施したっちゅうがやき。
写真14  一言キャッチ写真15  価値訴求POP













ちゅうことで、来年は「夏涼酒」企画の新商品を強化(振り切ったラベルデザイン等)するっちゅうがよ。
写真16  夏涼酒、来年強化!











さらに今年は、「ひやおろし」企画を今月中旬から募集し、東京会場は8月25日・26日に試飲会を実施(発売は9月になってから)するっちゅうがやき。


続いては、企画部の浅川チーフマネージャーさんから、「サカバノミカタ〜お手頃な日本酒たち〜」っちゅうお話があったがよ。
写真17  浅川チーフマネージより













この企画の背景は、首都圏の業務用酒販店を中心に、1800mlで小売2500円以下の要望が多いっちゅうことで、企画部として試飲し、商品選定し、リスト化し、商品案内に動くことになったっちゅうがやき。


選定基準は、2500円以下の良質な純米酒、本醸造酒、普通酒で、酒質が高うて、特徴的で、ストーリー性があるっちゅうもんを、主に首都圏&都市圏に向けて提案していくっちゅうがよ。
写真18  選定基準












お次は、「日本酒の『ゼロイチ』をつくる」活動報告について、マーケティング室の飯田室長さんからお話があったがやき。
写真19  飯田室長より














まずは「酒ハイの需要」について、「立春朝搾り」のアンケートから、全体774名中、179名が経験者で、まだまだ広まってないっちゅうことと、経験者170名中肯定的が116名、中立的が18名やったっちゅうがよ。


さらに昨年の「酒ハイ」活動について、「○○ハイ、○○サワー作りませんか?」っちゅうオリジナリティの演出や、「夏生で酒ハイ提案」、「全国の試飲会でも提案」らあが報告され、様々な事例らあも紹介されたがやき。
写真20  昨年の酒ハイ活動












ほんで、今年の活動について、様々なところで活動は既に始まっちゅうっちゅうがよ。


業種連は、アサヒ「ウィルキンソン」とタイアップし、カクヤスはインフルエンサー「バヤシ」(YouTube登録者3540万人、TikTok!5490万人!)とコラボし、認知を広げる動画を拡散&ポスターも作成予定で、これもカクヤスだけやのうて、日本酒需要創造会議にて共有予定やっちゅうがやき。
写真21  酒ハイ事例













名門酒会としても、2月20日〜23日「超ハイボール祭」に出店したっちゅうがよ。
写真22  今年の酒ハイ活動













結果は、約3100杯を販売し、想定の3倍以上売れたがやけんど、そのうち2000杯以上が「酒ハイ」やのうて「出汁割」やったっちゅうがやき。
写真23  出汁割













ちなみに「出汁割」たぁ、日本酒1に対し、出汁2〜3で割るっちゅうもんやっちゅうがよ。


いずれにしたち、日本酒が苦手やっちゅう人が、「酒ハイ」は「これなら飲める」っちゅうし、「出汁割」は「誰しもが好きな味」やっちゅうて、おかわりしてくれるっちゅうがやき。


このような「日本酒がメインやないイベント」に出店すりゃあ、新たな発見があり、そりゃあ日本酒主体のイベントじゃあ体験できんもんやっちゅうがよ。


「飲み手を増やす!」らあて日本酒の世界で叫びよったち、飲んでない人にゃあ届かんがやき、いかに飲んでない人と接するか、アプローチするか、飲んでもらうかやっちゅうがやき。
写真24  日本酒の世界から出る意義













これが、日本酒に馴染みのない方々が集まる場所へ積極的におもむく重要性、「日本酒の世界から出る意義」やっちゅうがよ。


今年の5月9日〜10日にも、東京ビッグサイトで行われる「FIELDSTYLE TOKYO」っちゅうアウトドアイベントに出展するっちゅうがやき。


まとめとして、蔵元にお願いしたいこととして、「酒ハイ」活動の継続、「出汁割」活動の実施、「日本酒の外に出る」っちゅう活動らあを挙げられて、締め括られたがよ。
写真25  まとめ














その後は、全体を通しての質疑応答があり、何名からの蔵元の方々から質問らあがあったがやき。
写真26  質疑応答












こうして、16時20分ばあにゃあ「メーカー会議」は終了し、この後は会場をお隣の部屋に移動して懇親会が開催されたがやけんど、こっから後は明日のblog&Facebookに譲らいていただきますぜよ。














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司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 10:30│Comments(0)