「量じゃあ断然見劣りしたち、いくども考えぬいた知識やったら、その価値ははるかに高いぜよ。」(ショーペンハウアー)
主著「意志と表象としての世界」で世界的に知られちゅうドイツの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアー(1788〜1860)さんの言の葉ながやき。
世の中にゃあ、圧倒的な読書量を誇る人や、圧倒的な知識量を誇る人っちゅうんが、おるもんながよ。
そういう人に出会やあ、何と自分の読書量は少ないことか、何と自分の知識量は貧弱なことかっちゅうて、自分を卑下してしもうたりするもんながやき。
けんど実は、そう悲観することもないがよ。
かのショーペンハウアーさんは、読書量や知識量じゃあ断然見劣りしたち、いくども考えぬいた知識の価値の方がはるかに高いっちゅうがやき。
つまり、ある狭い分野で、「コレについちゃあこの人に聞け!」っちゅうて言われるばあ、深い知識を獲得しちゅう人の持っちゅうもんの価値は、こぢゃんと高いっちゅうことながよ。
誰やち、こぢゃんと狭い分野やったら、自分がこぢゃんと興味を持っちょって、何度も何度も考えぬいたっちゅう知識を持っちゅうはずながやき。
そんな知識は、実はこぢゃんと価値が高いっちゅうことに、気づかにゃあいかんがよ。
まず気づかにゃあ、何の価値もないっちゅうことながやき。
けんど、その価値に気づきさえすりゃあ、あとはおまさんの持っちゅうその狭うて深い知識を、どうすりゃあ他人にとっても価値があるもんに変えることができるかを、徹底的に考えぬくことながよ。
それができりゃあ、世の中を変えるばあの、物スゴい価値を生むことになるかもしれんがぜよ!