3月25日(月)は14時半から、高知県農業協同組合営農販売事業本部(高知市仁井田)AB会議室にて、「令和6年産酒米生産計画会議第2回」が開催されたがやき。
JA高知県や高知県内各地のJAの方々、酒米生産者代表の方々、高知県環境農業推進課や各農業改良普及所の方々、高知県農業技術センター、高知大学の研究員(旭食品地域産業課)、地域商社こうちの方々、高知県酒造組合の酒米研究会委員の方々らあ30数名が集まり、開会ながよ。
まずは、JA高知県農畜産部米穀課の高橋課長さんの進行にてスタートしたがやき。
続いて、土佐酒振興プラットフォーム会長&高知県酒造組合理事長として、ワシからご挨拶をさいてもうたがよ。
昨年4月から放送されたNHK朝ドラ「らんまん」効果で、高知県の観光客は大幅増となりこぢゃんと盛り上がったがやけんど、来年4月からはまたまたNHK朝ドラ「あんぱん」がスタートし、しかも同4月からは大阪・関西万博も開幕し、同4月にゃあ高知空港も国際化するっちゅうことで、さらに高知県は盛り上がるこたぁ間違いなしながやき。
来年4月までの1年間は、この盛り上がりに対する準備や仕掛けをしちょかにゃあいかんがやけんど、今年の4月からは、本日もお越しいただいちゅう(株)地域商社こうちの皆さんによる、酒米精米工場が稼働をスタートさせる予定やし、またワシが理事長となって立ち上げたNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の活動も、今後は活発化していくことになるきに、準備や仕掛けは万端やっちゅうことながよ。
ちゅうことで、酒米農家の皆さんや関係者の皆さんは、何の心配もせんと、さらに素晴らしい酒米を生産していただけましたら幸いながやき。
だいたい、こんな感じのご挨拶をさいていただいたがよ。
ほんで会議に入り、まずは「米穀情勢」についての報告が、高橋課長さんからあったがやき。
全体の米穀情勢のお話があり、続いて酒造用米の情勢についての報告があったがよ。
資料の中にゃあ、輸出動向についての報告もあり、これまで長年過去最高を更新し続け、好調に推移してきよったがやけんど、昨年度はちくと前年割れしたっちゅう報告があったがやき。
ワシからは、こりゃあ前年があまりに伸び過ぎて、しかもコンテナ不足で注文らあが重なったりして、一部在庫がダブついてしもうたことらあが主な要因となっちゅうがやき、長い目で見りゃあ日本酒の輸出についちゃあまだまだノビシロしかのうて、さらに伸びていくことになるろうっちゅうて、ちくと補足説明さいてもうたがよ。
お次は、令和6年産酒米の生産計画(案)及び取組方針についてのお話があったがやき。
「酒米の生産計画(案)について(令和6年)」じゃあ、まずは「風鳴子」「吟の夢」「土佐麗」らあの酒造好適米について、「酒造組合要望数量」「作付見込」らあが、各地区ごとに報告されたがよ。
続いては、「フクヒカリ」「アキツホ」「土佐錦」らあの掛米について、「酒造組合要望数量」「作付見込」らあが、各地区ごとに報告されたがやき。
お次は、「加工用米の需要数について」の報告があったがよ。
続いては、令和6年産酒米の取組方針についちゃあ、基本目標として例年通り、「需要に応じた計画生産」、「安全・安心な県産酒米の生産」、「種子更新100%」が挙げられたがやき。
また、昨年度は、一部酒米にモミが混入しちょったっちゅう事例があったけんど、その対策として、玄米の農産物検査の結果異種穀粒(モミ)が要因で3等級として格付けされた醸造用米及び加工用米についちゅあ、共同計算の受入・買取を行わんっちゅう方針やっちゅうことやったがよ。
お次は、今後のスケジュールについての確認があったがやき。
ほんで最後に、質疑応答や意見交換タイムがあったがよ。
こうして15時過ぎばあにゃあ、JA高知県農畜産部の国則部長さんから閉会のご挨拶があり、「令和6年産酒米生産計画会議・第2回」は、無事お開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことお疲れ様でした。
今後とも、高知県産酒米を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社