2026年03月15日

幸せの言の葉<2029>

「負けるが勝ちっちゅうこともあり、負けたところで別に大したこともないがぜよ。」(松永安左エ門)


明治末期から昭和にかけて、長うに日本の電力業界において活動した実業家、九州水力電気・東邦電力の創業者であり、「電力の鬼」と謳われた、松永安左エ門(1875〜1971)さんの言の葉ながやき。


松永さんは、慶應義塾大学で学んだ後、石炭商として働いたがやけんど、持ち株が暴落して一文無しになったり、さらに自宅が全焼するっちゅう憂き目に遭うたりするがやけんど、35歳で電気事業と出合うて人生が急展開することになったっちゅうがよ。


そんなジェットコースターのような人生を送った、松永さんらしい言の葉ながやき。


たとえ現時点で負けたように見えたとしたち、その負けが別のところでの勝ちに結びつくことやちあるっちゅうことながよ。


その逆もしかりで、つまり現時点での「負け」も「勝ち」も、長い人生の中じゃあホンマの敗者ながか、ホンマの勝者ながかは、まだ決まってないっちゅうことながやき。


ちなみに、かのゴッホさんやち37歳で亡くなる前に売れた絵は1枚だっけやと言われちゅうき、ちゅうこたぁゴッホさん自身は亡くなる時にゃあ「負け」の人生やと思うちゅう可能性が高いがよ。


ゴッホさんみたいに、死後にその価値が認められ、「負け」が「勝ち」に逆転することやちあるっちゅうことながやき。


結局のところ、何が「負け」で何が「勝ち」からあて、最後の最後まで分からんっちゅうことながよ。


ほいたら確かに、松永さんの言の葉のとおり、いま「負けたところで別に大したこともない」っちゅうことになるがぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)